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虚像の道化師 の商品レビュー

3.7

269件のお客様レビュー

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    35

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2017/02/27

短編集。 「演技る」感想 女優という生き物は怖ろしい。 人間とはまったく違う感性を持つ、まるで別の何かのような気分になってくる。 「何と勿体ないこと」 短いこのセリフが、物語の中の殺人事件よりもゾッとした。 どんなにリアルな芝居を要求されたとしても、殺人犯の役だからといって人殺し...

短編集。 「演技る」感想 女優という生き物は怖ろしい。 人間とはまったく違う感性を持つ、まるで別の何かのような気分になってくる。 「何と勿体ないこと」 短いこのセリフが、物語の中の殺人事件よりもゾッとした。 どんなにリアルな芝居を要求されたとしても、殺人犯の役だからといって人殺しを実際に体験するわけにはいかない。 考えるに、結局芝居の上手い人というのは、人並みはずれて想像力が豊かな人をいうのかもしれない・・・と思った。

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2017/02/20

ガリレオシリーズの短編集。 7作品収録されていますが、どれも短編とは思えない満足感がありました。 短い中でも伏線があり、しっかりミスリードされ、結末に驚く。 この感覚がたまりません。 無駄なものが何一つないといいますか、隅から隅まで楽しめます。

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2017/02/16

短編集。 第三章 心聴る(きこえる) 草薙の警察学校当時の同期の北原。彼は草薙が病院で刺されたことがきっかけで、再開することになる。民間人の湯川の力を借りて捜査をする姿に反発するが、、 草薙は、素人の僕の意見を尊重する。女性のしかも後輩刑事の声にも耳を傾ける。 北原を正す...

短編集。 第三章 心聴る(きこえる) 草薙の警察学校当時の同期の北原。彼は草薙が病院で刺されたことがきっかけで、再開することになる。民間人の湯川の力を借りて捜査をする姿に反発するが、、 草薙は、素人の僕の意見を尊重する。女性のしかも後輩刑事の声にも耳を傾ける。 北原を正す、湯川の言葉が良かったです。 日頃ぞんざいに扱われている感のある草薙ですけと、湯川の草薙への信頼が聞けて良かったです。

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2017/01/01

湯川と草薙のコンビが痛快な推理をし、容疑者を逮捕まで誘う通快ミステリー。 テンポも早くてサクサク読めました! 意外な犯人でいい意味で裏切られる推理で楽しかった。

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2016/12/14

短編集にしちゃ読み応えあるな~と思っていたら、単行本2冊分だったw。 最初の頃、東野さんの短編は、あまり好きじゃないな。。。。と思っていたが、 「ガリレオの苦悩」あたりから、読んでて面白さを感じるようになってきた。 今回の7編の短編の中では、『透視す』が好きだったかな。

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2016/10/09

ガリレオ短編シリーズ 楽しめました。 Wikiで確認したら、これはシリーズ7作目とのこと。 ガリレオの短編シリーズはいまいちってここで何度もコメントしているにもかかわらず、結局、全部読んだことになりました(笑) 本作では、7編が収録されています。 幻惑す(まどわす) 透視す...

ガリレオ短編シリーズ 楽しめました。 Wikiで確認したら、これはシリーズ7作目とのこと。 ガリレオの短編シリーズはいまいちってここで何度もコメントしているにもかかわらず、結局、全部読んだことになりました(笑) 本作では、7編が収録されています。 幻惑す(まどわす) 透視す(みとおす) 心聴る(きこえる) 曲球る(まがる) 念波る(おくる) 偽装う(よそおう) 演技る(えんじる) 幻惑す(まどわす) 宗教法人の教祖が念を送ることによって、送られた側が飛び降りたという話。 この「念」を科学的に湯川が解明していきます 透視す(みとおす) 透視できるホステスが殺されてしまう話 透視の謎を湯川が解明します。 この話は好きです。 単に謎解きで終わるのではなく、ホステスの人間模様が描かれています。具体的にはギクシャクした関係になってしまった継母の本当の気持ちを透視術で知ったホステスが、継母に認めてもらおうと水商売に本気で取り組んでいく中に殺されてしまう悲哀があります。 心聴る(きこえる) 幻聴を聴いて自殺したり、暴れたりという話。 この幻聴の正体を湯川が解明します。 曲球る(まがる) 自由契約になってしまったプロ野球のピッチャーの奥さんが殺されてしまった話。 奥さんが殺された謎を解明します。 これもちょっと好きなストーリです。 湯川の技術論議はピッチャーの変化球についてですが、このストーリーで奥さんがなぜ、そこで殺されていたのか?がポイントでよかったです。 念波る(おくる) 双子の姉妹のテレパシーの話 襲われた姉がテレパシーで犯人の顔を妹に送った。 テレパシーの謎を湯川が解明します。 偽装う(よそおう) 別荘での殺人事件での話し 現場の状態に違和感を持った湯川がそのトリックを解明します 演技る(えんじる) 劇団の主宰者が殺された話 その犯人を湯川が解明します。 叙述トリックが使われていて、そうきたかって感じです。 いい意味で気持ちよくだまされました ということで、またまた短編集でしたが、いくつかは好みのストーリ展開でした。 もう、ここまで来ると湯川=福山雅治で頭から離れない(笑)

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2016/09/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

テレビドラマ化された「ガリレオシリーズ」。 第六章「偽装う(よそおう)」では、殺害されたとみられた夫婦が、実は自殺であったことが判明。背景には、義父から性虐待に遭った娘による偽装が。 ステップファミリーのあり方を考えさせられる著。

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2016/09/13

東野圭吾氏作品を久しぶりに♪ 七章からなる話でしたが、いつかドラマで視たことがある気がする内容でした。 もちろん細かな内容は覚えてはいませんでしたので、結末までいく過程にゾクゾクしました。 東野氏の作品は、いいですね。

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2016/07/13

刑事草薙と物理学者湯川のコンビが軽妙なミステリー。軽く読めて楽しかったけれど、2人のキャラクターがもう少し尖ってたらもっと魅力的な作品になる気がしました。

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2016/05/29

湯川先生、相変わらずカッコイいなあ~草薙さんも。 内海さんがあまり湯川先生に積極的になてくると妬けちゃって面白くないんですよね(^_^;)

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