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虚像の道化師 の商品レビュー

3.7

299件のお客様レビュー

  1. 5つ

    40

  2. 4つ

    120

  3. 3つ

    103

  4. 2つ

    8

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2026/04/06

初期のガリレオシリーズに比べ、物理現象の解明そのものよりも、「なぜこの事件が起きなければならなかったのか」という動機の解明に重きが置かれているように感じられた。 シリーズらしく真相が明らかになる爽快感がある一方で、どこかほろ苦さや切なさが残るエピソードも多く、読後感には深い余韻...

初期のガリレオシリーズに比べ、物理現象の解明そのものよりも、「なぜこの事件が起きなければならなかったのか」という動機の解明に重きが置かれているように感じられた。 シリーズらしく真相が明らかになる爽快感がある一方で、どこかほろ苦さや切なさが残るエピソードも多く、読後感には深い余韻があった。 長編のような派手な展開はないが、短編ならではの濃密さで、一話ごとの満足度が非常に高い一冊だった。

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2026/03/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

劇団を主宰する演出家の駒井が殺害された。凶器に小道具のナイフが使われたことから内部犯だと思われ、携帯に残っていた当日の花火の写真から、犯行時刻が割り出された。その時間、恋人の工藤聡美は劇団員と花火を見ておりアリバイがあった一方、元恋人の神原敦子はアリバイがなかった。神原が疑われる中、湯川は凶器が現場に残されていたことを疑問に思いはじめるーーー。(第7章 演技る) 冒頭、神原が犯行現場で偽装工作をする場面から始まり、犯人だろうと思わせてから話が進んでいったので、短いながら急展開が味わえた。ただ、犯行動機が役者ということで特殊であり、あまり共感はできなかった。他の話では、念力や幻聴など魔力のようなテーマが多く、これまでとはまた違ったテイストを味わえた。

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2026/03/13

推理はなしにしてボーッと読むには良いかもしれません。 ジャンルはSFにしてもよいかと思います。 アニメの世界というか少年漫画感覚。 シリーズ内比較ではワースト争いなのかなという感想です。

Posted byブクログ

2026/02/21

久しぶりにガリレオシリーズを読んだが、相変わらずとてもおもしろかった。 どの話もどこかで読んだことがある気がするから、おそらく刊行当時に図書館などで借りて読んだのかもしれない。 湯川の科学への知識が活躍する回と警察の地道な捜査が実を結ぶ回のどちらもあって、とても良かった。

Posted byブクログ

2026/02/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

全7編の短編集。一冊まるまる同じストーリーも良いが、今回のはすぐに完結するので、電車通勤の自分には読みやすかった。特定の人だけに聞こえるように言葉を送りつけたり、電磁波?を当てたり、こんなこととで命を奪われたら、周りの人間も気が気じゃないよなとか思ったり。宗教はのめり込むと怖いと再認識したし、家族と認めてくれない義父から最終的に逃れる道を与えてくれた湯川先生にはうわぁありがとうとなったし、サクサクと読みやすかった。次何読もうかなぁ〜。

Posted byブクログ

2026/01/23

別荘とか劇団とかちょっとなっていう舞台設定でも、東野圭吾なら許される。息抜きの二次創作みたいなもの。 湯川が偶然事件に突き当たるってのも、コナンや金田一みたいだが、まあ、短編ならよしとするか。

Posted byブクログ

2026/01/19

短篇集 「幻惑す」「透視す」「心聴る」「曲球る」「念波る」「偽装う」「演技る」の7編 短編なのでリズム良く読めた。 「曲球る」登場する投手がオープン戦で投げていますように。読後、冬の眩しい陽射しを感じた。 「偽装う」本当の家庭なんて、外から見えるものとは違うもの。人も、人の心の中...

短篇集 「幻惑す」「透視す」「心聴る」「曲球る」「念波る」「偽装う」「演技る」の7編 短編なのでリズム良く読めた。 「曲球る」登場する投手がオープン戦で投げていますように。読後、冬の眩しい陽射しを感じた。 「偽装う」本当の家庭なんて、外から見えるものとは違うもの。人も、人の心の中も。傘のお礼だと言った湯川の心の寄せ方が良かった。 これからは、積極的に傘を貸してあげることにしよう!

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2025/12/24
  • ネタバレ

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短編だと主にトリック重視でそれもまた面白いです。 短い話の中にも犯人や被害者の心理等に着目した話もあり、単なる謎解き小説でなく楽しめました。

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2025/12/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

事件そのものの謎だけではなく被害者の動きとかに隠された秘密とかに焦点を当てた作品もあったりして面白かった。草薙とちょっと距離をおいていた感じのあった湯川も今回は内海よりも直接草薙と話したりしていてやっぱりこのコンビが良いな~って思った。内海を交えたトリオも好きだけど

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2025/12/08

『幻惑す』:宗教団体クアイの会で信者が教祖の念力で五階から墜落死する。念力の正体より、教祖の哀れさが印象に残る。 『透視す』:銀座のクラブで透視ができるホステスに会った湯川。その子が後日殺害される。殺害された美香の真実が物悲しい一編。サービス精神がアダになるとは… 『曲球る』:プ...

『幻惑す』:宗教団体クアイの会で信者が教祖の念力で五階から墜落死する。念力の正体より、教祖の哀れさが印象に残る。 『透視す』:銀座のクラブで透視ができるホステスに会った湯川。その子が後日殺害される。殺害された美香の真実が物悲しい一編。サービス精神がアダになるとは… 『曲球る』:プロ野球投手の柳沢は戦力外になりトライアウトに挑戦する。妻が引退を薦めた直後に殺されたが柳沢は引退に気持ちが傾いたが、湯川の論文を見て野球に活かせないかと湯川を訪ねる。柳沢の妻の献身さと柳沢の最後の意地、素敵な話。 『念派る』:双子の姉妹、姉が襲われ、妹が姉の念を感じると…テレパシーを測定する大々的な実験をする湯川。こんな実験装置があるとはと思うと、なかなか策士ですな湯川准教授! 『偽装う』:土砂崩れで交通手段が遮断されたホテル(湯川、草薙の大学の同級生の結婚式)の近くで両親が死亡してるところを娘が発見する。娘はホテルに行く途中に草薙と湯川が車のパンクをしてるとこに傘を貸してくれた人。傘のお礼がおしゃれだけど、ガリレオ感はない。

Posted byブクログ