虚像の道化師 の商品レビュー
何作かいい短編はありますが、ガリレオ長編みたいに人間を描くことなく、アイデアベースで進める短編なので、すごく入り込むことはないかな・・・
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今回は第6章と第7章が心に残った。 第6章 複雑な家庭関係の中から生まれるのは、混沌か、秩序か。一番関係が近い家族との不思議な関係は彼女の心を蝕み続けたのだろうと思うと胸が痛い。 第7章 ラストの供述のシーンは明らかなサイコ味を帯びていて鳥肌がたった。この世にこんな人間が存在していることに慄いた。身の危険を感じた。彼女が役作りの為に凶悪殺人犯にならないことを祈る
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久しぶりの短編集だった気がする。 長編が続いていたから懐かしく感じてしまった。 個人的には「まどわす」「きこえる」が特に好きであった。長編の読み応えがあるのもいいが短編集のこのテンポ感も、好きだなぁと改めて感じた。
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短編小説だからさくさく読めちゃう。長編好きな人からするとやや物足りないかも。。 そんなことある!?みたいに思う展開もちょこちょこありましたが、楽しめました。
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久しぶりにガリレオシリーズを読みましたが、やっぱり面白いですね。 短編集なので様々な話が収録されてる訳ですが、どの話も表題に因んだ内容となっていて面白いと感じました。
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毎度の如く、事件の真相は予想外かつ終盤は怒涛の伏線回収!ページをめくる手が止まりませんでした! 内海刑事が登場してから湯川先生と草薙刑事の2人の掛け合いがもっと面白くなったなぁと思います。 そこで印象的なのは「念波る」での一場面です。 彼らは湯川先生に例の如く、事件の協力をお願いするのですが、湯川先生は中々事件に興味を示しません。しかし草薙刑事が(内海刑事のレクチャーのおかげで)湯川先生の科学に対する知的欲求心を引き出し、見事に協力へと漕ぎ着ける、この場合は読んでいて思わずクスッと笑いました。
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湯川と相性ぴったりなテーマでよかった!!キャバ嬢の女の子の話が1番好きやったな。切ないエンドは余韻が良き。偽装うの終わり方も良かったなあ。暴いてほしくないエンドを暴かずに終わらせてくれる話好き。
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ガリレオシリーズの短編は読みやすくてページを捲る手が止まらないですね。最後の"演技る"は超絶予想外でした。他の作品も含めて東野先生はミスリードが上手です。
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ガリレオシリーズ短編集 ガリレオシリーズ大好き! 我らの湯川先生と草薙、内海!! いつもの登場人物の何気ない会話とやり取りがシリーズ物読む時の楽しみ。 今までにくらべるとすごく面白い!っていうのはなかったけど安定に面白いのがガリレオシリーズ
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