あい の商品レビュー
実在の人物の幼少期から老年まで。イベントが多く目まぐるしい。主役が善人すぎて感情移入が難しいと思いつつも、最期はとても感動的でした。終わりを予感させる雪国の暮らし。切ない。
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いわゆる 歴史上の有名人ものは 苦手です。 でも、 自ずと語り継がれたり 自ずと名が残された人物には とても 興味があります。 この小説の関寛斎さんは そのおひとりです もっと いいなと思っているのは その連れ合いの あいさんに 焦点をあてられていること どんな人にも 言えるこ...
いわゆる 歴史上の有名人ものは 苦手です。 でも、 自ずと語り継がれたり 自ずと名が残された人物には とても 興味があります。 この小説の関寛斎さんは そのおひとりです もっと いいなと思っているのは その連れ合いの あいさんに 焦点をあてられていること どんな人にも 言えることですが 偉業を成し遂げたといわれる人の 背後には 必ず その人を支える人がいますよね そこを描かれていく そこに たまらなく魅力を感じるのです さすが 高田郁さん 人間って いいな と 思わせてもらえます
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実在する人物(読みながらwikiで確認しつつ)の話なのでリアリティがあった。 高田さんなので読みやすかったけど、、うーん、高田さんの作品の中のランクでいうとまあまあかなぁという感じ。期待値が高いせいか何かが物足りず。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2016/4/8 あいの一生。 だからまわりで人が死んでいくのよね。 それがしんどい。 子供なんて何人死んだの。 実在の人物だから仕方ないのだろうけど、本の中でまで現実にあるような意味の分からない理不尽な死なんて見たくないよ。 フィクションがいい。
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関寛斎という実在の人物を奥さんの“あい”から見た伝記物。 自分に厳しく生きて行く2人ではあるが、信頼し想い合う気持ちが温かい。 幼少から没するまでと端折った感がちょっと勿体無い。
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実在していた人物の話は、やはりリアルで迫力がある。関寛斎・・知らなかった。こんな人が実在していたことを教えてくれる本。こういうのが「本」の良さ。 主人公は「あい」であるが、寛斎より先に亡くなったところで終わりにしたのが、とてもよい。この後の寛斎のことを思うと、あいは先に亡くなって...
実在していた人物の話は、やはりリアルで迫力がある。関寛斎・・知らなかった。こんな人が実在していたことを教えてくれる本。こういうのが「本」の良さ。 主人公は「あい」であるが、寛斎より先に亡くなったところで終わりにしたのが、とてもよい。この後の寛斎のことを思うと、あいは先に亡くなって本当によかったと思う。
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実在の人物、関寛斎さんの話。 読んでたら興味がわき、ウキペディアを見たら、関寛斎さん、80すぎて自殺したと知り、軽くショックでした。この本は奥さん目線の話で、奥さんが亡くなった後の話は書いてなかったんですけどね。
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幕末の蘭方医である関寛斎の妻あいの生涯を書いた小説。 高田郁さんらしい優しい目線で描かれているけれど、1冊にまとめるには随分と駆け足になってしまった印象。 関寛斎という人物に興味がわいた。
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江戸時代の終から明治にかけて、蘭方医関寛斎の妻となったあいの一生を描く。わりと淡々と話が進み、みをつくしシリーズのようにキャラクターに引き込まれることがなかった。
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L この作家さんは、某女料理人の話しか読んでないけど、なんていうか、いい話にまとめすぎ。 実在だけに名誉を傷つけない配慮があるのは理解できるが、創作にあふれ献身的な女性で最初から最後までキラキラしている。あっちの作品にも共通していることだが。 癖があっても夫に最高の妻と言わしめ...
L この作家さんは、某女料理人の話しか読んでないけど、なんていうか、いい話にまとめすぎ。 実在だけに名誉を傷つけない配慮があるのは理解できるが、創作にあふれ献身的な女性で最初から最後までキラキラしている。あっちの作品にも共通していることだが。 癖があっても夫に最高の妻と言わしめる女もいるだろうに、そんなに神神しくしてどうするんだ。配慮ありきなのか。 作品自体はいい話。涙もする。でもそれだけ。 あいの感情や家族の心を思いやれば、感動もあるけれど、記憶には残らなそう。 もちろん実在人物への興味関心は湧いたのでそれでヨシとするのかね。
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