七十歳死亡法案、可決 の商品レビュー

垣谷美雨(著者)

2021/05/07

面白かった。私はこの法案に賛成。長生きをどう生きていいかわからない。介護はされたくない。介護をされている義母はどんどんわがままになっていく。オムツを替えてもらうたびに、懇願し、謝り、ありがとうを言ったとしたら、もっとみじめになる。だから、居丈高に振る舞う。荒療治が必要。
疲れがアイディアは浮かばない、他の人の意見を聞くは、やはり大事だ。

2021/04/15

70歳で安楽死させられる国になったら、人々はどう生きるのか。
ものすごくダークな背景設定ながらものすごくポジティブな物語。

2021/04/08

どぎついタイトルなのに
この爽やかな読後感。

多少の都合のよさは
目をつぶってもいいくらい
よくできてた。
長生きするって、人生の総決算って
どう生きるか。むむむ。

ちょっと前の作品を読むと
最近の著者の作品が
どんどん洗練されてきてるのが
よくわかる。

2021/04/06

はぁ～、やっぱり今は読むんじゃなかったな。ちょっと先の私の状況読んでるみたいで、なんか辛くなりました。結構、楽しく読めたとか、コメディみたい、と書いてあるのを目にしてたんで、笑えるかと思ったけど、全く笑えませんでした。自分の親のことだけに、主人公のように切れて家を出るってわけにもいかず、現実に、こんな法案もないし。あくまでも、私にとってタイミングが悪かったというだけです。私は、70歳になったらみんな強制的に死ぬってのはちょっと乱暴だと思いますが、自分で死を選べるぐらいにはなってほしいなと思います。

2021/02/11

垣谷美雨さんの作品は、重たいタイトルでも明るく前向きにとらえて表現しているので好きです！この作品も最初、怖いかなぁと思ってたけれど、実際直面する主婦の問題を明るくしかし、解決に導いて行きました。あっという間に読んじゃいました。

2021/02/05

タイトルは過激ですが、垣谷さんの小説らしく楽しく読めました。
義母の介護を行っている専業主婦とその家族のそれぞれの視点から物語が進行していく。
七十歳死亡法案が可決されたことがベースとなり、残り時間が限られた中でのそれぞれの想いなどがつづられている。

2021/01/11

この作者さんの社会問題の組み入れ方はいつも面白く読めるような文章になっている。
「70歳になったら安楽死」という大胆な法案がもし決まったら、自分は喜ぶだろうかそれとも悲しむだろうか。

今の16歳の私だったら悲しむだろう。でも数十年後の介護などの負担を背負ったり、徴税の現実を知った私はきっと喜ぶのだろう。

2021/03/07

衝撃のタイトルに惹かれ・・・怖いもの見たさで図書館にて。だけど、想像していたような恐ろしさは全くなく・・・面白くて睡眠時間を削っての一気読みでした。

ブログにて詳しいレビューしています*
https://happybooks.fun/entry/2014/08/19/000000

2021/01/07

胸糞悪くなる小説。
設定とか仕掛けはすごく面白いと思う。
最終的にはハッピーエンドだけど、モヤモヤが残る。
主人公の苦労が報われなかった感が…。

日本、ほんとにこうなる前になんとかしなきゃいけないと思う。

2020/11/30

タイトルが衝撃すぎて購入。
話の4分の3くらいまで、どいつもこいつも感がすごくてイライライライラしました。

突飛な法案だし、70歳は早いけど、なんだろう。
一理ある気もした不思議。
終わりが決まって、安心する人。自暴自棄になる人。それを変えようとする人。
価値観って、本当に人それぞれだと感じた作品。

テーマはよかったけど、東洋子さんの家族がクズすぎて★3つです。
だけど、こういう状況の家族多い気する。