マンガでよくわかる 教える技術 の商品レビュー
なかなか仕事で『上手く教える』のが苦手だったので、参考に読んでみました。 ・結果ではなく行動を褒める、叱る →望ましい行動をした場合は褒める、望ましくない行動をした時は叱る ・目標はより具体的な行動に落とし込んで分かりやすくする ・行動は必ず測定できるものにする (定量ま...
なかなか仕事で『上手く教える』のが苦手だったので、参考に読んでみました。 ・結果ではなく行動を褒める、叱る →望ましい行動をした場合は褒める、望ましくない行動をした時は叱る ・目標はより具体的な行動に落とし込んで分かりやすくする ・行動は必ず測定できるものにする (定量または定性) ・優先順位をつけるだけではなく、やらなくて良いものも伝える ・やって欲しいことは3つまで絞る、それ以上は覚えられない ・やって欲しいことは具体的な行動にする ・行動の指標は、MORSの法則 計測できる、観察できる、信頼できる、明確化されている ・伝わりにくい人には特にイラストや写真など添えて説明する ・分かった?と聞いて分かりましたと言われても、鵜呑みにしない →復唱してもらうか、レポート書かせるか、成功パターンや失敗パターンを想定して話をしてもらう 『今日教えたことを仕事に生かす場合、どうすれば成功する?どんな風に使うと失敗する?』 kindle unlimited
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読みやすい内容で端的に教える技術が詰まった本でした。仕事ができる人=教えるのが上手、と言うわけではないということがよく分かりました。また教える際にどうしても相手に対してなぜできないかを問うてしまいたい時がありますが、つまるところこの本では教える側の教え方がいけないようです。反省し...
読みやすい内容で端的に教える技術が詰まった本でした。仕事ができる人=教えるのが上手、と言うわけではないということがよく分かりました。また教える際にどうしても相手に対してなぜできないかを問うてしまいたい時がありますが、つまるところこの本では教える側の教え方がいけないようです。反省し次からは本の内容を実践していきたいです。
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学び ・日本では「仕事は人から盗むものだ」という間違いが氾濫している ・教える内容は「知識…聞かれたら答えられること」と「技術…やろうとすればできること」に分ける ・具体的な行動で指示をするためにMORSの法則というものがある ①計測できる=数値化できる②観察できる=誰が見ても何...
学び ・日本では「仕事は人から盗むものだ」という間違いが氾濫している ・教える内容は「知識…聞かれたら答えられること」と「技術…やろうとすればできること」に分ける ・具体的な行動で指示をするためにMORSの法則というものがある ①計測できる=数値化できる②観察できる=誰が見ても何をしているかわかる③信頼できる=どんな人が見てもそれが同じ行動だと認識できる④何をどうするかが明確になっている の4条件。これ以外は行動ではない。 TODO ・指示を出す場合はMORSの法則を意識する ・「結果」や「性格」ではなく「行動」を褒めたり、叱ったりする ・伝えることは3つまで。3という数字を常に意識する
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とてもわかりやすく、2時間程度で読めます。そして記憶に残りやすい。 図書館で手に取った時、「マンガ」であることで内容が薄いのではと思ったが、必要な内容にうまくフォーカスされていて、文書と合わせてバランスよく読め、理解出来ました。 マンガも、萌えでも子供向けでもないタッチで、とても...
とてもわかりやすく、2時間程度で読めます。そして記憶に残りやすい。 図書館で手に取った時、「マンガ」であることで内容が薄いのではと思ったが、必要な内容にうまくフォーカスされていて、文書と合わせてバランスよく読め、理解出来ました。 マンガも、萌えでも子供向けでもないタッチで、とても良い印象です。 ただ、せっかくの良書なので、売れる本にするためには、表紙に一工夫がいるかも。おもて表紙はマンガにしない方が、購入されやすいんじゃないかな。あと、背表紙に「マンガでよく分かる」も無しで、出来れば「帯」に記載すべきかなぁ。だって、これを読む人はマネージャーでしょうので、本棚に置いておきにくい気がします。
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○ビジネスの結果は社員の「行動の集積」。つまり結果を変えるには「行動」を変える必要がある ○注目すべきは「結果」ではなく「行動」 ○間違った行動をしている→望ましい行動に変える ○成果につながる行動を実行していない→行動を具体的に教えて実践させる ○教える→相手から「望ましい行動...
○ビジネスの結果は社員の「行動の集積」。つまり結果を変えるには「行動」を変える必要がある ○注目すべきは「結果」ではなく「行動」 ○間違った行動をしている→望ましい行動に変える ○成果につながる行動を実行していない→行動を具体的に教えて実践させる ○教える→相手から「望ましい行動」を引き出す行為 ○仕事を教えるときは必ず「知識」と「技術」に分類する ○「知識」→聞かれたら答えられること ○「技術」→やろうとすればできること ○人材育成にかかせないのは「信頼関係」→ポイントは初めに「仕事の話をしてはいけない」ということ ○上司は部下に対して自分の失敗談こそ語るべき ○スモールゴールを設ける理由は達成感を与える スモールゴールはハードルを上げすぎないことが大切 ○スモールゴールもできるだけ数値を交え、「何をすれば良いのか」が具体的にわかり、「できたか?できなかったか?」が明確に判断するべき ○優秀なリーダーは部下に何か指示したりするとき、決して欲張らない。 →一度に伝えるのは「具体的な行動」3つまで ○人は何かの行動によって直後に「望ましい結果」が得られると再び同じ行動を繰り返そうとする ○「行動」の直後に「望ましい結果」すなわち「ごほうび」を与える。「ごほうび」とは「上司から褒められること」「上司に認められること」 ○してはいけないのは、人格や性格を叱ること。あくまでも焦点を絞るのは「行動」 ○評価する際は、本人の過去と比較。人とは比較しない
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2019.01.04 再読 初読時は、「分かりやすいけど、ちょっと内容薄いかな」と思ってました。が、再読を通して、ここまでそぎ落とすことで読者(指導者)が最低限やるべきアクションにフォーカスしているのだと、著者の意図が読み取れました。漫画なのでサラっと読めてしまうのですが、ふとあ...
2019.01.04 再読 初読時は、「分かりやすいけど、ちょっと内容薄いかな」と思ってました。が、再読を通して、ここまでそぎ落とすことで読者(指導者)が最低限やるべきアクションにフォーカスしているのだと、著者の意図が読み取れました。漫画なのでサラっと読めてしまうのですが、ふとあるコマを読んでいて「師匠や神吉さんのように人に説明できるほどに理解できているか?」と自問してから、何度も読み返しました。基本を徹底できていない指導者(大半ですが)にとって、良本だと思います。特に、「相手のことが分からなくても、行動を褒めることは誰でもできる」は刺さりました *** ・ビジネスの結果は、社員の行動の集積。結果を変えるには行動を変える必要がある ・教えるとは、①望ましい行動をできるようにするか、②間違った行動を正しい行動に変える行為 ・教える内容を、知識と技術に分ける - 知識: 聞かれたら答えられること。一問一答でテスト - 技術: やろうとすればできること。実際にやってもらう ・部下との対話を通して、「仕事を通じて何を得たいのか」「人生における目標は?」「なぜ今の仕事や会社を選んだのか」といった思い(ビジョン)を引き出す ・「分かりました」を当てにしない。復唱、レポート、成功/失敗パターン ・行動の定義には、MORSの法則(具体性の法則)を活用 - Measered: 数値化できる - Observable: 誰が見ても、どんな行動をしているか観察できる - Reliable: どんな人が見ても、それが同じ行動だと認識できる - Specific: 何をどうするかが明確 ・一度に伝えるのは、具体的な行動を3つまで ・仕事にやりがいを持ってもらうには、「自分の必要性」を感じてもらうこと。仕事の全体像とその人の位置づけを説明し、他メンバーとの関係性や、業務全体の最終的なミッションを伝える ・褒めること: 仕事に一生懸命に取り組む原動力は、上司や先輩から認められること。一回その行動をとったからと言ってすぐに望ましい結果が得られ得るわけではなく、続けることが大切。そこで、望ましい結果の代わりにご褒美(=褒めること)を与える。人間性や性格を把握しておだてる必要はない。相手のことや気持ちが分からなくても、その人のやったことをきちんと認めて、褒めることなら誰にでもできる ・続けられない原因は、行動の直後に望ましい結果が得られないため。行動の強化を確実にするためには、行動した回数を計測するとよい。本人に記録させ、努力の跡が見えるようにグラフ化する ・叱ること: 相手の人格や性格は絶対に叱らない。やるべきなのにやらなかった行動、やってはいけないのにやってしまった行動を対象とする。フォローアップでは、改善に向けたアイデアを出す。誰が言うかも重要(嫌悪感を抱くような相手であれば褒められても気分が良くない)
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行動科学に基づいた「教える技術」を漫画と解説文でわかりやすく説明しようという本。 最近、流行りの漫画による解説本だとサラっと読み終えて印象に残らないことがあるが、本書は漫画の後にその部分の解説文が掲載されているため、著者の意図がしっかりと理解できる。漫画部分が、実例紹介の代わり...
行動科学に基づいた「教える技術」を漫画と解説文でわかりやすく説明しようという本。 最近、流行りの漫画による解説本だとサラっと読み終えて印象に残らないことがあるが、本書は漫画の後にその部分の解説文が掲載されているため、著者の意図がしっかりと理解できる。漫画部分が、実例紹介の代わりを担っているという感じ。ただ、漫画のストーリーは平凡で、純粋に漫画としての魅力はほとんどない。 肝心の「教える技術」は、基本的なことが繰り返し説明されているのでわかり易い。人にモノを教えることで苦労している人にはオススメ。
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とても分かりやすい内容でした。 内容は、割と知っている事が多かったのですが、それをうまくまとめて説明してくれているので、理解しやすく、イメージとしてもよく伝わってきました。 教え方についての初心者向きではありますが、基本を抑えるという意味では、知っている人が確認の為に読んで見る...
とても分かりやすい内容でした。 内容は、割と知っている事が多かったのですが、それをうまくまとめて説明してくれているので、理解しやすく、イメージとしてもよく伝わってきました。 教え方についての初心者向きではありますが、基本を抑えるという意味では、知っている人が確認の為に読んで見るのも良いかもしれません。
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要点中の要点をコンパクトにまとめた感じで、やはり原本でないと物足りなさがある。が、反面簡潔でとてもわかりやすいので、原本の入門編として読むといいかも。
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ただ頑張る!がむしゃらにやる!だけでは解決しない。 そしてもし個人として自分がうまくいったとしても、それは万人が成長していくセオリーではない。 そして筆者がたどりついたのが行動科学。 教えるには技術がある。人を動かす伝え方がある。 たとえば優先度をつけて、逆にやらないことを決める...
ただ頑張る!がむしゃらにやる!だけでは解決しない。 そしてもし個人として自分がうまくいったとしても、それは万人が成長していくセオリーではない。 そして筆者がたどりついたのが行動科学。 教えるには技術がある。人を動かす伝え方がある。 たとえば優先度をつけて、逆にやらないことを決める。 小さな成功体験をつませる。叱ること、そしてそのフォロー。 一人一人が自発的に動くようになる、その仕組みを作るだけなのだと気付かされた。
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