マンガでよくわかる 教える技術 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
教え方について書かれた本。 立ち読みした際に「知識」と「技術」の違いについて書いてあったのを見つけ、興味があったのでそれを知りたいと思い購入。 若い社員への教え方はもちろん、中途入社への社員の教え方も書いてありますので、教えるという意味で一読の価値はある本だと思います。 なお、最後に参考になった部分を引用します。 ・日本では「仕事は細かく教えてもらうのではなく、盗んで覚えるものだ」という考え方が相変わらず根強いのが現状。(中略)"適切に教えてもらう"という経験をしていなければ、自分の部下に対しても同じような指導しかできないのが当たり前です。(P20 行動科学で「教える技術」とは?) ・教える内容をきちんと整理しておく必要があります。その場の思いつきで指導するよりも計画的で効率的ですから。(1.「教える」とはどういうことか?)
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以前読んだことある内容ではありましたが、 漫画版が出たということもあり、改めて手に取ってみた。 やはり行動の見える化するということが重要だということを 改めて確信出来た内容であった。 ただ、注意すべき点は、正しい行動にフォーカスを当てて、 行動の見える化を実践し、フィードバック...
以前読んだことある内容ではありましたが、 漫画版が出たということもあり、改めて手に取ってみた。 やはり行動の見える化するということが重要だということを 改めて確信出来た内容であった。 ただ、注意すべき点は、正しい行動にフォーカスを当てて、 行動の見える化を実践し、フィードバックを与えること。 目的を明確にして計測、計測結果をフォローすることで、 自発的に行動出来るような仕組みを作り上げることが 何よりも大切だと感じました。 【勉強になったこと】 ・「教える」とは、相手から"望ましい行動"を引き出す行為 ・成果を出している人は成果の出る行動をしている。 だから、着目すべきは優秀な社員の仕事ぶりである。 何が効果的かを考える前に、まずは観察。 ・中途社員へ教える際のポイント ①「知っていること/知らないこと」 「できること/できないこと」を割り出す ②劣後順位を徹底する ③相談相手としてさまざまな場面で意見を求める ・「わかりました!」には以下の可能性があることを押さえること。 ①分かりませんとただ言いづらいから言っているだけ ②間違った解釈をしている ③そもそも自分が分かったか理解していない 上記を確認するために、復唱させることは効果的。 ・行動は出来るだけ具体的に伝えること MORSの法則に沿っているかを必ず確認すること Measured:計測できること Observable:観察できること Reliable:誰がみても理解できること Specific:何をするか明確になっていること ・優秀なリーダーに共通していることは、 部下に何かを教えたり、指示を出したりするとき、 決して欲張らないこと。 一度に伝えるのは、"具体的な行動"3つまで。 ・人は望ましい結果が出たら、それを繰り返す傾向にある ・視覚的に状況を伝えることが重要。 その際に見える化する内容は結果ではなく、行動。 つまり営業受注件数ではなく、結果に繋がる行動の数を 見える化することが重要。 全てを観察することが困難な内容であれば、 メンバーに入力してもらうことが大切。
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