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悲嘆の門(下) の商品レビュー

3.6

170件のお客様レビュー

  1. 5つ

    20

  2. 4つ

    60

  3. 3つ

    51

  4. 2つ

    15

  5. 1つ

    1

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2018/02/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み始めは本当に怖かった。文庫「上」の最後は孝太郎が殺されるんじゃないかと思った。急いで図書館に続きを借りに行った。孝太郎が突っ走る。彼の正しさに危うさを感じながら読み進めた。田代慶子の話しを「そんなわけない」と決めつけるところ、読みながら???って思った。案の定数ページ後には都築さんが本当かもって言ってくれて、ホッとしたり。。。何なのだろう。美香ちゃんや真岐先輩とちゃんと話し合える人と話して事態を把握することを避ける感じで、自分とある意味関係のない殺人事件には、どんどん突っ込んでいって。。。孝太郎に少し腹を立てながら読み進めた。そして、心配にもなりながら。白黒だけではない人生。グレーの部分が業なのかな。。。最後はまんまと、ガラに、宮部みゆきさんに騙されました!

Posted byブクログ

2017/12/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

下巻はとってもファンタジー。 さっきまで長く感想書いてましたが、消えたので脱力…。 ガラがとっても気になります。 母親としてのガラが。

Posted byブクログ

2017/12/03

宮部みゆきのファンタジーに懐疑的なところがあったのだけれど、面白かったー! 何よりやはり「読ませる」力を持ってる作家だなあと思う。この先を読まねば気が済まないという気にさせてくれるというか。 夢中で読みました。

Posted byブクログ

2017/11/28

2017.11.28 読了 いや~ 時間かかったわ~ やっぱ この話 苦手だわ~ 宮部さんの 現代な話が 好きで、 パラパラッと見たら 現代っぽかったから 読み出したんだけどなぁ。。。 まさか こんなにファンタジーとは。 100%理解できたか 自信ないし、 な...

2017.11.28 読了 いや~ 時間かかったわ~ やっぱ この話 苦手だわ~ 宮部さんの 現代な話が 好きで、 パラパラッと見たら 現代っぽかったから 読み出したんだけどなぁ。。。 まさか こんなにファンタジーとは。 100%理解できたか 自信ないし、 なんとなく読後感も モヤモヤ。。。

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2017/10/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

現実離れした小説はあまり好きではないけれど、面白かった。 ガラと孝太郎がデスノートのルークと夜神月みたいに感じた。漫画にしても面白そう。 殺人犯の“渇望”を求めるのなら日本なんかじゃなくてアメリカとか南米とか中東とかに行った方がいいんじゃないかと思ったけど、ラストで少しは納得できた。

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2017/10/07

相変わらずのクオリティ。悪とは何か?人間がその時代に考えているその人の立場にとっての悪な訳であって、絶対的な価値観がないのと同様に絶対的な悪は無いんじゃないのかなと思う。相対的な悪はあるよ。 渇望が人間を飲み込むのだよ。 英雄の書は昔少し読んで、あまりのファンタジーに設定が理解...

相変わらずのクオリティ。悪とは何か?人間がその時代に考えているその人の立場にとっての悪な訳であって、絶対的な価値観がないのと同様に絶対的な悪は無いんじゃないのかなと思う。相対的な悪はあるよ。 渇望が人間を飲み込むのだよ。 英雄の書は昔少し読んで、あまりのファンタジーに設定が理解できずに断念した記憶があります。関連してたとはね。読んでみようかな。また挫折しそう。

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2017/09/21

久しぶりに宮部さんのミステリー…かと思いきや、あれ?そっち!?…いやいや、やっぱりこっち?…途中からどっちでもよくなって宮部ワールド堪能。 確かに言葉にして外に出して、投げ捨てた気でいた。でも蓄積しているんだと思う。捨てた気になっちゃだめだ。 生きていかなきゃいけないんだ。溜め...

久しぶりに宮部さんのミステリー…かと思いきや、あれ?そっち!?…いやいや、やっぱりこっち?…途中からどっちでもよくなって宮部ワールド堪能。 確かに言葉にして外に出して、投げ捨てた気でいた。でも蓄積しているんだと思う。捨てた気になっちゃだめだ。 生きていかなきゃいけないんだ。溜めながらでも、背負って。だからこそ、自分の言葉には敏感でいよう。

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2017/09/03

小さい頃、冒険物語を読む間、ドキドキ、ワクワクのドキドキではなく、文字通り心臓がドッ、ドッと打つ音が聞こえていた。 同じことが、この作品を読んでいる間、起こっていた。宮部さんモノはどれも、登場人物が魅力的過ぎて…。

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2017/08/11

宮部みゆきさんの『悲嘆の門』(上・下) “--書き込んだ言葉は、どんな些細な片言隻句でさえ、発信されると同時に、その人の内部にも残る。 --溜まり、積もったその言葉の重みは、いつかその発信者自身を変えていく。” ファンタジーならではの概念的な表現が多く特に下巻はなかなか頭に入...

宮部みゆきさんの『悲嘆の門』(上・下) “--書き込んだ言葉は、どんな些細な片言隻句でさえ、発信されると同時に、その人の内部にも残る。 --溜まり、積もったその言葉の重みは、いつかその発信者自身を変えていく。” ファンタジーならではの概念的な表現が多く特に下巻はなかなか頭に入ってこなかったのですが、ネットを中心に無責任な言葉が軽く使われている世の中を憂える宮部さんの気持ちがこの作品を生み出したんだろうなぁ。

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2017/07/02

言葉が重くなった。言霊というものの存在をなまじか信じている私には発することの重きを考えてしまった。黒くてドロンとしてそう。あ~やだやだ。

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