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本棚にもルールがある の商品レビュー

3.7

84件のお客様レビュー

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2016/06/11

20160611 初任給で本棚を買おうと思い参考書のつもりで読みました。本棚のルールだけでなく本の選び方、読み方まで著者の面白かった本の紹介を交えつつ教えてくれます。書いてあることすべてを取り入れるのは難しそうですが、私も教養としての読書をしなければならないと感じました。 「何十...

20160611 初任給で本棚を買おうと思い参考書のつもりで読みました。本棚のルールだけでなく本の選び方、読み方まで著者の面白かった本の紹介を交えつつ教えてくれます。書いてあることすべてを取り入れるのは難しそうですが、私も教養としての読書をしなければならないと感じました。 「何十万部と売れるベストセラーを読んで得られるものは、他の何十万人の読者が得るものと変わらない。他人に差をつけたければ、他人とは違う本を読むべきだ。」その通りだと思います。人と違う人間になりたいのなら、大多数の人が読むような本を読んでいてはいけない。わたしは捻くれているので(笑)何面にもなって平積みしてある本や、書店がガンガン推している本、世間を騒がせている本は読まないようにしています。それが功を奏しました。ですから、探している本が二軒目、三軒目の本屋さんで一冊さしで置いてあるともう、運命の出会いとしか思えませんし、大勢の人が求めていない本と、それを求める自分に酔いしれてしまうのです。

Posted byブクログ

2016/04/18

この人の「本は10冊同時に読め!」を読んでから僕の読書量は飛躍的に増えました。全部読み通さなくても良い、とか本は値段を見ないで買え、とかとにかく本にかけるお金は自分への投資だと割り切ったのが大きかったですね。本書はそうして入手した本をどう保管するか…というよりもどうやって本棚の「...

この人の「本は10冊同時に読め!」を読んでから僕の読書量は飛躍的に増えました。全部読み通さなくても良い、とか本は値段を見ないで買え、とかとにかく本にかけるお金は自分への投資だと割り切ったのが大きかったですね。本書はそうして入手した本をどう保管するか…というよりもどうやって本棚の「動的平衡」を保つか、という指南書です。 年間100冊以上の本を読み、かつ巨大な書庫を持つ幸運に恵まれていない人にとっての悩みのタネは本棚問題でしょう。たまに一念発起して本棚を整理しても、このペースではまたすぐに本が溢れてしまうのは自明です。 本書では考え方を根本的に変えて、「本棚とはストックする場所ではなく、プレゼンテーションの場である」とするのがポイントです。基本的に読んだ本は処分する。その中で、どれを残すかを常に考える。週一回はそのジャッジをする。本棚はジャンルごとにスペースを決め、そこの8割を越えたら処分する。 そうすることで、本棚は自分の知識や教養の成長に合わせてどんどん変わっていくわけです。本棚を見れば、その人の「今」の脳内がわかる。決して埃が積もったノスタルジックな本棚にはしないということですね。 もちろん、「いつか読むべき本」というのも然るべきスペースに納めます。それは自分の成長の道標となる灯台のようなもの。 つまり、本棚の役割の中で「過去」を極端に減らして「現在」と「未来」にフォーカスする、という非常にアクティブな整理方法です。 理想をいえば「過去」の本を収めておける「蔵」でもあればいいんですけどね。きりがない。 そんなわけでこれはなかなか良い方法だと思い、さっそく実践しています。

Posted byブクログ

2016/03/16

読書術の本は数あれど本棚活用術の本はあまり無い。数少ない後者がこれ。あまりにも感銘を受けたため殆ど2日かけて本棚の大整理を行うはめになった。 ・本棚には二割のゆとり ・勝負本のみを並べる の二点を意識するだけでも随分棚の知的水準が上がった気がする(※当社比/個人の感想です)。 ま...

読書術の本は数あれど本棚活用術の本はあまり無い。数少ない後者がこれ。あまりにも感銘を受けたため殆ど2日かけて本棚の大整理を行うはめになった。 ・本棚には二割のゆとり ・勝負本のみを並べる の二点を意識するだけでも随分棚の知的水準が上がった気がする(※当社比/個人の感想です)。 また、いくつか大真面目にアホくさい話も出てきてクスリときた。江戸っ子の蕎麦とシバリョとかあのへん。 ブックガイドも興味深かった。

Posted byブクログ

2016/02/23

本棚=自分の今、未来の自分。 少しの空白・余白を埋めたくなる心理。。。 具体的に、本棚を作るうえで、どう構成するかのヒントがあります。  本のセレクトも面白いです。

Posted byブクログ

2016/01/08

◎要点 ・本棚はみやすいこと ・本棚に2割の余白(変化の余地)を確保すること ・本棚には勝負本のみを並べること ・本の種類に多様性をもたせること ◎余談 ・ブクログをもう一度やろうと決めたきっかけになった本 ・この本を参考に本の収納方法を大幅変更 ・部屋の家具配置まで変更

Posted byブクログ

2015/12/17

本棚と本の事。 ジャンルを広げるのは楽しいこと。 ただすっかりぼんやりな日々で情報アップデートができていなかったからとてもいい刺激になった。

Posted byブクログ

2015/12/16

著者は、元マイクロソフト日本支社長。本のウェブサイト「HONZ」を主催する。 本棚には、読書家の知性が表現される。自身のノウハウと本棚のコンセプトを提示して、使いやすく魅力的な本棚の作り方を指南する。 本好きにとって、買い溜めた本をどのように本棚にレイアウトするかは悩みの種だ。自...

著者は、元マイクロソフト日本支社長。本のウェブサイト「HONZ」を主催する。 本棚には、読書家の知性が表現される。自身のノウハウと本棚のコンセプトを提示して、使いやすく魅力的な本棚の作り方を指南する。 本好きにとって、買い溜めた本をどのように本棚にレイアウトするかは悩みの種だ。自分も作家やジャーナリストの本棚本を参考にしながら、蔵書の並べ方を工夫しているが、考え方に一貫性がないために、時間と共に雑然とした本棚になってしまう。まるで自分のアタマの中身のようだ。もともと几帳面な性格ではないこともあり、最初は上手く整理しても、徐々に性格が出てしまう。 この本の著者は、自分のコンセプトを守り続けられる強い意志の持ち主であり、頭の中もしっかりと整理できているように思う。そして、自分の本棚についての本を書くという明確な目的を持っている。 そういう人であればこその本棚作成マニュアルになっているような気がする。

Posted byブクログ

2015/10/07

●は引用。→、その他は感想。 ●私はもちろん「HONZ」のメンバーは、読んだ本すべてについて書評を書いているわけではない。1冊の書評をするにあたっては、その何倍もの本を読んでいて、その中から面白い本だけをピックアップして評している。つまり書評を書く前に勝負本を選び抜いているのだ...

●は引用。→、その他は感想。 ●私はもちろん「HONZ」のメンバーは、読んだ本すべてについて書評を書いているわけではない。1冊の書評をするにあたっては、その何倍もの本を読んでいて、その中から面白い本だけをピックアップして評している。つまり書評を書く前に勝負本を選び抜いているのだ。勝負本を選ぶ理由は単純で、読んだ本すべて書評しようとすると、必ずつまらない書評を書くことになるからだ。 →読んだ本はすべて何らかの感想を残したいと思いながらも、なかなかそれは難しい。それなりの感想を残そうと考えているうちに考えるのが面倒になってしまい感想を残さない本も多い。一方で読んでいる最中から次々に思いがあふれ出しあっという間に感想を書けてしまう本もある。感想がすらすらかける本は面白い本で、書けないのはそうではない本と割り切れれば良いのだが、そうも思えない。書評と読書感想文の違いはあるが、とりあえず自分を納得させる論拠としよう。言い訳ではあるが。 ●他人に差をつけたければ、他人と違う本を読むべきだ。 ●視界の狭い人間は、仮に昇進したとしても仕事に行き詰る。(略)オリジナリティーある仕事をしたいなら、自分の事業領域の周辺にも目を配れなければならない。(略)仕事のためには、博覧強記であることが必要である。つまり、若いうちから目線を高く保ち、広い領域を見渡す努力は必要だ。そのひとつが、一見、仕事とは関係のない本を読むことなのだ。 →上から目線というか、エリートビジネスマン然とした物言いが気に障る。しかし、本物のエリートが言うことだから説得力がある。 ●本棚は、外付けできる脳であり、客観的に自分の過去と現在を把握するのを助け、未来の自分の姿を映し出す鏡でもある。そういった本棚の性格を踏まえて本棚を編集すれば、人生さえも編集できる可能性がある。 ●これとは、棚を通じての会話である。もちろん会話の相手は書店員ではなく、過去の自分である。なぜそうやって並べたのかを考えると、そのとき自分が何に興味を持っていて、どんなことを知りたかったかがわかる。かつて自分が並べた棚を見て、それをどう感じるかを考えながら、現在の感覚で並べ替えると、それは自分との会話になる。 ●昔夢中になって読んだ本のジャンルでも、最近は まったく読まなくなったというジャンルが誰しもあるだろう。好きだっただけに、処分するのは心残りかもしれないが、しかし、その変化は自分が成長した証である。かつて興味のあった分野の本をいつまでも取って置くのは、過去の自分に固執しているのと一緒だ。処分しよう。もうひとつ処分するべきジャンルがある。古くなると意味がないものだ。たとえばIT系のマーケティングの本は一定の時間が過ぎると陳腐化が激しい。あまり古い本を手元に置き続け、それを参考にし続けているようでは、仕事が危うくなる。動きの早い分野の本は、早く処分する。 →本棚を定期的に並べ替えることで、自分の知の棚卸しを行うという発想は言われてみればそのとおりなのだが、思いつかなかった。かつての自分の本棚などは一時はそれなりに並べ替えを行ったが、ある時期からは読んだ本を放り込むだけの箱と化していた。それでは成長しないのも当たり前か。 ●まず、本を買うのにお金を惜しんではならない。目先の1000円や2000円を惜しんで、知識という計り知れない財産を得ないで人生を過ごすのは、まったく残念なことだ。それに、本には投資を惜しまず、知識と教養に貪欲な人の方が、それを武器にずっと稼げる。→おっしゃる通り。とはいえ、「人は本のみで生きていくにあらず」。同情するなら金をくれ(これはちょっと違うか)。独身時代のように本に湯水のようにお金をかけられなくなって久しい。さらにリーマンショック以降、会社の事情も加わって・・・。 ●書評に個人的な思い入れは不要だ。書き手がどんな経験をしてきた、どんな個性の持ち主かは、読み手には一切関係がない。書評は読書感想文ではないし、文芸作品でもない。泣かせたり笑わせたりと感動を求める文章に仕立てる必要はない。中身は、いかにその本が面白かったかの説明だけになる。 ●つまらない本や、悪口を言いたくなる本の情報は必要ない。書評ブログでどんなことを書くかは、「メインの本棚」にどんな本をならべるかとまったく等価の行為なのだ。 成毛氏の読書とは、ビジネスエリートになるための読書術だと思う。→『20歳からの<現代文>入門』参照

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2015/09/08

新しい本だ。これまで読書術に関する本は少なからず読んできたが、本棚に関しての本は読んだことがなかったが、これは面白いし、勉強になる。 この本では本棚の作り方や意図的に作る本棚などを真似させてもらっている。本棚と本置き場とは価値が違う。それを認識して自分の本棚を築きあげていきたい...

新しい本だ。これまで読書術に関する本は少なからず読んできたが、本棚に関しての本は読んだことがなかったが、これは面白いし、勉強になる。 この本では本棚の作り方や意図的に作る本棚などを真似させてもらっている。本棚と本置き場とは価値が違う。それを認識して自分の本棚を築きあげていきたい。

Posted byブクログ

2015/08/21

おすすめの本や、こういう場所にこんなジャンルの本をこれぐらいの量を置きましょう、という本。 読書欲が高まった。 たくさんの人に見てもらえるレビューの書き方も書いてあったけど、流し読み。。。

Posted byブクログ