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孤独の価値 の商品レビュー

3.5

103件のお客様レビュー

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    11

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2018/10/11

「孤独」は悪いことなのか?ということについて著者の考えが記されている。,「一人でいることは寂しい、それが寂しいの定義だというならば、寂しさが大好きな人もいる」,私も寂しさが大好きです。

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2018/08/25

孤独があるから仲間の価値が分かる、というサインカーブ。表と裏の関係性を理解できれば、孤独の価値が分かるのかなと感じた。

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2018/07/21

孤独の価値 森博嗣 幻冬舎 別の本を探しているときに、たまたま森博嗣の棚が視界に入った。そういえば森博嗣作品を読まなくなって久しいけれども、あれからどんな本を出していたのだろうとざっと眺めて、目に止まった一冊。 新書だったので、それらしい内容かと思ったけども、内容はエッセイだ...

孤独の価値 森博嗣 幻冬舎 別の本を探しているときに、たまたま森博嗣の棚が視界に入った。そういえば森博嗣作品を読まなくなって久しいけれども、あれからどんな本を出していたのだろうとざっと眺めて、目に止まった一冊。 新書だったので、それらしい内容かと思ったけども、内容はエッセイだった。森博嗣が孤独というものをどのように考えているのかがテーマになっている。 もっとも、そもそも新書はエッセイを綴るものなのかもしれない。 著者は孤独を肯定的に捉えていて、その心が丁寧に綴られている。読んでいて面白かったのは、どうして世の中で孤独が否定的に捉えられがちなのか、に対する著者の見解だ。 また、その他面白かったテーマを挙げておく。 ・酒飲みの孤独 ・学者のドキュメンタリーに対する違和感 ・商売と孤独の関係 ・「社会に対する復讐」という変な理由 ・孤独死と尊厳死の関係

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2018/06/02

孤独は忌避するものではなく人として必然。 寂しいと感じる、空腹と満腹に似た話。 周期と変化率、感情に影響するのは変化率 プラスのピークを打ったら、どんどんマイナスの感情になるし、底を打てば上向きになる。 状態の変化、感情の変化、努力の変化、この3つの周期が半分ずつずれていく。 ...

孤独は忌避するものではなく人として必然。 寂しいと感じる、空腹と満腹に似た話。 周期と変化率、感情に影響するのは変化率 プラスのピークを打ったら、どんどんマイナスの感情になるし、底を打てば上向きになる。 状態の変化、感情の変化、努力の変化、この3つの周期が半分ずつずれていく。 状態の変化がどん底の時には努力の変化は最大になり感情の変化は0から上向きのところになっている。 孤独とは自由の獲得である。 自由を思い描く、思い描いたものを実現することが夢の実現。 なんだか高僧の法話みたいな話だが、そういう話を実例や色々な表現で判り易く解説している。

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2018/04/22

カンタンに書かれているのだけれど、ナンカイな感じも受ける。 言い方を変えたニュアンスの繰り返しのような気もする。 全体的にそんな感じを自分は受けた。 もともと、1人行動をよくする自分なので、孤独=自由ということや、孤独であるが為に見つけることができる楽しさ、感動があることを実感...

カンタンに書かれているのだけれど、ナンカイな感じも受ける。 言い方を変えたニュアンスの繰り返しのような気もする。 全体的にそんな感じを自分は受けた。 もともと、1人行動をよくする自分なので、孤独=自由ということや、孤独であるが為に見つけることができる楽しさ、感動があることを実感として持っていた。 あー、やはりそうなんだよね。という感じ。 そして、孤独=寂しいというステレオタイプに陥っていることも実感としてわかっていたが、やはり。という感じ。 でも、すぐにそのステレオタイプをやめられるわけではない。 まあ、孤独というものは、生きていく上で絶対になくならないもの。 その感情とどう向き合い、どう対応していくのか?に、その後の人生の変化が出るのだろうな。 孤独を単純に嫌がり、虚構に逃げるのは嫌だなと感じるし、おそらく、自分にはできない。 第1章 なぜ孤独は寂しいのか 第2章 なぜ寂しいといけないのか 第3章 人間には孤独が必要である 第4章 孤独から生まれる美意識 第5章 孤独を受け入れる方法

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2018/03/01

人とつながることの価値、孤独で存在しないことの価値が持て囃される世の中で息苦しさを感じている人には必読の書。

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2018/02/12

「孤独」という言葉に悪い印象を持っていることが、いかに思い込みであるかがわかるような本でした。 僕はこの本を読む前から、一人の時間というものが好きでしたし、孤独を好む部分もありました。 しかし、その孤独ということについて取り立てて深く考えようとはしておらず、この本は僕にそのきっ...

「孤独」という言葉に悪い印象を持っていることが、いかに思い込みであるかがわかるような本でした。 僕はこの本を読む前から、一人の時間というものが好きでしたし、孤独を好む部分もありました。 しかし、その孤独ということについて取り立てて深く考えようとはしておらず、この本は僕にそのきっかけを与えてくれるものでした。 孤独という概念に限ったことではないですが、知らず知らずのうちに洗脳され思い込まされていることがかなりあるように思います。 考えることを放棄した瞬間に奴隷になり下がるというのは悲しいかな事実ですね。

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2018/01/18

孤独の価値。森博嗣先生の著書。孤独は寂しいことでもなければ、悪いことでもない。孤独は価値があること。他人の視線ばかり気にして生きていてもつまらない。孤独を、孤独感を、楽しまないと。

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2017/12/26

孤独を理屈で考える。 孤独の正しい見方を提供。 なぜ孤独感を感じるのかを心理学などを使わず、説明。 読後には、明るくなれる。 孤独を楽しもう

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2017/11/08

特に新しい知見や蒙を得ることがなかった、と言えてしまうほどに全編に共感した。あえて難を言えば、この書をしたためる際に「孤独を恐れ」るゆえの承認欲求は作者にはみじんもなかった、と胸を張って言えるかというメタな疑問を常に抱えて読んでしまったという点か。ともあれ、「絆肥満」という市民フ...

特に新しい知見や蒙を得ることがなかった、と言えてしまうほどに全編に共感した。あえて難を言えば、この書をしたためる際に「孤独を恐れ」るゆえの承認欲求は作者にはみじんもなかった、と胸を張って言えるかというメタな疑問を常に抱えて読んでしまったという点か。ともあれ、「絆肥満」という市民ファッショを先鋭的に切り込んでいく風潮が少しでもあることに安心する。エンターテイメント作家ならではの、大衆的メジャ(マイナっていうからさ)に対しての当然すぎる葛藤を吐露している点も信頼できる。

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