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ナミヤ雑貨店の奇蹟 の商品レビュー

4.1

957件のお客様レビュー

  1. 5つ

    306

  2. 4つ

    389

  3. 3つ

    168

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2024/09/25

私が大好きな一冊です。 泥棒三人組が忍び込んだ廃れた雑貨店、そこでは過去の人から悩み相談の手紙舞い込んできました。彼らはその不思議な出来事を受け入れて相談を続けることになります。 「黙祷はビートルズで」はとても感動しました。少年の心情がビートルズと重ねられた描き方は見事だと思いま...

私が大好きな一冊です。 泥棒三人組が忍び込んだ廃れた雑貨店、そこでは過去の人から悩み相談の手紙舞い込んできました。彼らはその不思議な出来事を受け入れて相談を続けることになります。 「黙祷はビートルズで」はとても感動しました。少年の心情がビートルズと重ねられた描き方は見事だと思いました。

Posted byブクログ

2024/09/14

点と点がつながっていく、そんな面白さはあるものの今どこの時代だっけ?と時々わからなくなったり。 人が抱える「悩み」とは 悩み相談と言いつつ自分の中に答えがあること、欲しい答えもあること、そういうところがが心に残った。

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2024/09/05

始まりから読み手の心をがっしり掴んでくる。3人組の泥棒が盗みをはたらいたあとに忍び込んだ廃屋でおきる不思議な過去とのつながり。ストーリーは徐々に点と点を線で結び展開されていく。心を温かくしてくれる素敵な物語でした。

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2024/09/02

色んな伏線が散りばめられていて、この人がここと繋がるのね〜と意外性もありつつ納得しながら読めて面白かった。

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2024/08/29

とても面白かった。 伏線が複雑なのでちょっと理解が大変なところもありましたけど、暖かな気持ちになれました。 読んで良かった。

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2024/08/26

あっという間に読めてしまいました! 途中からは東野圭吾ワールドに引き込まれて、続きが読みたくなるウズウズ。読み終えた後もちょっと前に戻って色々確認したくなるワクワク。楽しい読者が手軽にできます。

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2024/08/25

空き巣を働いた3人組が身を潜めるためにある雑貨屋に侵入したことから物語は始まる。その雑貨屋はいろんな人から悩みを聞きそれに対して真摯に回答することで有名だった。3人組はその雑貨屋で時空を超えて過去の人たちからの悩みに対して答えるようになる。 物語が進むにつれ、雑貨屋とある児童養護...

空き巣を働いた3人組が身を潜めるためにある雑貨屋に侵入したことから物語は始まる。その雑貨屋はいろんな人から悩みを聞きそれに対して真摯に回答することで有名だった。3人組はその雑貨屋で時空を超えて過去の人たちからの悩みに対して答えるようになる。 物語が進むにつれ、雑貨屋とある児童養護施設との関係があきらかになっていきとても読み応えがあった。ビートルズの下は自分も彼らが好きだから博の気持ちも少しは共感できた。 養護施設の創設者と雑貨屋の店主との関係、魚屋の倅でミュージシャンを目指していた人と施設の子供との関係、どれも感動するような話でとても読み応えがあった。

Posted byブクログ

2024/08/25

「東野圭吾さんの小説を読んだことがないんだけど、殺人とかではないマイルドな物が読みたい」 という私の我儘に対して義母が提案してくれたのがこちら。 本の帯通りのなかなかの感動ミステリー! すっかり東野圭吾さんのファンになれそう。 短編集なのかと思いきや伏線があるというのは、最近...

「東野圭吾さんの小説を読んだことがないんだけど、殺人とかではないマイルドな物が読みたい」 という私の我儘に対して義母が提案してくれたのがこちら。 本の帯通りのなかなかの感動ミステリー! すっかり東野圭吾さんのファンになれそう。 短編集なのかと思いきや伏線があるというのは、最近の小説によくあるパターンだけど、12年前からこのスタイルで見事にストーリーが整っているというのは東野圭吾さん、さすが。 始めは、悪事を働く若者が冒頭に出てきて、「あ〜これ、苦手なやつかも」と嫌悪感を抱いてしまったのが事実。 でも最後に彼らは彼らなりに一生懸命生きていて、ただ私のように嫌悪感を抱いてしまう人間の偏見に潰されてしまっていただけなんだと気づいた。頑張っても報われない人を因果応報だと思っている自分こそが最低だよな… 悩み相談は、相手の人生を左右してしまう可能性があるから簡単にはできないし、店主も書いたことを後悔する場面もある。 それでもナミヤ雑貨店の店主のように相手の気持ちに共感して寄り添っている姿勢は相手を励ますこともできるし、自分で道を選ぶ力を与えてくれる。 「白紙なのだから、どんな地図だって描けます。すべてがあなた次第なのです。何もかもが自由で、可能性は無限に広がっています。これは素晴らしいことです。どうか自分を信じて、その人生を悔いなく燃やし尽くされることを心より祈っております。」 まもなく死を迎える間際に、白紙の便箋に対してこれだけ素敵な言葉を贈れるなんて… 後悔がたくさんあったとしても、最後まで誰かのために働いたり勇気付けることができる… そんな人生を送りたいと思う。

Posted byブクログ

2024/08/25

東野圭吾さんってこういう小説も書かれるんだなという印象が残った本でした。ファンタジー要素が入ってて面白かったです^_^

Posted byブクログ

2024/08/16

全てが伏線。一見バラバラに見える5つのエピソードが時を超えて重なり合う、まさに奇蹟でした。お見事です!

Posted byブクログ