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ナミヤ雑貨店の奇蹟 の商品レビュー

4.1

962件のお客様レビュー

  1. 5つ

    308

  2. 4つ

    392

  3. 3つ

    168

  4. 2つ

    28

  5. 1つ

    5

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2014/12/04

20141204 いかにも東野圭吾、といった作品。 メディア化されるような、情景が目に浮かんで万人にウケるタイプ。 面白かったし嫌いではないけれど、本当にそれだけ(私は) もっと毒があったり、ひっかかる作品の方が好きかなぁ。 白紙の手紙に対して、最後のナミヤさんからの手紙がよ...

20141204 いかにも東野圭吾、といった作品。 メディア化されるような、情景が目に浮かんで万人にウケるタイプ。 面白かったし嫌いではないけれど、本当にそれだけ(私は) もっと毒があったり、ひっかかる作品の方が好きかなぁ。 白紙の手紙に対して、最後のナミヤさんからの手紙がよかった。あんなお爺さん、近くにいて欲しい。 帯にあった「時には傷つけ、時には助け、人は気づかないところで人の人生に大きく関わっているんだなと実感」という文言に納得。

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2014/12/04

心が温かくなるファンタジー。 東野圭吾作品が好きな人には物足りないかもしれないけれど、キャラクターもわかりやすくきれいにまとまっていて、普段あまり本を読まない人にもスッと読めるし、映像化しやすそうだ。

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2014/12/03

久しぶりに一気読みできた本。 時空が捻れていながら終わりにはそれぞれが繋がっていく快感。 面白かったです。

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2014/12/02

良くも悪くも娯楽小説。最近の東野圭吾には,こういう作品が多い。劣化してる感が否めない。設定のアイデアはいいが,ストーリーは陳腐。複数の話の線が複雑に絡み合わされているのは東野圭吾っぽいが,ちょっとご都合的主義な感じもする。暇潰しにはいいだろうけど,物足りない。

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2014/11/30

オブニバス形式の話だが、すべてがナミヤ雑貨店と丸光園につながるという不思議なお話。ミステリーであり、ファンタジーもある。

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2014/11/30

悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されたのか?3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが…。次第に明らか...

悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されたのか?3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが…。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!? 東野作品の中でも最高傑作と評判の一冊,文庫化待ってました!!.全作読んでるわけじゃないから最高なのかは不明だけど,文句なしの傑作でした.久々に感涙♪

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2014/11/30

(14.11.29) 波矢さんがナヤミを聞くナミヤ雑貨店。 人称や時制が目まぐるしく変わる書き口は、伊坂幸太郎のパクリか? じっくり読める東野作品を期待してただけに、ガッカリ感が強かった

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2014/11/30

ナミヤ雑貨店の奇跡。 ファンタジー要素がある作品。 こういう作品大好き。 短編かーと思い読み進めてみると 短編一つ一つが繋がっている。 どう繋がっていくのか? 考えずにはいられない。 ページをめくるのを止められない。 本当に満足な一冊でした。

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2018/10/19

おとぎ話で、他愛もないといえば、そう。 クルクルと回転ドアのように登場する群像と、時間を遡れるメールサーバーとのやりとりを、込み入った形で書いているということか。

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2014/11/28

 空き巣に入った青年三人が転がり込んだのは、ナミヤ雑貨店と書かれた長く使われた様子のない小さな店だった。 そのシャッターの郵便口から突然悩み相談の手紙が落ちてきた。そしてその手紙は現代から来たものではないらしく…  東野さんの構成って改めて上手いなー、と思いました。設定はSF・...

 空き巣に入った青年三人が転がり込んだのは、ナミヤ雑貨店と書かれた長く使われた様子のない小さな店だった。 そのシャッターの郵便口から突然悩み相談の手紙が落ちてきた。そしてその手紙は現代から来たものではないらしく…  東野さんの構成って改めて上手いなー、と思いました。設定はSF・ファンタジー系なものの、5つの話が徐々につながり最後に落ち着く過程はまさにミステリの技法そのもの。ミステリ的技法を使ってそのうえでしっかりと希望が描かれています。  個人的には話にもう少しアクがあっても良かったかな、と思ったのですが、若者三人が知恵を絞り、過去からの重い内容の手紙にどう返信するか、 決して甘い言葉だけじゃなく、というよりだいたい正直すぎる言葉で彼らは手紙に変身していくのですが、その言葉の飾りのなさが良かったと思います。逆に飾りがないからこそ、相談者たちも彼らの手紙の返信を無視できなかったのかな、と思いました。  そしてナミヤ雑貨店の当主の思いも素敵でした。悩みに答えたもののあの回答でよかったのか、と苦悩したり、そうした優しい人から世代を超えこの奇蹟までつながっていったのかと思うと、また感じ入るものがあると思います。 第7回中央公論文芸賞

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