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怪しい店 の商品レビュー

3.5

78件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2024/02/03

有栖川有栖、初読。王道の推理小説という感じで、頭のキレる、また一癖ある犯罪心理学者が事件を解決していく。 読むのにちょっとだけ頭を使う感じが、程よい頭の体操になる。

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2023/12/05

火村シリーズ。表題作ほか「店」をテーマにした短編集。ロジックに対するこだわりが見える作品。面白かった。

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2022/04/24

色んなお店が出てくる短編集。 全部面白かったけれど、特に『怪しい店』はお店自体も謎めいていて、少し不気味な感じもあって面白く読めた。 アリス&コマチコンビも素敵! 最後の二人も何だか可愛らしいし和んだ。 『潮騒理髪店』も店主が素敵な人で優しい気持ちになる。 ふらりと入ったお店...

色んなお店が出てくる短編集。 全部面白かったけれど、特に『怪しい店』はお店自体も謎めいていて、少し不気味な感じもあって面白く読めた。 アリス&コマチコンビも素敵! 最後の二人も何だか可愛らしいし和んだ。 『潮騒理髪店』も店主が素敵な人で優しい気持ちになる。 ふらりと入ったお店がとても気に入る雰囲気だとすごく嬉しくなるだろうなぁ。

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2021/11/02

「店」が題材の五つからなる短編集。 どれも素晴らしい完成度で、とても楽しく読めました。登場するたくさんのお店の何とも言えない魅力! 実際にあったらフラっと入ってしまいたくなるものばかりです。そんな中で起きる事件の数々も、どこか異世界のようなお店に反して人間味溢れるものばかり。つい...

「店」が題材の五つからなる短編集。 どれも素晴らしい完成度で、とても楽しく読めました。登場するたくさんのお店の何とも言えない魅力! 実際にあったらフラっと入ってしまいたくなるものばかりです。そんな中で起きる事件の数々も、どこか異世界のようなお店に反して人間味溢れるものばかり。つい、被害者たちの心情を思わずにはいられません。 特に面白かったのは「古物の魔」 凶器から謎が解かれるのが面白い。ウオマサさんのキャラクタもユニークで好きです。 事件でもほっこりする話が多く、「燈火堂の奇禍」も最後のオチが良かった。 表題作「怪しい店」は事件よりもマチコさんとアリスのやり取りが心に残ります。最後に出てきた喫茶店がなんとも言えません。 「『いらっしゃいませ』と言いながら得体の知れない人物を招き入れる……」という台詞が印象的でした。

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2021/07/01
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ミステリーは飛ばし読みする私のような人間に向いていない~骨董店と言うより古道具屋で店主が撲殺され、押し入れの布団の間から翌日発見される。定年後に開いた古書店で、返せ、泥棒と叫んで、頭を打って意識を回復しないが、ある特定の本はよく考えて10日後に買いに来いというだった。芸能事務所経営者は破産を目の前に、愛人を殺害するが、マンションの鍵をなくしたと思い込んでいたものが、ポケットティッシュの袋の中に入ってきたのを見つけ出したことから、拾った人間が強盗に入ったのを装ったのだ。海辺の理髪店は閉店の日に、市役所の課長とその部下で顔をあたってもらう女性、犯罪学者が訪れたが、小学生ぐらいの子のいたずら電話で呼び出されたのは何故か、床屋出た女性が岬で列車に向かってハンカチを降っていたのは何故か。みみやの女性店主が絞殺された。聞いたないようで客を脅迫していたようだ~読者をミスリードする大事な部分を無視しちゃうからなぁ。宿シリーズに続いて店なんだって

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2021/04/29
  • ネタバレ

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火村英生シリーズ。 推理作家の有栖川と犯罪社会学者の火村のコンビが 事件の真相をあばいていく。 骨董品店の店主殺人事件。 もともと骨董に興味もなかった店主の手伝いをする 甥の時也の骨董店に対する愛情と証拠となったパニック障害。 古書への愛が強すぎて偏屈な商売をしていた古書店店主。 古書を売ってもらえないことに腹を立てた客が お金を棚に挟んで本を持ち出し、棚に挟まれていたお金を更に盗もうとした別の犯人。 運営資金に困った芸能プロの社長が お金のために愛人に手をかけた殺人事件。 火村が仕事で訪れた土地でたまたま入った理髪店での出来事。 今日で閉店するという理髪店と、町1番の美人なリカちゃんが上司の髪を持ち去って企んでいたこと。 人の悩みを聞いてくれるみみ屋というなんとも怪しい店の女店主が殺された事件。 人の弱みを握ってそれをネタにお金を揺すっていたこと。 自分もそれにあやかろうと録音レコーダーを設置していた夫兼介の誤算。 妻を殺した夫の愛人。 ミステリ、すごいねえ。他のシリーズも読んでみたい。

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2021/04/01

20210401 問題提議されないと気づかない問題について話をしあげて貰える。そういうことかと分かった頃にはやられたと思って納得しないといけない事になっている。どの話も良くできていて謎ときとしても面白い。

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2020/09/28

有栖川有栖さんの本を初めて読みました。 ドラマにもなっていたんですね、火村英生シリーズ…。 面白かったです。 事件の後日談から、犯人が追い込まれていく心情、他人の取った行動を推理するやり取りが面白い。 日常をそんなに考えることなく流し見していると、全然気づかない視点なので本当に目...

有栖川有栖さんの本を初めて読みました。 ドラマにもなっていたんですね、火村英生シリーズ…。 面白かったです。 事件の後日談から、犯人が追い込まれていく心情、他人の取った行動を推理するやり取りが面白い。 日常をそんなに考えることなく流し見していると、全然気づかない視点なので本当に目からうろこです。 毎日、誰かの事(他人でも)を真剣に見ていたことがあるのかなぁ…と。 結局自分のことしか考えていないので、見ちゃいないのでした。 他にも有栖川有栖さんの本を読んでみたいです。

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2019/10/27

短編集なのでテンポ良く事件が解決していくので読みやすい。 描写が細かいので場面を想像しやすくて良いなと思った。 殺人事件からちょっとホッコリする事件未遂の物まで収録されていて 面白かったけど、特別印象に残るものはなかったかな・・・。

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2019/09/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

骨董品店で起きた店主殺人事件、偏屈な古書店主を襲った思いがけない災難、芸能プロダクションの社長が挑んだ完全犯罪、火村が訪れた海辺の理髪店でのある出来事、悩みを聞いてくれる店“みみや”での殺人事件。 「どうぞお入りください」と招かれて、時には悪意すら入り込む。 日常の異空間「店」を舞台に、火村英生と有栖川有栖の最強バディの推理が冴える。 (アマゾンより引用) 短編集。

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