怪しい店 の商品レビュー
有栖川作品を貪るように、それこそ片っ端から読み込んでいたころを思い出す。 推理する気もない、二人のおじさん(今になってみるとお兄さんの域。若い。)の掛け合いが好きなだけの不真面目な読者ですが。 もはやアリスと一緒に火村准教授を見守る段に入ってきた。
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「みみや」のような商売って実際ありそう、いや、あるのか。あったら行ってみたいとも思いつつ、こういう危険性もあるのかと思い知らされた。 どの話もさらっと読めて面白かった。
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経営が危ない骨董品屋、趣味の古書店、傾きかけの芸能プロダクション、潮騒の聞こえる理髪店、そして何を生業とするのかわからない怪しい店。店を舞台とした有栖川有栖シリーズ短編集。 実は有栖川有栖シリーズ(火村シリーズ?)に手を出したのは初めてだったのだけど、予想以上に読みやすくて驚い...
経営が危ない骨董品屋、趣味の古書店、傾きかけの芸能プロダクション、潮騒の聞こえる理髪店、そして何を生業とするのかわからない怪しい店。店を舞台とした有栖川有栖シリーズ短編集。 実は有栖川有栖シリーズ(火村シリーズ?)に手を出したのは初めてだったのだけど、予想以上に読みやすくて驚いた。潮騒理髪店の話がよかった。ただ、どれもオチに重きを置いてない印象だったのでちょっともったいなかった。
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誰にも言えない悩みをただただ聞いてくれる不思議なお店「みみや」。その女性店主が殺された。犯罪学者・火村英生と推理作家・有栖川有栖が謎に挑む表題作「怪しい店」ほか、様々な店を舞台にした傑作ミステリ!
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ヘンテコな作りなわけではなく、あくまでも地に足のついた現実的なシチュエーションを論理的に分析していく。倒叙形式でかかれたものもあり、『ガリレオ』的なこともできますよというアピールだったりして。
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火村英生シリーズですね。短編集で、いろんなお店見まつわる話です。 うーん短編集はやっぱりな~(;一_一)って感じです。
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作家アリスシリーズ。店をテーマにした短編集。 「潮騒理髪店」の情景が素敵だった。たまには殺人事件から離れてリラックスしてる火村先生を見るのもいいなぁ。 「ショーウィンドウを砕く」ではラストに少しぞっとした。アリスも立ち入ることのできない領域に一体どんな闇を抱えてるんだろうなぁ火村...
作家アリスシリーズ。店をテーマにした短編集。 「潮騒理髪店」の情景が素敵だった。たまには殺人事件から離れてリラックスしてる火村先生を見るのもいいなぁ。 「ショーウィンドウを砕く」ではラストに少しぞっとした。アリスも立ち入ることのできない領域に一体どんな闇を抱えてるんだろうなぁ火村先生は。 「怪しい店」あるあるああいう謎な店。アリスの変な店突撃レポートとかあったら面白そうだなと思った。読んでみたい。 全体的に殺人の動機がいまいちな印象だったけど、安定して楽しめる作家アリスシリーズでした。 火村が捜査会議の時ノートパソコンを使っていたりフェイスブックが登場したりと火村とアリスは年を取らないのに時代はちゃんと進んでいて色々文明の利器が登場するのが面白い。
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定番コンビの王道ミステリー 短編集だ。犯人視点での物語とか新鮮さを失わないのに感激。でも、自分自身がミステリー離れしている気がして、どうも乗り切れなくて再読を期して読了。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
超個人的に儲けモノだったのは、「潮騒理髪店」の冒頭、アリスが理髪店が出てくる小説を思い出すシーン。 森村誠一の「殺意の造型」、再読したいと思いながら、作者も題名も思い出せなかったもの。 あの恍惚をもう一度 (≧∇≦) 表題作、ありそうな商売「みみや」の、ありそうなユスリの、なさそうな展開がお見事。
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