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木暮荘物語 の商品レビュー

3.7

346件のお客様レビュー

  1. 5つ

    61

  2. 4つ

    125

  3. 3つ

    104

  4. 2つ

    16

  5. 1つ

    2

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2025/11/04
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※このレビューにはネタバレを含みます

坂田繭 木暮荘二〇三号室の住人。花屋の店員。専門学校のデザイン科に通っていたときから、フラワーショップさえきと喫茶さえきの常連だった。アルバイトで雇ってもらい、卒業と同時に正式に採用された。 伊藤晃夫 繭の彼氏。代々木上原の小さな企画会社に勤めている。 ジョン 大家の飼い犬。 瀬戸並木 繭の三年前の彼氏。真っ黒に日焼けし無精髭を生やしている。繭と同じ専門学校の写真科。 佐伯 花屋「フラワーショップさえき」。 マスター 佐伯の夫。フラワーショップさえきの奥のスペースで喫茶店「喫茶さえき」をやっている。 美容師さん 三十歳くらいの女性。美容院の定休日に部屋に飾る花を買いに来るという勝手な推理でそう呼んでいる。 木暮 小田急線の急行通過駅・世田谷代田から徒歩五分、築ウン十年、全室ぼろアパート木暮荘の老大家。娘夫婦が転勤の都合で家に転がりこんできたため、木暮荘の空き部屋に移った。 後藤 木暮の旧くからの友人。病に倒れ入院中。妻にセックスを断られた。木暮が見舞いに行って一月もしないうちに死んだ。 木暮の妻 ちなつ 峰岸美禰 代々木上原から徒歩八分ほどの犬の美容院「トリミングハウス・プティ・キャン」に勤めている。 中井 「トリミングハウス・プティ・キャン」の主。四十代後半。二十年以上のベテラン。美禰はひそかに「女ムツゴロウ」と呼んでいる。 土田 二十三歳。「トリミングハウス・プティ・キャン」の従業員。 前田五郎 四十歳くらいの男。 牧野 就職浪人中で近くのバーでアルバイトをしている。 神崎 サラリーマン。就職を契機に木暮荘の二〇一号室に引っ越してきた。ファミリーレストランの本社統括センターに配属。 さとちゃん 一〇二号室の女子大生が呼んでる男。二号。聡。 せいちゃん 三号。 光子 女子大生。一〇二号室。 葵 光子の大学の友達。 亜希 光子の大学の友達。 ヨシフミ 亜希の彼氏。 はるか 亜希の子。 桑田 並木の師匠。並木が通っていた専門学校の講師だった。 遠藤幹也 笹井恵美 北原虹子 フラワーショップさえきで花を買ったときに、並木に声をかけた。 野島 キング・キタ 二十年以上も人気ナンバーワン料理マンガを連載している『九鬼クッキング』の作者。

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2025/10/27

性の香りがする短編集。彼ら、彼女らの望みは結実しない。ただ、未来はわからない。それを木暮荘はじっと見つめている。まとめると、こんな感じ。三浦しおんとしては、ちょっと異質な匂いのする本だった。

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2025/10/19

肩肘張らず面白かった。何かしら悩みを抱えながら、それを共有すると意外となんとかなるもので。みんなで生きてる。

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2025/09/14

東京の各停駅最寄りの古びたアパート、そこの大家さんや住人や、その人たちと関わる人たちの連作集。 話は少しファンタジーのような、あり得なさそうな設定ではありますが、でもそれぞれの話がさわやかな印象を残して、さすがに達者なストーリーテリングです。読み終わって良い気持ちになりました。

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2025/09/04

終始ユーモラスな筆致で、愉快な場面の愉快さがより際立って表現されていたが、どの章においても展開が大胆ではあるが共感をそそるおもしろい人間関係が丁寧に描写されていて、しみじみとした余韻を感じることができる読書になった。 三浦しをんさんの描く男女関係には嫌味がなく、直接的な性にまつわ...

終始ユーモラスな筆致で、愉快な場面の愉快さがより際立って表現されていたが、どの章においても展開が大胆ではあるが共感をそそるおもしろい人間関係が丁寧に描写されていて、しみじみとした余韻を感じることができる読書になった。 三浦しをんさんの描く男女関係には嫌味がなく、直接的な性にまつわる単語が登場しても下品でなく、楽しく想像を膨らませることができると思う。

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2025/06/29

登場人物がみんなすれ違って、欲求不満のまま…… 点と点がつながらないのに関係性が崩壊しないところがすき。泥の味のマスターとヤクザとトリマーの子の続きを読みたいし、あんな三角関係、小説らしくていい。

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2025/06/15

ふとした時の灯台のようなものってあるよなあ 並木とニジコ、トリマーとヤクザの関係性 ピース、嘘の味は特に好きだった 橋本紡の 九つの、物語 をおもいだした

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2025/06/04

木暮荘という古くてボロいアパートの住人と、その周辺の人々の連作短編である。 これからどうなるのか気を持たせながら次の人にバトンが渡るところが、三浦しをんさんは絶妙に上手いな。 それにしても、どの話もやばい話だ。 特に、畳を上げて床の板の隙間から下の部屋の女子大生を覗くサラリーマ...

木暮荘という古くてボロいアパートの住人と、その周辺の人々の連作短編である。 これからどうなるのか気を持たせながら次の人にバトンが渡るところが、三浦しをんさんは絶妙に上手いな。 それにしても、どの話もやばい話だ。 特に、畳を上げて床の板の隙間から下の部屋の女子大生を覗くサラリーマンの男はヤバすぎる。 覗く男というより、男の目がそこに住みついているような異様な状況。 絶対捕まる、これは犯罪だ!とハラハラしてしまった。 ところが、女子大学生は覗かれているのも承知で、そのうち男の覗きが公認になる。 サラリーマンも女子大生も普通じゃないな。 でもヤバいけどなんだか笑えるオチになっていて、ちょっとほっこりしたり切なかったり…。 今は若い人も立派なマンションに住んでいる時代だが、こんなボロアパートを懐かしく思う人もいるんだろうな。

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2025/05/29

ピースがやばい。ずっと忘れられない。何度も泣いた。初めて読んだ当時は小6か中1くらいだったと思うけどこの頃から母親というものへの憧れが芽生え始めたように思う

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2025/04/24

私にはダメでした……。性がとことんダメなのもありますが、暴力として少なからず記載された後の物語でも、男側が性を求めてるものの話になると、無理でした……。 物語としてなら読める方はオススメですが、苦手な方は苦手かも……

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