アイネクライネナハトムジーク の商品レビュー

伊坂幸太郎(著者)

2020/09/10

久々に伊坂ワールドに浸った。バラバラなように思える小編が最後に時間を越えて繋がっていくのは見事。
2019年9月に公開された映画の原作。読みだしてすぐに春馬君の顔が浮かんできて悲しい・・・
映画はうまく2時間たらずにまとめたもんだと感心する

2020/08/25

伊坂幸太郎らしいタッチで、人物相関や発言の繋がりなどでクスリと笑う部分もあったが、元々短編の集まりというところで、全体ではこじんまりとした印象でした。こう言う話は好きですけどね。

2020/08/15

初めて読んだ作家さんだったけど、おもしろかった。
短編がつながっていく感じ。
あれ？って思った人が、前にも出てきてたりして、おもしろかった。
終わり方も好きだなぁ。

***
ここにヒーローはいない。さあ、君の出番だ。奥さんに愛想を尽かされたサラリーマン、他力本願で恋をしようとする青年、元いじめっこへの復讐を企てるOL…。情けないけど、愛おしい。そんな登場人物たちが作り出す、数々のサプライズ。

2020/08/10

テンポよく、登場人物と時間が繋がって行く。置いていかれないよう、必死で読む。
暑さで集中力なしの頭でも楽しかった！
ボクシング、歌、免許更新、出会い、結婚、離婚、通帳、だれの娘だか知ってます？などなど。覚え書き。

2020/08/02

それぞれのお話で登場人物が繋がっていてとても面白かった。いろんな出会いや恋愛がほっこりあたたかい気持ちにしてくれます。

2020/06/27

「死神の精度」以来の伊坂作品。

アイネクライネナハトムジークの題名から、「ブックトークでモーツァルトだけじゃなく、米津玄師にも繋げられそう！読んでみよう」と思ったのに、モチーフは「斉藤和義」だった！ダメじゃん

2020/05/28

再読。
でもほとんど忘れていたので、新鮮な気持ちで楽しめました。
プログラマー、美容師、ボクサー、ちゃらい父、教師、様々な人が人生のあるタイミングで繋がり、影響を与えあう。
縦糸と横糸でカラフルな布が織られていくような、読後には一枚の作品が完成したような気持ちになれました。
ラストシーンの手話「大丈夫」は、来た！伊坂幸太郎！と感じる爽快なエピソード。
人生自分次第、吉と出る選択をしていきたいと思います。

2020/05/07

一つ一つの物語が別物かと思いきや、終盤に全てが繋がる爽快感！毎度のことですが、伊坂さんの文章力流石です！巡り合わせって素敵ですね。

2020/02/27

連作短編集。
ジャンル的に恋愛小説らしいけど、恋愛小説の定番であるくっつくまでの過程を描くことはほぼなくて、伊坂幸太郎ワールドって感じのふわふわした話だった。
とくに、誰の娘か知ってるのか？のくだりは伊坂幸太郎さんらしいなと思った。

「ナハトムジーク」は、現代と過去に話が飛ぶので読んでて疲れた…。

もっと若い（20代）時に読んでたら、「なんて素敵な小説だ！」と思ったに違いない。
若い人におすすめかな。

2020/01/10

・中に何が入っているか分からない、外側に「つながる、つながる」とだけ書かれていた袋に入っていた本。自分が書名を知った上で選ぶとしたら、まず読むことはない作品。
これが読んでみたら面白い。本との出会いの面白いところ。