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アイネクライネナハトムジーク の商品レビュー

4

595件のお客様レビュー

  1. 5つ

    154

  2. 4つ

    237

  3. 3つ

    126

  4. 2つ

    14

  5. 1つ

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2014/10/29

小気味よくテンポよく繋がっていく伊坂らしさ全開で、わくわくしながらさらっと読めた。 あっけないくらいの軽さが物足りなくかんじなくもないけど、それがイイ、ともいえる。

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2014/10/28

この本を読んだとき、「読み終わった」という感じがしませんでした。なんかこう、「始まった」という感じです。

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2014/10/27

様々な出会いが、色々なところで交わっていくところが面白い。 後、会話のリズム感がとても好き。 出会いってどこに転がっているか分からないものだなぁ。

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2014/10/27

伊坂さんの新刊が出るペースで、伊坂さんの本が読める、心地よさ。しあわせ。 ひとりひとりが持つ人生を、出しゃばらず温かく見つめ、ユーモアと粋を忘れずに読ませてく。 こんなふうに生きれたらいいな、と、いつも、おもう。 今回のは特に読みやすい。女性向けかも。 なんといっても表紙...

伊坂さんの新刊が出るペースで、伊坂さんの本が読める、心地よさ。しあわせ。 ひとりひとりが持つ人生を、出しゃばらず温かく見つめ、ユーモアと粋を忘れずに読ませてく。 こんなふうに生きれたらいいな、と、いつも、おもう。 今回のは特に読みやすい。女性向けかも。 なんといっても表紙がTOMOVSKY! 小説のなかには、斉藤和義のうたが!

Posted byブクログ

2014/10/27

久しぶりに伊坂幸太郎さんの小説を読みましたが、心温まる小説で、なかなか良かった。伏線も回収されている気がするし、人物間でつながりがかなりあって、展開も面白い。 ただ、登場人物が複雑で、いろんな人が出てくるので、わかりずらかったかもしれない。 文庫化されたら、また読みたいですね〜

Posted byブクログ

2014/10/27

伊坂作品の面白さ、それは登場人物の個性にあると思う。 本作品もちょっと変わった夫婦やボクサーなど、魅力的なキャラクターが多い。個性が織りなす物語が軽妙で非常に面白い。

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2014/10/26

読了後、すっきりとした、ちょっとした幸せな気分を感じた。 著者は、恋愛モノを書くイメージがなかったので、初めての作風だと感じたが、違和感なくすんなりと読むことができて良かった。 短編集であるが、どの話もはずれがなく楽しんで読むことができた。甲乙つけがたいが、ライトヘビーの話に感動...

読了後、すっきりとした、ちょっとした幸せな気分を感じた。 著者は、恋愛モノを書くイメージがなかったので、初めての作風だと感じたが、違和感なくすんなりと読むことができて良かった。 短編集であるが、どの話もはずれがなく楽しんで読むことができた。甲乙つけがたいが、ライトヘビーの話に感動してしまった。 一つ一つの話が少しであるが、繋がりがあって、過去のことが分かると、それが今につながっているだなと読んでいて納得。 人間関係が意外な所で繋がっているのだが、いじめっこの関連はもう少し含みが欲しかったと感じる。世界チャンピオンの小野と元美容師の美奈子を繋げてくれた、香澄がキューピットだと感じてしまった。 織田夫婦で破天荒ぶりを見せる夫を宥める妻、それで関係がこじれずに良好さを保っているのは、互いにないものを補い、ダメなことはダメと言い正せる存在が大きいのだと感じる。 最後に斉藤さんの謎が解けて、良かった。

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2014/10/26

「アイネクライネナハトムジーク」伊坂幸太郎◆妻子に出て行かれた男、復讐を試みるOL…立ち上がれ、パンチを繰り出せ。伊坂さんにしては恋愛要素多めの連作短編集。と言っても登場人物たちは妙な緊張も暑苦しい興奮もなく、息をするような自然さで人を愛する。そのさり気ない温度が心地良い。

Posted byブクログ

2014/10/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

個人的に「待望」だった伊坂幸太郎の新作。 これまで伊坂幸太郎が発表した作品に関しては、ほぼ全てを読破して きた。長編・短編はもちろんのこと、エッセイや企画モノ、アンソロ ジー収録作品などを含めた全てなのだが、その中でどうしても入手で きない作品があった。この連作短編集に収録されている 「アイネクライネ」と「ライトヘビー」。 斉藤和義のシングル、『君は僕の何を好きになったんだろう』の初回 特典で、もの凄いプレミアが付いていたため手出し不可だったモノ。 これが読める、というだけで胸がときめいた。ゆえに、評価のハードル は高くならざるを得ず(^^;)。 大したことなかったらどうしようかと思っていたのだけど・・・。 かなりな傑作だと思います、掛け値無しに。 伊坂作品としては珍しく出会いや恋愛の絡む短編集なのだけど、 伊坂節とも言われるキラキラした文章がそこらじゅうでアバンギャルド に飛び跳ねている感。お得意の章間リンクも相変わらず絶妙で、短編集 ではなくてちょっとした長編を読んでいるかのような満足感。完全脱帽 の上に最敬礼したくなるほど。 登場してくるアイテムも僕好みのモノばかり。 終章のナハトムジークが、まさかアレのことだとは、夢にも思わなかった。 これまでの伊坂作品でいちばん好きだったのは「終末のフール」だった けど、この「アイネクライネナハトムジーク」も、いきなりかなり上位 に来た! 普通の伊坂作品とは若干毛色が違うため、フリークは戸惑うかも。 しかし、伊坂幸太郎の世界に慣れていない初心者の方、ぜひ読んで欲しい。 読了で必ず幸せな気分になれるので!

Posted byブクログ

2014/10/25

伊坂幸太郎作品、久々のヒット!! ここ数年は個人的にイマイチなものが続いていたので、正直今回も恐々手に取ったのですが、本当にこれは可愛らしい短編集。まさかの恋愛モノ。 作家本人が言っているように、作品の中にもくすぐったいような感覚が滲み出ているし、愛しい人物ばかりが色んなところで...

伊坂幸太郎作品、久々のヒット!! ここ数年は個人的にイマイチなものが続いていたので、正直今回も恐々手に取ったのですが、本当にこれは可愛らしい短編集。まさかの恋愛モノ。 作家本人が言っているように、作品の中にもくすぐったいような感覚が滲み出ているし、愛しい人物ばかりが色んなところで繫がっている伊坂作品らしさも存分に備えた一冊。 作品同士の繋がりがポコンと出てくる度に、喉の奥でくすくすと笑いが込み上げるような、ずっと見つからなかった宝物が見つかったような、何とも言えない嬉しい感覚が湧き上がって来ます。 次回作も期待!!!

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