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アイネクライネナハトムジーク の商品レビュー

4

595件のお客様レビュー

  1. 5つ

    154

  2. 4つ

    237

  3. 3つ

    126

  4. 2つ

    14

  5. 1つ

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2014/11/04

帯の内容で、明日が待ち遠しくなること間違えなし! って書いてあったのでワクワクしながら読んでみた。 最初は、 なんか中途半端な終わり方だなと 思っていたら ん、 これは、この話しとつながるんだ~ と楽しみながら読みました。 最後は時間が飛びまくって ちょっと混乱してしまった...

帯の内容で、明日が待ち遠しくなること間違えなし! って書いてあったのでワクワクしながら読んでみた。 最初は、 なんか中途半端な終わり方だなと 思っていたら ん、 これは、この話しとつながるんだ~ と楽しみながら読みました。 最後は時間が飛びまくって ちょっと混乱してしまったよ。 縁が感じられる本でした。 自分が起したが行動が、 どうつながって行くのかと思うと 明日が待ち遠しくなるかも。

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2014/11/04

読み終えてほっと心温まる作品でした。 多くの登場人物が出てきてそれぞれの物語があり、それぞれが小さな奇跡を起こす。 伏線も繋がっていてその繋がりがそれぞれの登場人物の人生なんだと感じました。

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2014/11/03

伊坂さんにはもっと恋愛ものを書いてほしい! そう思わずにはいられない一冊。 旅の途中に一気読み、マスクの下でにやにやしながら読みました。 別段、壁ドンがあるとか(笑)そんな展開は微塵もないのに、どうしてこうもきゅんとしてしまうのか! (壁ドン展開のものを読んだことがないので...

伊坂さんにはもっと恋愛ものを書いてほしい! そう思わずにはいられない一冊。 旅の途中に一気読み、マスクの下でにやにやしながら読みました。 別段、壁ドンがあるとか(笑)そんな展開は微塵もないのに、どうしてこうもきゅんとしてしまうのか! (壁ドン展開のものを読んだことがないので比較しようもないけど) 伊坂さんは「恋愛もの」とおっしゃっていますが、 それは「恋愛至上主義」ではなくて、 日常のささやかな一部として、「恋愛」(というか「出会い」?)に少し焦点があたっている感じ。 まあ、フィクションである以上、ご都合主義よろしくなのですが、それは、ほら、エンターテインメントの醍醐味です! 短編の登場人物がつながっていく感じとか、とても好きです。 「どなた様の娘さんだと・・」のくだり、大好き! 斉藤さんのコラボ企画ものから派生した小説のようです。 そのあたり、知りませんでしたが、知らなくても楽しめます。 呪文のような書名は、「小夜曲」のドイツ語読みだとか。(本文より)

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2014/11/03

読みやすくて楽しかった。 斎藤さん、みつけたら試したい! テーマが「出会い」で恋愛ものだった。今回は誰も死なないし、悪い人も出てこない。 小野と美奈子の話がよかった。

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2014/11/02

奥さんに愛想を尽かされたサラリーマン、他力本願で恋をしようとする青年、元いじめっこへの復讐を企てるOL…。情けないけど、愛おしい。ごく普通の人たちが巻き起こす、小さな奇跡の物語。 連作短編集。それも各篇の繋がりがかなり強固なため、通勤電車で数日間かけて読む身にとっては、「あれっ...

奥さんに愛想を尽かされたサラリーマン、他力本願で恋をしようとする青年、元いじめっこへの復讐を企てるOL…。情けないけど、愛おしい。ごく普通の人たちが巻き起こす、小さな奇跡の物語。 連作短編集。それも各篇の繋がりがかなり強固なため、通勤電車で数日間かけて読む身にとっては、「あれっ、このひと誰だっけ?」となってやや辛かった。ただ足かけ7年にわたって書き溜められたそれぞれの物語に伊坂幸太郎らしさがにじみ出ていて、震災以降の作風に懸念を持っていた私にとってはホッとする作品集だった。 (B)

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2014/11/01

なんか最近こんなストーリーが多いような・・・ 繋がっていく気持ち良さはありますが、ちょっと面倒になってきてしまいました。 もちろん面白いですよ!! でも久しぶりに「マリアビートル」や「ゴールデンスランバー」のような本格ストーリーを期待します!

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2014/11/01

伊坂幸太郎の作品らしく変わったタイプの登場人物も出てきますが、基本的にはごく普通の人たちが巻き起こす日常生活でのちょっとした偶然というか小さな奇跡の出会いであったり再会を扱った6つの短編で結構面白かったです! 短編なのですが、それぞれの短編に登場する人物がどこかで他の編の登場人物...

伊坂幸太郎の作品らしく変わったタイプの登場人物も出てきますが、基本的にはごく普通の人たちが巻き起こす日常生活でのちょっとした偶然というか小さな奇跡の出会いであったり再会を扱った6つの短編で結構面白かったです! 短編なのですが、それぞれの短編に登場する人物がどこかで他の編の登場人物と繋がりがあるという設定も良かったですし、展開は伊坂幸太郎ワールド全開!のタッチで非常に良かったと思います。 クレーム中の怒り狂う人に対する対処方法や100円即興音楽を職にする斉藤さんという人物が特にはまりました!

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2014/10/30

短編6編。例によって例の如く、ほとんどのお話はリンクしており、読み進めるにしたがってジグソーパズルの穴が徐々に埋まっていくような快感が味わえます。これぞ伊坂マジック。ただ、「メイクアップ」のその後がどうなったのかだけは気になります。

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2014/10/30

あとがきにも書いてありますが、伊坂さんの本では珍しく、泥棒も殺し屋も恐ろしい犯人も出てきません。 登場人物が少しずつ重なり合う短編集で、過去と現在を行ったり来たりしながら、物語がうまくまとめ上げられていきます。 読んでいる最中もおもしろくて、読み終わったあとの読後感もよい一冊でし...

あとがきにも書いてありますが、伊坂さんの本では珍しく、泥棒も殺し屋も恐ろしい犯人も出てきません。 登場人物が少しずつ重なり合う短編集で、過去と現在を行ったり来たりしながら、物語がうまくまとめ上げられていきます。 読んでいる最中もおもしろくて、読み終わったあとの読後感もよい一冊でした。

Posted byブクログ

2014/10/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

つい最近、斉藤さんとのコラボについて知ったばかりで、読みたい~!と思っていたので単行本化はとても嬉しかったです! 伊坂さんの恋愛の話はどこかかわいらしくてくすぐったいですね。 「アイネクライネ」 「ライトヘビー」 「ドクメンタ」 「ルックスライク」 「メイクアップ」 「ナハトムジーク」 どれもおもしろかったし、あるボクサーの試合を軸に、時系列をずらしながら、少しずつ繋っていく感じ、とてもよかったです。 ウインストン小野の試合、ラウンドボーイの行動に胸が熱くなりました。 そして最後の司会者がまさかの…! 「アイネクライネ」を読んで、斉藤さんは本当に素敵な人だと思いました。しっかり作品を読まれてあの曲を作られたんだなぁとわかる言葉選びでした…! 織田の「自分が好きになったのが、この女の子で良かった」のくだり、けっこういいこと言ってるよなぁと思います(笑) 「ライトヘビー」「ドクメンタ」が特に好きです 。 やさしいキャラクターが多くて安心して読めました。 人と人との繋がりに、日常の小さなサプライズに、人生何が転機になるかわからないというおかしみに、読後は心があたたかくなりました。 なんだかちょっとした勇気をもらえた気分です。 斉藤さん一回100円やってほしいなぁ。

Posted byブクログ