アイネクライネナハトムジーク の商品レビュー
201704 とてもよかった!超爽やか。 それぞれの短編の繋がり具合とか、映画の『フィッシュストーリー』を思い出した。原作読んでみよう。
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伊坂さんってこんな本を書く人だったのか。 読みやすかったけど、ぴんとこなかったかも。 今、じゃないかも。
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斉藤和義とのタイアップから始まった短編集。 キャラクターや正義感、ユーモアは伊坂幸太郎の世界観を引き継ぎつつも初めての恋愛ものとなっている。伊坂幸太郎を過去読んでいると、何か事件や悲劇が起きるのではないかとミステリーへの発展を勘ぐってしまうがオムニバスで世界軸のつながりや伏線の回...
斉藤和義とのタイアップから始まった短編集。 キャラクターや正義感、ユーモアは伊坂幸太郎の世界観を引き継ぎつつも初めての恋愛ものとなっている。伊坂幸太郎を過去読んでいると、何か事件や悲劇が起きるのではないかとミステリーへの発展を勘ぐってしまうがオムニバスで世界軸のつながりや伏線の回収にハッとするのみで事件は起きない。 主役は誰かと聞かれれば、全編に登場するボクサーが主人公と言えるかも知れない。
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伊坂作品にしては珍しく、事件要素のない短編集。 それぞれの話は独立しているんだけど、登場人物が重なって、少しずつリンクしている。 その面白さ、伏線の巧みさは伊坂さんの得意とするところ!完全に明らかにされない謎も残して、読者に想像させる余白を残しているのも憎い演出。 ハラハラ要素は...
伊坂作品にしては珍しく、事件要素のない短編集。 それぞれの話は独立しているんだけど、登場人物が重なって、少しずつリンクしている。 その面白さ、伏線の巧みさは伊坂さんの得意とするところ!完全に明らかにされない謎も残して、読者に想像させる余白を残しているのも憎い演出。 ハラハラ要素はないので、残虐なシーンが苦手な人でも楽しめる伊坂作品だと思う。
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恋愛をモチーフにした連作短編。 過去と今を行ったり来たりしながら、色々なところで人間関係が繋がっていくのはいつもの伊坂幸太郎のパターン。 むしろ色んなところで繋がりすぎて、深く考えずに読み進めてたので「えっ、あ、この人って何やったっけ?えっ、この人がこの人やったん?ん?」みたいな...
恋愛をモチーフにした連作短編。 過去と今を行ったり来たりしながら、色々なところで人間関係が繋がっていくのはいつもの伊坂幸太郎のパターン。 むしろ色んなところで繋がりすぎて、深く考えずに読み進めてたので「えっ、あ、この人って何やったっけ?えっ、この人がこの人やったん?ん?」みたいな、もうついて行けずでテキトーに読み終えた。 でも自分の人生でも世界は狭い!って感じることあるし、世の中こんなもんかも。 この本での魅力的なキャラクターは「斎藤さん」かな。 わたしも会ってみたいと思った。
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2017.03.いい加減で有名な織田一真は,美人で優秀な由美と学生結婚をする.藤間は,奥さんに出て行かれ職場のデータを一部紛失させてしまう.美容室で働く美奈子は,客の板橋香澄の弟で世界ベビー級チャンピオンになるウィンストン小野と結婚をする.美奈子と織田由美は,元々友達同士.佐藤は,藤間の会社の後輩で,織田一真の友人でもある.レストランでアルバイトしていた笹塚朱美が,客からさんざんクレームを言われている時に,この娘さんは誰の娘さんかわかって文句を言っているんですか?と助けてくれた若い男の客がいた.織田一真,由美の娘の美緒が自転車の駐輪場のシールを盗まれ,同級生の久留米和人と犯人を探しに行くが犯人の中年男に逆ギレされているところに担任の深堀朱美先生が来て,この娘さんが誰の娘さんか知っていて文句を言っているんですか?と助けてくれる.駐輪場で和人の父に出くわすが和人の父は,昔,朱美を救ってくれた若者だった.藤間の娘の亜美子は,織田美緒の友達で,美緒,織田一真とウィンストン小野の再起の試合を見に来ている.色々な登場人物が複数に絡まり,描く年代も前後するので、分かりにくいが面白い.伊坂幸太郎には珍しい恋愛をテーマにした短編集.
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伊坂幸太郎さんの作品にしては珍しく、普通の人達の出会いや恋愛が集まった作品 短編集かと思いきや、それぞれの話がちょっとずつ繋がっていて、一度読み終わったあと、もう一度読み返したくなりました! 時系列の前後などもあるので、バラバラに読むより一気に読むことをおすすめします。 作中...
伊坂幸太郎さんの作品にしては珍しく、普通の人達の出会いや恋愛が集まった作品 短編集かと思いきや、それぞれの話がちょっとずつ繋がっていて、一度読み終わったあと、もう一度読み返したくなりました! 時系列の前後などもあるので、バラバラに読むより一気に読むことをおすすめします。 作中何度か「斎藤さん」なる不思議な人が登場するのですが、別の斎藤さんがちょっとチラつきましたが、あとがきによりますとミュージシャンの斎藤和義さんとのお仕事が関係しているとのこと。 私は今まであまり斎藤和義さんの曲は聴いてこなかったのですが、ファンの方はより一層楽しめるかもしれません
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初めての伊坂幸太郎作品。 短い話なので読みやすいかなぁと思いきや、全ての話の登場人物がうまい具合に繋がっている。面白い。
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誰も死ななくて優しい話。今いる場所も悪くないと、登場人物がみな少しずつ幸せを感じるところが温かい。伏線の回収と人物同士のさりげない相関性はさすが。
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実は斉藤和義さんの歌をきいてから読みました。 淡々としていて好みです。映画のラブアクチュアリーっぽい感じの雰囲気でこういう話、いいなーと思います。 「ベリーベリーストロング」ということばをすごく気に入って、しばらくの間よく使ってました。
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