アイネクライネナハトムジーク の商品レビュー
なんか心温まる作品。実はどこかでそれぞれが知らないうちに何らしか繋がっていて、物語が紡ぎ出されているのかもしれない。 相手を思いやる気持ちが、必ずしも同じ時じゃないかもしれないけど、いつかどこかで分かり合えることもあると思う。その時は笑って話せる関係だといいなと思わせてくれる作...
なんか心温まる作品。実はどこかでそれぞれが知らないうちに何らしか繋がっていて、物語が紡ぎ出されているのかもしれない。 相手を思いやる気持ちが、必ずしも同じ時じゃないかもしれないけど、いつかどこかで分かり合えることもあると思う。その時は笑って話せる関係だといいなと思わせてくれる作品。
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率直におもしろかった。スーパーヒーローはいないけれど、小さな奇跡と様々な個性で幸せな時間ができあがったりするものなんだ。うまいこと全てが繋がる物語、くすっと笑えて少しだけうるっとして、音楽が聴こえる物語。斉藤和義を聴きながら。
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6話からなる短編集。 各話の登場人物が年を超えて、繋がってくる話の展開が面白い、 1人のライトヘビー級日本チャンピオンを通して繋がる世界とボクシングの描写には飲み込まれるものがあった。 Amazonより引用 ここにヒーローはいない。さあ、君の出番だ。奥さんに愛想を尽かされたサラ...
6話からなる短編集。 各話の登場人物が年を超えて、繋がってくる話の展開が面白い、 1人のライトヘビー級日本チャンピオンを通して繋がる世界とボクシングの描写には飲み込まれるものがあった。 Amazonより引用 ここにヒーローはいない。さあ、君の出番だ。奥さんに愛想を尽かされたサラリーマン、他力本願で恋をしようとする青年、元いじめっこへの復讐を企てるOL…。情けないけど、愛おしい。そんな登場人物たちが作り出す、数々のサプライズ
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6話からなる短編連作集。 題名から、モーツアルトに関する本なのかと、想像していた。 会社での失敗、アルバイトでのクレーマー被害、学校でのいじめ、、、、、そんな中、ゴキブリや、だらしない性格のための別居、ボクシングの試合等、つながりそうでない話が、一つにまとまって来る。 最後の方...
6話からなる短編連作集。 題名から、モーツアルトに関する本なのかと、想像していた。 会社での失敗、アルバイトでのクレーマー被害、学校でのいじめ、、、、、そんな中、ゴキブリや、だらしない性格のための別居、ボクシングの試合等、つながりそうでない話が、一つにまとまって来る。 最後の方になって、つながって来ると、一つ一つの短編の面白さが、にじみでてくるようであった。 この女性を誰の娘だと、、、、のクレーマーに投げかける言葉は、水戸黄門様の印籠の如く、、、笑ってしまった。 He looks like,,, He is look,,, 学生時代を思い出してしまった。(笑)
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登場人物が、あちらこちらでリンクしていて、この名前どこで出たっけ?と探しながら読んだ。 高校生の時のいじめっ子の女性がどうなったかが気になる!
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ここにヒーローはいない。さあ、君の出番だ。 奥さんに愛想を尽かされたサラリーマン、 他力本願で恋をしようとする青年、 元いじめっこへの復讐を企てるOL……。 情けないけど、愛おしい。 そんな登場人物たちが紡ぎ出す、数々のサプライズ! ! 伊坂作品ならではの、伏線と驚き...
ここにヒーローはいない。さあ、君の出番だ。 奥さんに愛想を尽かされたサラリーマン、 他力本願で恋をしようとする青年、 元いじめっこへの復讐を企てるOL……。 情けないけど、愛おしい。 そんな登場人物たちが紡ぎ出す、数々のサプライズ! ! 伊坂作品ならではの、伏線と驚きに満ちたエンタテイメント小説!
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面白いのだけれど読後感がスッキリじゃなかったりして作品によって好きだったり苦手だったりする伊坂さん、人から「これはスッキリおもしろかったよ」と言われて図書室から借りてきました。長編かと思ったら短編連作で、全作品が緩やかに繋がっている伊坂さんならではの重なり具合で、とても楽しく読了...
面白いのだけれど読後感がスッキリじゃなかったりして作品によって好きだったり苦手だったりする伊坂さん、人から「これはスッキリおもしろかったよ」と言われて図書室から借りてきました。長編かと思ったら短編連作で、全作品が緩やかに繋がっている伊坂さんならではの重なり具合で、とても楽しく読了。面白かったです。欲を言うなら、代理店のあの彼女がどうなったかというのがもっと詳しく知りたかったけどそれは野暮というものなのかも。伊坂さんの作品では『チルドレン』と、本作が好きです。
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斉藤和義さんと伊坂幸太郎さんが好きな私。 もともとベリーベリーストロングを知っており、読むに進みあれ、これ知ってる話だ…と疑問に思いながら読み進め、調べると斉藤和義と伊坂幸太郎がコラボしていた。小説からの作曲らしいが。話もさすがとしか言えないが、この曲の伏線を回収した感じがした。...
斉藤和義さんと伊坂幸太郎さんが好きな私。 もともとベリーベリーストロングを知っており、読むに進みあれ、これ知ってる話だ…と疑問に思いながら読み進め、調べると斉藤和義と伊坂幸太郎がコラボしていた。小説からの作曲らしいが。話もさすがとしか言えないが、この曲の伏線を回収した感じがした。音楽と本、素晴らしい。 素晴らしい感動をありがとう。
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人物が相関し合う短編集。伊坂さんには珍しく、犯罪者もいない暴力もない、泥棒も(ほとんど)いない、ちょっとこそばゆい「出会い」を主題にした作品。 時も出来事もシャッフルさせていて読み進めないと全体が見えないのがもどかしいけれど、繋がったときの「ニヤリ」感はやはり伊坂作品というべき...
人物が相関し合う短編集。伊坂さんには珍しく、犯罪者もいない暴力もない、泥棒も(ほとんど)いない、ちょっとこそばゆい「出会い」を主題にした作品。 時も出来事もシャッフルさせていて読み進めないと全体が見えないのがもどかしいけれど、繋がったときの「ニヤリ」感はやはり伊坂作品というべき痛快さ。 最後の小さなオチも大したキーではないのだけれど、あれがなくちゃ締まらない。読後感も爽やかで気分よく読める一冊。
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斉藤和義の「ベリー ベリー ストロング」 。 伊坂幸太郎が書いた小説を元に作詞された曲。その歌詞の世界観は、伊坂幸太郎を想起させて、好きな曲だったが、その元の小説を読めずにいた。読み始めてから、その元の小説だと気付いた。知らずに読み始めていたが「あ、この話知ってる」と声が漏れてし...
斉藤和義の「ベリー ベリー ストロング」 。 伊坂幸太郎が書いた小説を元に作詞された曲。その歌詞の世界観は、伊坂幸太郎を想起させて、好きな曲だったが、その元の小説を読めずにいた。読み始めてから、その元の小説だと気付いた。知らずに読み始めていたが「あ、この話知ってる」と声が漏れてしまった。 その元になった「アイネクライネ」。続編の「ライトヘビー」。これは「ベリー ベリー ストロング」の初回限定盤についていたらしい。当時、あー手に入らないなーと思って諦めていたものが読めた。 内容は、「フィッシュストーリー」を思い出す。どの話も好きなタイプ。「ベリー ベリー ストロング」も聴きたくなったし、「フィシュストーリー」ももう一度読みたくなった。映画ももう一度観たいな。
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