アイネクライネナハトムジーク の商品レビュー
言わずと知れた「全てが繋がる」手法の短編集。 いろんなシーンや言葉、行動が、時代を前後しながら大きな円を描くようにふんわりと繋がっていた、という印象。 グッとくる話もあったし、笑っちゃう話もあったし、スカッとする話もあって、沢山楽しめました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
斉藤和義と伊坂幸太郎が好きなら、この作品は大好きになると思う。斉藤和義を聴くと伊坂の小説が読みたくなるが、これはその気持ちにダイレクトアタックしてくれる。斉藤和義の「ベリーベリーストロングアイネクライネ」と一緒にこの作品を読んでみたらおもしろい。恋愛がテーマの作品は珍しくて、楽しかった。
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いくつかの短編が時代を超えて繋がっている。恋愛小説とは言い難いが心にしみるそれぞれが心にしみる。 内容も深い。読み始めて一気に読んでしまった。お勧めの本の一つに位置する。
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何でもない日常の中にあるそれぞれの物語は、何処かで誰かと必ず繋がっている。 自らも恋愛物が苦手と仰っていますが、個人的に、伊坂幸太郎作品の中でも印象深い(良い意味で)作品となりました。 読み終えると、斉藤和義を聴きたくなる。
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やっぱ「ナハトムジーク」かなぁ、一番良かったのは。 でも理由は分からないけど、何故だか物語に入り込めなかったというか、、 「騎士団長殺し」を読んだ後遺症なのか、本作が”出会い”というテーマが軸になった物語だからなのか、どうにも伏線が伏線では無く前面に押し出されているような違和感...
やっぱ「ナハトムジーク」かなぁ、一番良かったのは。 でも理由は分からないけど、何故だか物語に入り込めなかったというか、、 「騎士団長殺し」を読んだ後遺症なのか、本作が”出会い”というテーマが軸になった物語だからなのか、どうにも伏線が伏線では無く前面に押し出されているような違和感を感じてしまいました。 いつもは伊坂さんの小説の中は居心地が良いのに
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最近読んだ中では一番! 元々はシンガー・ソングライター斉藤和義からの作詞のリクエストに応えて書いた二篇の短篇小説だった(斉藤さんも謎の男で登場しているんだなあ)ものを、一冊の小説に仕上げたもの。一篇一篇が、良くできていると同時に、あれ、これ全部繋がってるぞ、全体が一つの小説やん!...
最近読んだ中では一番! 元々はシンガー・ソングライター斉藤和義からの作詞のリクエストに応えて書いた二篇の短篇小説だった(斉藤さんも謎の男で登場しているんだなあ)ものを、一冊の小説に仕上げたもの。一篇一篇が、良くできていると同時に、あれ、これ全部繋がってるぞ、全体が一つの小説やん!と気づく内容。秀逸! ベースのヘビー級ウィンストン小野のタイトルマッチで終わっているところもgood!
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図書館で借りたもの。 久しぶりに伊坂作品を読みました。 「アイネクライネナハトムジーク」とは、モーツァルトが作曲した曲で、「小さな夜の曲」という意味。 殺し屋とかが出てこない(笑)、恋愛メインの連作短編集。 「出会い」が軸にあるのかな? いろんなところで、人って繋がっているんだ...
図書館で借りたもの。 久しぶりに伊坂作品を読みました。 「アイネクライネナハトムジーク」とは、モーツァルトが作曲した曲で、「小さな夜の曲」という意味。 殺し屋とかが出てこない(笑)、恋愛メインの連作短編集。 「出会い」が軸にあるのかな? いろんなところで、人って繋がっているんだなぁ。 「ドクメンタ」という話が好きでした。 視点と場面が変わることが多くて、映画的な構成だと思った。 そこはちょっと苦手。
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誰も彼もが、ドラマのように出会い おしゃれなデートをして サプライズなプロポーズを受けて結婚しているわけではないだろう。 伊坂さんの書く恋愛小説を読んでいると そんなキラキラしたものじゃなくても 平凡な毎日に埋没してしまいそうな 愛情とか優しさに目を向けたくなってくる。 キラキラ...
誰も彼もが、ドラマのように出会い おしゃれなデートをして サプライズなプロポーズを受けて結婚しているわけではないだろう。 伊坂さんの書く恋愛小説を読んでいると そんなキラキラしたものじゃなくても 平凡な毎日に埋没してしまいそうな 愛情とか優しさに目を向けたくなってくる。 キラキラした恋愛が悪いわけではないが 恋愛はキラキラやサプライズが不可欠だと思っていると 目の前にある大事なものを見逃してしまうんじゃないかと思えてくるのだ。 ユーモアたっぷりに楽しめるお話だけれど 時間軸をあっちこっちと飛び交うので ちょっとした頭の体操になります。 心して読みましょう^^
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初めて伊坂幸太郎の名前を知ったのはなんと韓国ドラマ劇中で好きな作家として俳優が名前を言っている場面から(^^; 韓国で売れている作家さんなら読んでみなくては!と思ったのがとっかかり。 これは珍しく恋愛に絡む話が連なる小説ですね。とても面白く一気に読んだ。
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斉藤和義の歌が好きだったので読んでみました。 伊坂さんらしいストーリー。 だけど時代が行ったり来たり、人物視点も変わるので、誰が誰だかわからなくなる。 そこが難点。
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