「育休世代」のジレンマ 女性活用はなぜ失敗するのか? の商品レビュー
基本的にヒアリングをしっかり分析しててすごいなぁと。マミートラックに戦略的に乗るしかないのか。たまに筆が乗って煽ってきてイラつく(おもろい)。結局自分は育休中に大学院行って仕事も復帰して全部取りかい!というモヤモヤは残るけど、タイトルでジレンマって認めてるからそのツッコミはいりま...
基本的にヒアリングをしっかり分析しててすごいなぁと。マミートラックに戦略的に乗るしかないのか。たまに筆が乗って煽ってきてイラつく(おもろい)。結局自分は育休中に大学院行って仕事も復帰して全部取りかい!というモヤモヤは残るけど、タイトルでジレンマって認めてるからそのツッコミはいりませんてか。
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2014年初版、この頃の育休取得世代と比較して10年後の今はだいぶ時代が変わっているように思えてしまって、途中からはパラパラ読み… 転職はよく聞くが退職を選ぶ人はほぼ周囲にはいなかったり、男性上司や男性同僚の育児参加率も上がっているので理解度は高くなっていると思う。だからこその新...
2014年初版、この頃の育休取得世代と比較して10年後の今はだいぶ時代が変わっているように思えてしまって、途中からはパラパラ読み… 転職はよく聞くが退職を選ぶ人はほぼ周囲にはいなかったり、男性上司や男性同僚の育児参加率も上がっているので理解度は高くなっていると思う。だからこその新たな課題もあるのだけど。。
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上位層のかなり優秀な女性たちに絞った内容でした。 ぜひ、上位層だけでなく他の層の育休世代の方のお話もかいていただきたいです
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従来の「男女平等」は、女性が男性並みに働くことを前提とした制度と期待のもとに進められてきた。本書を通じて、平等の名のもとに男性の価値観が標準化されてきた事実に気づかされた。「女性を男性と同じとみなす」のではなく、「女性と男性を同じとみなす」ことこそが、本質的な平等である。 高度...
従来の「男女平等」は、女性が男性並みに働くことを前提とした制度と期待のもとに進められてきた。本書を通じて、平等の名のもとに男性の価値観が標準化されてきた事実に気づかされた。「女性を男性と同じとみなす」のではなく、「女性と男性を同じとみなす」ことこそが、本質的な平等である。 高度経済成長期型の「男性稼ぎ手モデル」は、人口構造や家族形態の変化の中で制度疲労を起こしている。共働きが一般化した今、長時間労働と企業への無限のコミットメントを前提とする働き方は、現実にそぐわない。 子育て中の女性が「ぶら下がり(=企業への貢献意欲が低い)」と見なされがちな背景には、労働時間や職場での可視性に偏った評価基準がある。だが、家庭というもう一つの組織を支えるケア労働も、社会的価値を持つべきである。 真のジェンダー平等は、女性の男性化ではなく、男性もまたケア責任と時間的制約を担う存在として社会に組み込まれることにある。「女性を男性と同じとみなす」のではなく、「女性と男性を同じとみなす」という視点が求められる。 今後は、部下や同僚に対する評価・期待の前提を見直し、表に見えない労働や役割への理解を深めることを意識したい。また、制度設計や働き方の議論においても、「誰のための合理性か」を問い続け、多様な生き方が排除されない組織運営に関与していく姿勢を持ちたい。
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■どんな本か 東大卒で自身もママである著者が、大学院修士論文を本としてまとめたもの。なぜバリキャリの彼女が、そっち側(子ども重視する伝統的な女性立ち位置に見えるもの)にいってしまうのか??その裏側にある様々な葛藤や悩みを15人のインタビューを通して分析していくもの。 ■印象に残...
■どんな本か 東大卒で自身もママである著者が、大学院修士論文を本としてまとめたもの。なぜバリキャリの彼女が、そっち側(子ども重視する伝統的な女性立ち位置に見えるもの)にいってしまうのか??その裏側にある様々な葛藤や悩みを15人のインタビューを通して分析していくもの。 ■印象に残った内容(を解釈したもの) 偏差値の高い大学を卒業し、大手企業への就職を果たし、ハイスペックな夫と結ばれ、20代で妊娠。世間でいう勝ち組の女性たち。 でもその一部の女性は男並を目指すゆえに、0か100になってしまう。100出せない自分が許せなくて、でも50は納得いかなくて(競争には勝てないから)、0を選んでしまう事実がある。そこの葛藤は本人が言わない限り無かったものにされ企業には見えない。 ハイスペ夫にも仕事での成功を求めるから、夫が仕事の手を緩めることを勧めない。結果、社会は変わらない。。。 ■感想 女性たちのヒリヒリする気持ちが痛い位に刺さる。 私はこの本を今年になって手に取ったが、10年以上前の本だった。さぁ社会は変わっているか? こんな思いや悩みをする女性たちは減っているか? 男女平等に育てられたのに社会に出た途端に出くわすジェンダーギャップの衝撃。妊娠した途端に変わる周囲の目。ハンデを背負った状態・ビハインドで始まる闘い。母にだけ罪悪感を持たせる周りの目と社会構造。条件変えず働き続けられる夫への羨望と悔しさ。自己決定の裏側にある、声にならない声。女であることを受け入れられる自分とそうでない自分。本来違う分野である仕事と育児を天秤にしなくてはならない葛藤。 もうヒリヒリしすぎて泣けちゃう! 次作も読む。
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今の私と同じ歳くらいのときに出版されたようで驚きました。尊敬の眼差しです、、(゚∀゚) なかなか読む時間が取れず、頭とおしりくらいしか目を通せてないのが残念です(´・ω・`) どんな方が書いたんやとググったらめちゃくちゃ美人さんでビビりました!(*´ω`*)
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自分が男なみに評価されるために頑張ってきたこと、これがそれからは通用しないために悩むことになることを突きつけられた。いずれ降りることになるなら今の頑張りはなんの意味があるのか。結婚で選ぶパートナー、仕事はもっとしたたかに選ばなければならないのか。女性として生きていくことってしんど...
自分が男なみに評価されるために頑張ってきたこと、これがそれからは通用しないために悩むことになることを突きつけられた。いずれ降りることになるなら今の頑張りはなんの意味があるのか。結婚で選ぶパートナー、仕事はもっとしたたかに選ばなければならないのか。女性として生きていくことってしんどいなあと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ジェンダーについて自分がどのように捉えているのか、本文中に登場する15人と比較する中で、第三者的に捉えることができたように思う。 仕事と育児とのバランスに関する自分なりの納得感の得方、落としどころを見つける上で参考になると感じた。 今回扱われているのは0-2歳子育て中の女性たちだが、その後子どもの年齢が上がって行くにつれて別の葛藤が生じるように思われ、そちらについても興味深い。
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ワーキングマザーが子育てをしながら、仕事にどう向き合っていくか、インタビューを基に分析。 「育休世代」という筆者の世代は、やりがい、自己実現重視。 なので、仕事をしっかりやりたいという気持ちで入りながら、大学までにはほぼ感じなかった、様々な”女性的な”扱いを経験する中で、人それ...
ワーキングマザーが子育てをしながら、仕事にどう向き合っていくか、インタビューを基に分析。 「育休世代」という筆者の世代は、やりがい、自己実現重視。 なので、仕事をしっかりやりたいという気持ちで入りながら、大学までにはほぼ感じなかった、様々な”女性的な”扱いを経験する中で、人それぞれの対応をしていく。 仕事に意欲があった人ほど早く見切りをつけて辞める。 色々と条件面を考慮して残っていた方が良いと冷静に判断した人間が残るのと、いわゆる女を捨てて、男勝りに戦っていく人が残るというのは、確かにそうかもと思える部分があった。 1984年生まれの筆者自体が東大卒の総合職、早めの結婚出産ということで、インタビューも同様のサンプリングのバリキャリ、早く結婚、出産のいわゆる勝ち組を対象にしている。 なので、ある意味偏った母集団の話であるというところを意識して読む必要もある。 あとは、インタビュー対象が若い年であるというのも、偏りになっていると思う。年齢ごとに仕事に対する情熱やイメージは移ろっていくものなので、歳をとってくると、先を計算しだして、いつまでも純粋に「やりがい」と言っていない気もする。 世代の考え方なのか、歳なりの考え方なのかを歳を追って定点観測することで導き出して欲しいなと思った。 もともとが論文を新書向けに書き直しているので、少し硬く、読みにくいところもありますが、なるほど、そうだよねというフレーズも盛りだくさんで、働く女性も、むしろ、女性と働いている男性が読むべき本だと思います。
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一緒にプロジェクトをやったことのあるママの社員と雑談している時に「ぜひ!」と勧められた本です。結果的にこの夏の「はたらく」ことについて考える課題図書第四弾になりました。「女性活用はなぜ失敗するのか?」という副題の構造を調査によってかなり明確に顕在化した本だと思います。「なんとなく...
一緒にプロジェクトをやったことのあるママの社員と雑談している時に「ぜひ!」と勧められた本です。結果的にこの夏の「はたらく」ことについて考える課題図書第四弾になりました。「女性活用はなぜ失敗するのか?」という副題の構造を調査によってかなり明確に顕在化した本だと思います。「なんとなく感じていた…」ことと「なるほどそうなのか…」ということがないまぜになった複雑な読後感です。ハッキリしたけどスッキリしないような…。そのモヤモヤ感が会社と社会が抱えるこの問題の難しいところなのでしょう。国も会社の制度として施策を打っているのだと思いますが、教育と会社の接続のところでジレンマが起こっているがよくわかりました。「一億総活躍社会」を提唱し女性と高齢者の労働力を社会に組み込もうとした首相が退陣することになりました。その路線を継承するといわれている次の首相候補はこの問題をどう考えているのか聞きたいところです。一方、今回のコロナ禍でリーダーシップを発揮しているドイツ、メルケル、台湾、蔡英文、ニュージーランド、アーダーンの女性トップの存在が注目されています。女性首相が生まれればいい、ということではないとも思いますが日本社会が女性活用の先進国になるにはまだまだ道遠し、かもしれません。ただ、著者のいう『「育休世代」のジレンマ』をテーマとしることはロールモデルの顕在化という観点から、その数が少ないにしてもインパクトが大きいと思います。そして、人生は続きます。「育休世代」の子供たちが大きくなった時の彼女たちのキャリア形成についても息長く調査して欲しいと思いました。著者その人が当事者なのできっと。
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