明日の子供たち の商品レビュー
難しい題材にも関わらず、鮮やかなエンターテイメントに仕上がっていて物語の力を感じました。多くの人に読んでもらいたいです。
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大好きな有川浩さん えっ?!児童養護施設?! でもさすがです 爽やかにそしてしっかりと伝わってきました たくさんの取材を経てのことでしょう さすがです 読後がいい本 大好きです 《 待っている 昨日と違う 明日へと 》
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想いがつらなり 響く時、昨日と違う 明日が待っている! かわいそうな子ではない。親から逃げられて、離れられて、やっと落ち着いて暮らせる。 それが事実なのかもしれない。 でも、好きものたべて、お金に困らない生活をしてるわが身からすると、子どもがしなくていい苦労をしてるとしか思えな...
想いがつらなり 響く時、昨日と違う 明日が待っている! かわいそうな子ではない。親から逃げられて、離れられて、やっと落ち着いて暮らせる。 それが事実なのかもしれない。 でも、好きものたべて、お金に困らない生活をしてるわが身からすると、子どもがしなくていい苦労をしてるとしか思えない。
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購入本 買って良かったです。 有川浩さんが読者に伝えたい事が、 とってもよくわかりました。 知らなかった色々な世界を、本は教えてくれます。 だから、大好き。 いっぱいの人に、「おもしろいよー!!!」と 宣伝しています。
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児童養護施設を舞台にした5つの連作短編。登場人物のキャラ設定がいいから物語に入り込みやすいし説得力がある。重いテーマなのに読後感は爽やか、甘さ控え目も良かった。最終章が秀逸ですね。
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気持良く読める本はやはりいい。さすが、有川さん。 昔のキムタクのドラマの上野樹里を思い出した。あと私の中ではイノっちは最初から最後まで正名僕蔵さんでした ^_^
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目の前にいる子どもたちには、色んな家庭の事情を抱えている。「児童養護施設」の実態について、かわいそう、とか深い事情があって大変そう、といったイメージが先行して、きちんと理解していなかったことに改めて気づいた。テレビでありがちな作られたドキュメンタリーではなくて、取材や聴き取りを重...
目の前にいる子どもたちには、色んな家庭の事情を抱えている。「児童養護施設」の実態について、かわいそう、とか深い事情があって大変そう、といったイメージが先行して、きちんと理解していなかったことに改めて気づいた。テレビでありがちな作られたドキュメンタリーではなくて、取材や聴き取りを重ねて丁寧に書かれた作品だということが伝わり、爽やかな読了感だった。
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冒頭─── 九十人の子供が住んでいる家がある。 『あしたの家』───天城市立三日月小学校から程近い場所に存在する児童養護施設だ。 様々の事情で親と一緒に住めない子供たちが、一つ屋根の下に暮らしている。 昨今ではより「家らしい」少人数の施設が主流となっているが、『あしたの家』...
冒頭─── 九十人の子供が住んでいる家がある。 『あしたの家』───天城市立三日月小学校から程近い場所に存在する児童養護施設だ。 様々の事情で親と一緒に住めない子供たちが、一つ屋根の下に暮らしている。 昨今ではより「家らしい」少人数の施設が主流となっているが、『あしたの家』は設立が古く、当分の間は大舎制と呼ばれるこの大規模施設として運営される予定である。 施設には子供たちから「先生」と呼ばれる児童指導職員が宿直制で二十四時間常駐している。 そしてその日、三田村慎平は希望に溢れて『あしたの家』に着任した。 残暑がようやく過ぎた秋晴れの一日だった。 ───有川浩は優しい。 児童養護施設で生活する職員と子供たち。 親からの虐待や育児放棄などによって、仕方なく養護施設に預けられ、生きていかねばならない子供たち。 親の愛にも恵まれず、経済的にも苦しく、将来の道への選択肢も狭められ、自由の少ない子供たち。 その子供たちを“親と離れて養護施設に入らされてかわいそう”と言うのは誤りだ。 子供たちは、養護施設に入ったおかげで、夜ぐっすり眠れて、三食きちんと食べられ、本を読んだり、勉強する自由も与えられるのだ。 つまり、そんな普通の家では当たり前のことができないほど、家庭の環境が過酷だったということだ。 だから、安易に“養護施設に入ってかわいそう”と思ってほしくないと言う。 新人指導職員の三田村。 先輩女性職員の和泉。 ベテラン職員の猪俣。 『日だまり』の間山。 そして、高校生の奏子と久志も。 それぞれ想いのベクトルは異なるけれど、自らの信念の基に、目の前にある問題に真摯に向き合う姿は似ている。 人間が、一生懸命に前に向かって歩いていく姿のなんと清々しいことか。 彼ら、児童養護施設に関わる人たちが、そんな想いをずっと抱いて行動を起こせば、世の中は変わっていくのかもしれない。 『あしたの家』の“今日の子供たち”が“明日の大人たち”となって、真っ直ぐに懸命に生きて行ってくれること祈らずにはいられない。 読了後、そんなことを思った。 久々に本を読んで、涙が零れた。 この作品は、実際に児童養護施設の子供から届いた手紙を読んで、有川さんが小説に仕上げたらしいが、こういう素敵な作品になって、手紙を送った当人も喜んでいるに違いない。 願いに応え、こういう作品を創作する有川さんも素晴らしい。 この作品を日本中の多くの人たちが読んでくれることを願う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
途中の自衛隊の話がいい話。意外な展開でちょっと涙腺がゆるみましたよ。 あと、わりとどうでもいいことだけど、取材協力先が神戸婦人同情会ってなってたので、すっかり神戸市にあるのかと思ったら、尼崎市でびっくりした。
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途中参加の真山さんへ はじめ胡散臭いと思っててゴメンなさい 赤ちゃん連れてるのさえ仕込みかと思って疑ってゴメンなさい とってもいい人で本当によかったです すべての子供たちに出会う人がみんないい人でありますように
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