虐殺器官 新版 の商品レビュー
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タイトルにドキッとしながら手にとりました。ショッキングな描写で始まる冒頭、部隊が身につける未来系の装備アイテム、テロ組織との戦いのシーンなど、描写が細かいので頭の中で映像化しながら読めました。
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難解。翻訳っぽい文章読みにくかったなあ。言語学の話とかは面白かったけど、本筋を理解しながら楽しめる余裕はなかった。英語の長文を読んだみたいな疲労感。
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色々とロス感が酷いですw ってな事で伊藤計劃の『虐殺器官』 山形のとぅふ~ぎみな呑み友からオススメされて読んだったw 近未来の企業兵士が各国より主要テロリストや半政府軍の幹部などの暗殺や身柄拘束等をして行くのだが……。 ある1人の男ジョン・ポールと言うアメリカ人が発展途上の...
色々とロス感が酷いですw ってな事で伊藤計劃の『虐殺器官』 山形のとぅふ~ぎみな呑み友からオススメされて読んだったw 近未来の企業兵士が各国より主要テロリストや半政府軍の幹部などの暗殺や身柄拘束等をして行くのだが……。 ある1人の男ジョン・ポールと言うアメリカ人が発展途上の色んな国に支援に行くと、何故かそこで内紛が起こる……。 その謎解きとジョン・ポールを捉えに行くお話w 中々考えさせられる内容かな。 近未来で起こり得るかもしれないねw 2016年46冊目
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特殊機関に身を置く主人公が、混乱の起った紛争地帯でたびたび現れる謎の男、「ジョン・ポール」を負う中で自分自身と向き合う話。 舞台が近未来のSF世界。 9.11の事件から分化した「とある世界」。 まず、世界観を理解するのに時間がかかった。 意識不明の母を生かす機械を止めるのは「...
特殊機関に身を置く主人公が、混乱の起った紛争地帯でたびたび現れる謎の男、「ジョン・ポール」を負う中で自分自身と向き合う話。 舞台が近未来のSF世界。 9.11の事件から分化した「とある世界」。 まず、世界観を理解するのに時間がかかった。 意識不明の母を生かす機械を止めるのは「自分」が母を殺すことになるのか。 機関の命令で敵を殺すことになるのは「自分」が人を殺すことになるのか。 殺人の罪の所在がどこにあるのかを、物語を通して考えさせられた。 主人公と、ジョンの出した解決法が真逆だったことは興味深い。 多少読む人を選ぶとは思いますが、面白かった!
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確かに最後はここに落ち着くよなと納得できるが、しかし最悪なラストが笑えた。 冒頭に連なる偏愛の詰まった近未来兵器が、中盤以降の展開の肝になっていくのは無駄がなくて綺麗だった。 そこまで堅苦しい啓蒙の印象はないが、世界の紛争や格差、分業化などに違和感を持てるきっかけとなるのは間違い...
確かに最後はここに落ち着くよなと納得できるが、しかし最悪なラストが笑えた。 冒頭に連なる偏愛の詰まった近未来兵器が、中盤以降の展開の肝になっていくのは無駄がなくて綺麗だった。 そこまで堅苦しい啓蒙の印象はないが、世界の紛争や格差、分業化などに違和感を持てるきっかけとなるのは間違いない。
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自由とは? 罪とは? ジョンポールの思想とは? 虐殺器官とは? 作者が闘病中にこれを描いたのがすごい。
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もっとハードなSFを期待して読んだからかライトノベル過ぎて物足りなかった。作者が恐らく伝えたかったことも終始マクロ的に感じてしまい、自分自身の問題として刺さらなかった。 バッドエンド的な物語の結末には満足したが、物語全体としては世紀末の序章を描いているだけなのでディストピアでもな...
もっとハードなSFを期待して読んだからかライトノベル過ぎて物足りなかった。作者が恐らく伝えたかったことも終始マクロ的に感じてしまい、自分自身の問題として刺さらなかった。 バッドエンド的な物語の結末には満足したが、物語全体としては世紀末の序章を描いているだけなのでディストピアでもなく盛り上がる展開もなく物足りないなと感じた。 あと、主人公のシェパードの性格がうじうじ暗くてニヒリズム的でザ・ラノベ主人公って感じで好きじゃなかった。 好きだった点は、戦闘前の描写が丁寧で、ポッドに入って戦闘地帯に降下していく描写はわくわくさせられたのと、暗殺任務を遂行していく際のさくさく人を殺していく描写が新鮮で良かった。
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「言葉」が鍵を握る戦争もののSF。 テクノロジーが大幅に発達した世界線の戦争、内戦、テロ等が残酷に、鮮烈に描かれている。 グロが苦手な人は無理かも。 文学に関すること(カフカ等)や、社会に対する問題提起を上手くおりまぜた作品だと思う。
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