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海賊とよばれた男(下) の商品レビュー

4.2

464件のお客様レビュー

  1. 5つ

    194

  2. 4つ

    144

  3. 3つ

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2020/06/28

 百田氏の描く「男前」主人公の物語は胸を揺さぶり、読み手を興奮させる。  漫然と毎日仕事している自分が、恥ずかしくなるような気持ちすらするくらいの熱い物語である。国を、社会を、人間を思い戦う信念。人が仕事をするとか、働くとか、生きるとか、なんぞや?といった問に、ひとつの回答を示す...

 百田氏の描く「男前」主人公の物語は胸を揺さぶり、読み手を興奮させる。  漫然と毎日仕事している自分が、恥ずかしくなるような気持ちすらするくらいの熱い物語である。国を、社会を、人間を思い戦う信念。人が仕事をするとか、働くとか、生きるとか、なんぞや?といった問に、ひとつの回答を示す1冊である。

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2020/05/27

現代企業のあり方を考えさせられた本。特に歴史の深い会社、土台のある会社では自身と消費者との距離が開いているケースが散漫しているのではないだろうか。国岡が考え貫き通した消費者中心主義、現在日本企業が欧米に遅れをとっている消費者起点思考の原点とも呼ばれるものではないだろうか。企業活動...

現代企業のあり方を考えさせられた本。特に歴史の深い会社、土台のある会社では自身と消費者との距離が開いているケースが散漫しているのではないだろうか。国岡が考え貫き通した消費者中心主義、現在日本企業が欧米に遅れをとっている消費者起点思考の原点とも呼ばれるものではないだろうか。企業活動を儲けの為ではなく、消費者、生活者の為に、と強く意識づけることで、自然と対価が発生し、儲けが生まれていくと再認識させられた本。

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2020/05/26

心と語彙の勉強になりました。 前妻の訃報を聞いたときや、資金を援助してくれた人物を看取ったときは、深い人生を歩んだことを自分のことのように胸に刺さりました。難しい言葉も多く、意味を調べる時間はかかりましたが、勉強になりました。

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2020/05/24

残念だけど、上巻の"青春"の章が一番面白くて後半はパターンの繰り返しに感じました。 時代背景と業界事情が良く分からないので、主人公がどれだけ破天荒で高潔な精神を持っていたかがイマイチ伝わって来ませんでした。

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2020/05/18

http://booklog.jp/users/ohsui/archives/1/4062175649

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2020/05/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ザ!大和魂の日本人!! イランに向けて航海するところめちゃくちゃ熱かった。 いろんな資料見て書かれたんだろうなと圧倒されてしまうくらいの情報量。

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2020/04/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

下巻、読み応え大あり。 さすがに後半は少し駆け足感がいなめなかったが、イランの石油買い付けのシーンはのめりこんだ。仕事の仕方や熱意を偉そうに言える立場ではないが、主人公のように真っ直ぐで誠実な人はなかなかいない。尊敬できる

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2020/04/05

出光興産さんの創業者をモデルにした戦後からオイルショックまでの物語。 一企業の利益ではなく、日本の、何よりも消費者の視点に立って事業を展開し続けた姿勢には感銘を受けた。 石油ビジネスのダイナミックな展開にはワクワクさせられる。 解説まで読むとまた違った視点も広がる。 政府やメ...

出光興産さんの創業者をモデルにした戦後からオイルショックまでの物語。 一企業の利益ではなく、日本の、何よりも消費者の視点に立って事業を展開し続けた姿勢には感銘を受けた。 石油ビジネスのダイナミックな展開にはワクワクさせられる。 解説まで読むとまた違った視点も広がる。 政府やメジャーもそれぞれの正義の中で戦っていた。

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2020/03/05

(感想) 本当の漢とは何なのかこの本を読んで感じた。 「信念」を曲げずに生きることの素晴らしさ、難しさが伝わった。自分の信念とは何なのかを内省する機会になった。 (印象に残った言葉) 「すなわち、誘惑に負けず、妥協を排し、人間尊重の信念を突き通した五十年であった、と」

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2020/02/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

下巻、主人公の国岡の活躍よりも、その育て上げた部下の活躍もあり、日本だけでなく世界を相手に怯むことなく信念に従い、立ち向かう姿は、まさに表題となる海賊(敵側から言えばだが)と呼ばれる脅威であり、心震わせられるものがある。 そして最後に著者が石油自身にも疑問を持ちつつ、「これからの日本は新しい道を行かねばならないだろう」「これからの日本人が見つけなくてはならん。難しい道だが、日本人なら必ず見つけることができるだろう」と本書と主人公を通して読むものに語りかけ、檄をとばす。 最も言いたかったことであろう。

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