海賊とよばれた男(下) の商品レビュー
国岡鐡造が国家元首になっていれば日本という国がどのようになっていたか見てみたい。彼の中の魂に宿る、執念、信念、器量に度量、そして愛情に度肝を抜かれて感涙してしまった。
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出光興産の創業者、出光佐三をモデルにした小説。 どんな苦境にあっても決して諦めず道を探し、攻め続ける姿は安定という時代の中で、しばし忘れ去られてしまった開拓者精神かもしれない。 合理化や論理性ばかりからはじまるビジネスにおいて、クビなし、タイムカードなし、定年なしという職場はあま...
出光興産の創業者、出光佐三をモデルにした小説。 どんな苦境にあっても決して諦めず道を探し、攻め続ける姿は安定という時代の中で、しばし忘れ去られてしまった開拓者精神かもしれない。 合理化や論理性ばかりからはじまるビジネスにおいて、クビなし、タイムカードなし、定年なしという職場はあまりに常軌を逸しているように見えるかもしれないが、それを貫き通す覚悟が半端ではない。 最近では出光興産も上場をして、タイムカードが作られ普通の会社になっているのだが、創業者の精神というのは、きっとどこかにまだ根付いているのだろう。 それにしても、本書は最初の1行からインパクトが強烈。 『この物語に登場する男たちは実在した』
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面白かった。出光興産の創業者・出光佐三をモデルにした小説。第二次世界大戦前から1980年頃まで、激動の時代を自分の信念に従って生き抜いた一人の人間の物語。日本人としてどうあるべきか、考えたことはあるだろうか?お金をもうけるためではなく、国の、人々の役に立つために働こうと思ったこと...
面白かった。出光興産の創業者・出光佐三をモデルにした小説。第二次世界大戦前から1980年頃まで、激動の時代を自分の信念に従って生き抜いた一人の人間の物語。日本人としてどうあるべきか、考えたことはあるだろうか?お金をもうけるためではなく、国の、人々の役に立つために働こうと思ったことはあるだろうか?一代で大会社を起こす人間は、根本から考え方が違うものなのだなと思った。だけど日々、1歩ずつ出来ることを積み重ねていく以外に道はないのはどんな人もみんな同じ。大それた事は考えられなくても、出来る事を積み重ねていこう。そしてたまにこういう本を読んで、自分を見直してみよう。
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