1,800円以上の注文で送料無料

東京プリズン の商品レビュー

3

73件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

    10

  5. 1つ

    8

レビューを投稿

2024/07/31

正直、半分くらい、意味わからなかった。 ただ言えることは、アメリカでは、ハイスクールの頃から、日本の国会でもありえないレベルの討論が行われていて、そんな教育環境下で抜きんでてきた、いずれ国の代表となるような方と、平等な会話ができるぐらいの、この国の代表いるわけないよねーという結論...

正直、半分くらい、意味わからなかった。 ただ言えることは、アメリカでは、ハイスクールの頃から、日本の国会でもありえないレベルの討論が行われていて、そんな教育環境下で抜きんでてきた、いずれ国の代表となるような方と、平等な会話ができるぐらいの、この国の代表いるわけないよねーという結論しか出てこなかった。

Posted byブクログ

2024/06/22

赤坂真理は現代の巫女だ。 過去の自分の声だけでなく、太平洋側戦争で亡くなっていった人々の声も、そして元帥として戦争を指揮した天皇の声まで聞き取ってしまう。 細部までの生々しい描写から描かれる過去の声達もまだ生々しい。 我々は、過去の、死者の声に囲まれて生きている。 そのことを赤裸...

赤坂真理は現代の巫女だ。 過去の自分の声だけでなく、太平洋側戦争で亡くなっていった人々の声も、そして元帥として戦争を指揮した天皇の声まで聞き取ってしまう。 細部までの生々しい描写から描かれる過去の声達もまだ生々しい。 我々は、過去の、死者の声に囲まれて生きている。 そのことを赤裸々に描き、過去が現在に通底していることを実感させる恐ろしい作品。 三島由紀夫の「英霊の聲」の再来。

Posted byブクログ

2023/11/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

テーマに興味があり購入しました 出だしは面白くて土地勘もあり面白かったのですが幻想的なところやエピソードは苦手な部類で最後までたどり着けづ辞めました 後半だけ読もうかとも思いましたが、それも断念

Posted byブクログ

2023/11/16

アメリカの地で、『日本の天皇には第二次世界大戦の戦争責任がある』という議題でディベートすることになったら、どう議論を展開させていきますか。 天皇制や東京裁判、アメリカの歴史など、もっといろんなことを勉強し、もっとちゃんと考えておかなくちゃと痛切に思いました。 こんなにスピリチ...

アメリカの地で、『日本の天皇には第二次世界大戦の戦争責任がある』という議題でディベートすることになったら、どう議論を展開させていきますか。 天皇制や東京裁判、アメリカの歴史など、もっといろんなことを勉強し、もっとちゃんと考えておかなくちゃと痛切に思いました。 こんなにスピリチュアルな作品だとは思ってなかったので面食らいましたが、日本人としてのアイデンティティを改めて考えるきっかけを与えてくれました。 私は日本人で良かったと、心から思うのでありました。

Posted byブクログ

2023/07/07

若い娘にこういう事を聞くのはかなりむちゃだなあ…と思いました。 私も同じ年頃に聞かれたらわからなかったと思う…。

Posted byブクログ

2023/05/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

R5.4.19~5.23 (きっかけ) ・ブックオフで100円 ・「天皇の戦争責任」がテーマの小説って面白そう (感想) ・抽象的な表現が多すぎて少し苦手でした。 ・主人公とそれを構成する登場人物たちが、戦争責任や天皇の立ち位置などについて学び成長していくのだが、ここに描かれるほど、日本人は分かっていないものだろうか。と疑問。 ・「ゴーマニズム宣言 戦争論」が流行る以前の日本はもしかするとこういう人が多かったのかなという印象はあるが、それにしても戦争について深掘りした名作は数々あり、多くの日本人はもっと理解しているように思う。

Posted byブクログ

2023/03/30

いやぁ、難しい本だった。 なもんだから、すごく時間がかかってしまった。 いわゆる文藝作品であり、物語小説ではないので書いてある事がちんぷんかんぷんなのだ。 内容はアメリカに留学した16歳の少女が、授業の一環で「天皇の戦争責任」を題材にしたディベートに参加するするという内容。 ...

いやぁ、難しい本だった。 なもんだから、すごく時間がかかってしまった。 いわゆる文藝作品であり、物語小説ではないので書いてある事がちんぷんかんぷんなのだ。 内容はアメリカに留学した16歳の少女が、授業の一環で「天皇の戦争責任」を題材にしたディベートに参加するするという内容。 そもそも日本の社会科教育では、昭和史はほとんど勉強していない。 私自信もそうだし、今でもそうでしょ。 そんな少女がアメリカに留学してきた訳だから、日本人はそこんとこどう考えてるんだ?と興味が沸くのも解る。 しかし、日本人は知らないんだなぁ。。。。 で、必死に勉強する訳ですが、まあ解らない。 日本人の誰もがわからない事なんですから。 東京裁判とか日本国憲法とか。 それらはすべて英語。 英語を訳して、日本国憲法が出来てるわけだから、そんなの成立する訳ないのであって・・・ 例えば天皇は「Emperor」と訳されてるけど、外人が感じるヨーロッパの君主としての「Emperor」と天皇は本来違うでしょ。 また、天皇に関しては、例えば「人間宣言」のくだりでは日本人さえわからない日本語が使われてて、それを英語に訳してアメリカ人(すなわち戦勝国)が理解しようとしてるし。 わかりやすい所で言えば、A級戦犯。 ほとんどの人が「rankA」と思ってるけど、元々は「classA」が訳されて「A級戦犯」になっちゃって、それが誤解を招いてるし、そういう事がいっぱいある訳ですよ。 私もまだまだ解らない事だらけで、その辺の事を少しでも知りたいなぁと思ってこの本を手にしたわけだが、ますます解らなくなってしまった。 ただし、解らない事さえ解らない人達は日本の事を論じてはいけないと感じます。 憲法守れ!とか言ってる連中・・・ それちょっと違うでしょ。 平和を守れ!なら百歩譲って理解しても良いけどね。 日本国憲法はもともと英語なんだから、英語で理解した上で「憲法守れ!」って言ってる? その辺の事を考えさせられる本でした。 ただし、最初にも書きましたが、文章が凄く難しいです。 覚悟してください。 この本の後では、村上春樹だって簡単な文章に感じると思います。

Posted byブクログ

2022/01/12

米メイン州の高校で行われたディベートのテーマは「天皇ヒロヒトに戦争責任はあったか」。 日本人女子高生の幻想めいたエピソードは正直読み進めるのがしんどいが、それぞれが結末にしっかりと繋がっている。 神でないなら人間か、男でないなら女か、個人とpeopleは別物か、という問いが面白い...

米メイン州の高校で行われたディベートのテーマは「天皇ヒロヒトに戦争責任はあったか」。 日本人女子高生の幻想めいたエピソードは正直読み進めるのがしんどいが、それぞれが結末にしっかりと繋がっている。 神でないなら人間か、男でないなら女か、個人とpeopleは別物か、という問いが面白い。

Posted byブクログ

2021/06/27

すごい、すごいよ!この小説は。 よくこれだけのものを書き切れたと思う。 メインは「天皇の戦争責任」に関してのディベートなのだが、それまでの狩やスピリチュアルが全て意味を持ちマリのスピーチに繋がっていく。 アメリカ人の横暴な考えや日本人の卑屈な事なかれ主義、真珠湾、原爆、東京大空襲...

すごい、すごいよ!この小説は。 よくこれだけのものを書き切れたと思う。 メインは「天皇の戦争責任」に関してのディベートなのだが、それまでの狩やスピリチュアルが全て意味を持ちマリのスピーチに繋がっていく。 アメリカ人の横暴な考えや日本人の卑屈な事なかれ主義、真珠湾、原爆、東京大空襲、はては人間キリストなど目から鱗が落ちた気がした。 今、若い世代にぜひ読んで欲しい。そして現在の日本政府の在り方を考えて欲しい。

Posted byブクログ

2020/11/21

やっと読み終えたって感じです 正直あまり面白くはなかったです 現在の女と彼女の30年前の話が行ったり来たり 30年前はまだ学生で、日本の学校になじめず なぜか留学しアメリカの学校へ 進級試験に「天皇の戦争責任」のディベートを 指示される 夢の中の話や架空の話が多く 展開はだらだら...

やっと読み終えたって感じです 正直あまり面白くはなかったです 現在の女と彼女の30年前の話が行ったり来たり 30年前はまだ学生で、日本の学校になじめず なぜか留学しアメリカの学校へ 進級試験に「天皇の戦争責任」のディベートを 指示される 夢の中の話や架空の話が多く 展開はだらだらした感じでした いろんな記述がなにか回りくどいというか そんな印象でした

Posted byブクログ