蘇える変態 の商品レビュー
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濃かった! 「いのちの車窓から」も良かったけど、内容としてはこっちの方がかなり濃いです。その濃さは闘病生活のことが書かれているからだと思いますが。 くも膜下出血で休業→復活のことはざっくりとしか知らなかったけど、再発までしてて、ここまで過酷な闘病生活だったとは。本人がいつも明るくサラッとしか語らないから、びっくりした。 そして医師のK先生がかっこよすぎて、途中泣けてきました。 星野源という素晴らしい人が、こんな素敵な先生に出逢えて治療してもらえて、無事に復帰し、その後世の中に素晴らしい作品を数多く残している。今なんて当時よりはるかに忙しいだろうし、また倒れるのではとヒヤヒヤではありますが、ほぼ完治し、源さんがまた幸せそうに働けている。 ファンだからというのもありますが、そのことに感謝しかないです。 ファンになったのは闘病後だけど、彼の人柄は、死と隣り合わせになった経験があるからこそのものなんだと、改めて思いました。あんなツラい状況でもいつもポジティブな源さんは流石だな。 愛すべき変態が蘇った奇跡。
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いろんなエピソードが盛り込まれていたが、読み終わった今はくも膜下出血で倒れた時の病院でのエピソードが衝撃的過ぎて他に何が書かれていたのかよく思い出せない…。と言いつつ思い出してきた。下ネタが満載で、しかも真剣に語っているところが哲学的であり妙に納得させられて面白かった。「いのちの...
いろんなエピソードが盛り込まれていたが、読み終わった今はくも膜下出血で倒れた時の病院でのエピソードが衝撃的過ぎて他に何が書かれていたのかよく思い出せない…。と言いつつ思い出してきた。下ネタが満載で、しかも真剣に語っているところが哲学的であり妙に納得させられて面白かった。「いのちの車窓から」を先に読んだので、星野源の成長過程(「いのちの車窓から」を書いている星野源に至るまで)を見ているようで面白かった。
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疲れた日も悲しい日も、クスッと笑い飛ばしてくれる一冊。 嫉妬とか羨望とかエロも赤裸々に書いていて、そこに人肌の温もりと親近感を感じちゃいます。 源さんもたくさん喜怒哀楽していたのだ、自分も楽しく前向きに進む変態になろう。
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今、時の人である、星野源が病気になる前後の エッセイがまとめられた作品。 全面下ネタも多いですが、 ミュージシャンであり、俳優であり、作家でもある 星野源の魅力を感じられます。 病気の時は色々悩んだり、苦しんでいたんだなという 事もわかりました。 しかしながら内容はいい意味...
今、時の人である、星野源が病気になる前後の エッセイがまとめられた作品。 全面下ネタも多いですが、 ミュージシャンであり、俳優であり、作家でもある 星野源の魅力を感じられます。 病気の時は色々悩んだり、苦しんでいたんだなという 事もわかりました。 しかしながら内容はいい意味で軽い内容が多い (軽く見せている)ので、さらっと読めます。
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淡々。 文体を揃える、ということはとても大切だと痛感。 いつも同じ文体である必要は全くないが、ひとつのまとまった文章内では揃えていただけるとありがたい。
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表現も豊かで面白かった。 変態ですね。ピュアな。 それ書いちゃって周囲の人は引かないかと心配な部分も。
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生きるのは苦しいこと、でも素晴らしく愛しいこと。元気に復活してくれて、たくさんの創作物で楽しませてくれて、本当にありがとうございます。
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今の元気で活躍している姿を見ているとこんな大病を乗り越えてきたとは想像ができない。今も倒れる前以上に忙しいんではないかとちょっと心配になる。エロネタがちょいちょい出てくるけど、星野源さんの書く文章は好き。
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笑ったり泣いたり忙しい本。 源さんの考え方が本当に好き。物事を見る新しい視点や気付きをたくさん与えてもらった気がする。これからも元気に長く活動して欲しいし応援していきたい。
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入院中に気分が上下するので、壮絶な闘病体験がきっと軽快な調子で書いてあって救われるかも!と思って読んだ本。 入院といってもわたしは単に骨折ですが。 一気に読めます、そしてカバーにも書いてある地獄はすぐ近くにあったのだ、というフレーズ。ほんとそうよね。と胸に迫りました。わたしは単...
入院中に気分が上下するので、壮絶な闘病体験がきっと軽快な調子で書いてあって救われるかも!と思って読んだ本。 入院といってもわたしは単に骨折ですが。 一気に読めます、そしてカバーにも書いてある地獄はすぐ近くにあったのだ、というフレーズ。ほんとそうよね。と胸に迫りました。わたしは単に骨折ですが。 前半のまさにいつもの星野源ワールドでは、下ネタを繰り広げながら、ひたすら働いている。いやいや、倒れるのでは?と笑いそうになるくらい働くし、実際倒れるの知ってるこっちとしてはよく映画とかである観客にはわかる「だめだよ!そっちは…ほら言わんこっちゃない…」という一種のハラハラ感が面白さの中で味わえます。そこからの倒れた時の壮絶さがね。 入院してるからさらに迫るものがありました。わたしは単に骨折ですが(しつこい)痛いもんは痛いの。 日常って、毎日の繰り返しの延長にどこまでも続いてるんだと何か勝手に信じてるんだよね。まさかが起きるのは他人の話とどこか思ってる。 でも、つまらないなと思う日常から急に切り離されて、それも悪い方に行っちゃうと、日常が急にどこか遠い国の話みたいになってひたすら自分と戦わなきゃならなくなる。心の準備なんてできやしないから、つらいしもがくし、考えるのさえ生きるのさえやめたくなっちゃう。 そういう経験って知りたくないけど、誰にでも起きうることなのよね。起きないことはない。 ベタだけど毎日を能天気に楽しく生きないともったいないのだ。日常って素晴らしい。 星野源おもしろいよ。ライトに書かれてるからこそ壮絶さが浮かぶ闘病記は胸を揺さぶりますよ。
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