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蘇える変態 の商品レビュー

4.1

167件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2016/02/15

わたくし、この本を読んで、今まで知らなかった星野源さんという人が大好きになりました。 変態が蘇ってくれてよかった。 神様、星野さんのクモ膜下出血を軽いやつにしてくれてありがとう。 さてと。 もう一度正座して読み直しますかな。

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2016/01/25

日常の何気ない、すっと通り過ぎてしまうこともきちんととらえて、言葉にできる。自分がどう思ったかどう感じたかをしっかりと書ける。すごい。 日常をなんとなく生きていない。 自分の人生を作っていってる。 こんな人になりたい。 「おやすみ俺。また明日の朝、お前と会えるのが、俺はとても...

日常の何気ない、すっと通り過ぎてしまうこともきちんととらえて、言葉にできる。自分がどう思ったかどう感じたかをしっかりと書ける。すごい。 日常をなんとなく生きていない。 自分の人生を作っていってる。 こんな人になりたい。 「おやすみ俺。また明日の朝、お前と会えるのが、俺はとても嬉しいぞ。」 自分の明日に希望と勇気を。

Posted byブクログ

2016/01/16

筆者のライブDVD観てたら読みたくなって、気づいたら再読してました(笑) 9割変態の話なのに、各所にちりばめられている源さんの人間らしさが沁みる。 私もあなたもみんな大丈夫だよ、って肯定してもらった気持ちになるから読む度に元気をもらう本です。「そして生活はつづく」の本もだいすき。

Posted byブクログ

2016/06/28

タイトルとおり、源さんが下ネタ満載の変態ぶりを発揮していて、雑誌にどう連載されていたのか気になる。クモ膜下出血は父親が発症しているが、当時のことは全く覚えていないと言っていた。覚えている時点で源さんの症状は比較的軽かったのかもしれない。最後まで変態調は変わらずほっとした。

Posted byブクログ

2015/12/02

星野源といえど、ここは高尚で少し重みのある話を描くのだろうと思いきや、大きな間違いであった。 偉大なる変態、あっぱれ!

Posted byブクログ

2015/11/01

星野源、最高! くだらないことを真剣に書く。 これはそのお手本のようなエッセー集。 いや、笑いましたよ。 おっぱいの話とか。 俳優、ミュージシャンでもあるのに、こんなに明け透けに「エロ」を語っていいのだろうか、と余計な心配をするくらい赤裸々で、そのぶん潔い。 でも、エロ話に付きも...

星野源、最高! くだらないことを真剣に書く。 これはそのお手本のようなエッセー集。 いや、笑いましたよ。 おっぱいの話とか。 俳優、ミュージシャンでもあるのに、こんなに明け透けに「エロ」を語っていいのだろうか、と余計な心配をするくらい赤裸々で、そのぶん潔い。 でも、エロ話に付きもののえぐみは適切に処理され、笑いに転化しています。 星野さんの才能でしょう。 これはブログにも書きましたが、実は、テレビをほとんど視ない(視ると他のことが手に付かなくなるくらい夢中になるので)私は星野さんを最近まで知りませんでした。 本の雑誌「ダ・ヴィンチ」(10月号)で特集を組んでいて、それで知ったのです。 あの辛口書評家の豊崎由美社長が絶賛していて、「才能というのは次々と登場するのだなぁ」と感心してその時はそれでおしまい。 で、何日か後に社用車でラジオを聴いていたら、思いがけず素敵な曲に出合ったのですね。 しっとりとしたアコースティック曲で、何より歌詞が素晴らしい。 曲が終わったら、パーソナリティーが曲名を紹介するはずだと思い、車を路肩に止めてメモの用意をしました。 〝星野源『くだらないの中に』でした〟 私は「あ」と声を漏らしました。 「ダ・ヴィンチ」で特集されていた星野さんとピッタンコとつながったからです。 と、ここまで書いて、星野さんをご存知の方は失笑していることでしょう。 「は? 今ごろ?」 みたいな。 で、歌詞の何が素晴らしいって、この部分。 ♪首筋の匂いがパンのよう すごいなあって讃えあったり くだらないの中に愛が 君が笑えば解決することばかり 「首筋の匂い」を「パンのよう」と表現しちゃうんですよ! それで「讃えあ」うんですよ! このくだらなさ、そして、そのくだらなさの中にある、持ち重りのするとってもかけがえのない物。 こんな歌詞を紡げるのはすごい。 というわけで、星野さんの新刊本であるところの本書を手に取った次第。 長くなって申し訳ありません。 で、えーと、そうそう、本当に面白いエッセー集なのです。 エロばかりではなく、「ものづくり地獄」と称する音楽制作のことや闘病生活といったシリアスな話題もありますが、どれも随所におかしみがあって何度も笑うこと必定です。 もう、実物をお見せした方がいいでしょう。 「ぽっちゃり」という題名のエッセーから一部引用します。 □□□ 俺はぽっちゃりした人が好きだ。統計によると、世の男性の7割くらいはぽっちゃりが好きらしい。以前ラジオ番組に、「とある男にぽっちゃりが好きだと言われ、その基準を尋ねたら安めぐみと答えられて、女子として大変遺憾である」という怒りのメッセージが送られてきたことがある。 その通りだ。答えてしんぜよう。安めぐみさんは完全なる「痩せ」だ。あれをぽっちゃりと言ってしまったら、この世のほとんどの女子がデブになってしまう。それはそう答えた男が悪い。俺の思うぽっちゃりは、篠崎愛である。痩せではなくデブでもない、絶妙にふっくらとした体型、それがぽっちゃりだ。彼女の体型はぽっちゃり世界基準として登録してもいいだろう。しかし問題はここからで、そのメールの文末にはこう書いてあった。 「私の思うぽっちゃりの基準は森三中です」 震えた。それは、お前ちょっと甘えすぎだろう。あれをぽっちゃりと言ってしまったらこの世のほとんどの人がガリガリだ。 □□□ ね? 面白いでしょう? 一事が万事こんな調子で進んでいくのですが、たまに本当に真面目なことを淡々と云ってのけます。 たとえば、「マンガとアニメ」というエッセーでは、オタク少年だった自らの過去を面白おかしく振り返り、「犯罪以外で道を踏み外したと感じるおおかたのことは、踏み外したのではなく、自分が『真っすぐだと感じる道』と社会や環境が指し示す『真っすぐな道』がただ違うというだけだ。世間が『あんた曲がった考え方をしてるね』と言う時は大抵、思考が曲がっているのではなく自分の中の『真っすぐの考え』が周りの『真っすぐの考え』とズレているだけなのだ」と記します。 なるほど、と思わず膝を打ちました。 まあ、でも、硬い話は抜きにしてとにかく笑えるエッセー集です。 私は本書を北村温泉という温泉で読みましたが、サウナで裸のおっさんたちを前に不覚にも「フフッ」と声を漏らしてしまいました。 これは自分の部屋なら爆笑に等しい笑いです。 あと、この際なので世の女性たちに云いたい。 男はだいたいここに書かれているようなことを普段から考えています。 いいぞ、星野源!

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2015/10/29

読みやすい文章だなーあ 星野源は応援したくなる親しみやすさがあるなーあ ほんと帰ってきてくれてよかった 手術後ってそんなに大変なんだなあ 辛いなあ あらためてそう思う この世は地獄かあ

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2015/10/27

才能が無いからと働き続け、走り続けた男、星野源。役者、音楽家、文筆家。そう言いながら欲張りなことに全部をやり遂げているそれはすでに大いなる才能である。本人は絶対に否定するけれど。そんな彼が病に倒れる。開頭手術。信じられないほどの痛みに苦しみながら、それでも書き続ける。鬼気迫るプロ...

才能が無いからと働き続け、走り続けた男、星野源。役者、音楽家、文筆家。そう言いながら欲張りなことに全部をやり遂げているそれはすでに大いなる才能である。本人は絶対に否定するけれど。そんな彼が病に倒れる。開頭手術。信じられないほどの痛みに苦しみながら、それでも書き続ける。鬼気迫るプロフェッショナルの生き様。まいった。

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2020/02/29

2015.9.24 才能ない。だからやる。いろんなことに手を出すな?全部やりたいからやる。自分に嘘つかないところ、とてもいいなと思う。K先生とのやりとりがとてもよかった。病気からの復活後、明らかに変わった。開き直った変な明るさ、強さが加わって、音楽も前より魅力的になったように思う...

2015.9.24 才能ない。だからやる。いろんなことに手を出すな?全部やりたいからやる。自分に嘘つかないところ、とてもいいなと思う。K先生とのやりとりがとてもよかった。病気からの復活後、明らかに変わった。開き直った変な明るさ、強さが加わって、音楽も前より魅力的になったように思う。タイトル通り変態だけど、すごくかっこいい。色眼鏡を捨てて正直にパーっと生きていこう。

Posted byブクログ

2015/08/20

前に「そして生活はつづく」を読んだときにも思ったけど、この人の文章好きだなあと思う。自分の弱さとか自意識とか下ネタとか優しさとかそういういろいろがそのまま書かれているような気がしてこの人はとても人間らしく愛らしい人だなあととっても好きになってしまうのです。

Posted byブクログ