蘇える変態 の商品レビュー
2014年5月初版 星野源 著 == くも膜下出血から復活した”変態”の「GINZA」での連載エッセイの書籍。 久々にこういう、何かを提言したり結論付けたり論じたりするような文体ではない、「エッセイ」を読んで思ったのですが、こういうのをもっとインプットしないと、人間にとってバ...
2014年5月初版 星野源 著 == くも膜下出血から復活した”変態”の「GINZA」での連載エッセイの書籍。 久々にこういう、何かを提言したり結論付けたり論じたりするような文体ではない、「エッセイ」を読んで思ったのですが、こういうのをもっとインプットしないと、人間にとってバイタルな、”変態性”が失われる!!という危機感。硬い文章だけ読んでいたら、硬い会話しかできなくなるのはそりゃそうだ。 「仕事や生活など周りで起きたことに対して、真夜中のテンションで哲学する連載」 この定義が個人的にはすごいいいなって思いました。
Posted by
寂しさは友達である。絶望はたまに逢う親友である。そして不安は表現する者としての自分の親であり、日々の栄養でもある。不安はご飯だ。
Posted by
インスタで流行っていたので読みました。 俳優として音楽家としてなんとなく知っていた星野源さん。 なので、熱烈なファンではありません。笑 なので、最初は「この人なんなんだ〜?」って思いつつ読んでいました。 これは、男の共感系エッセイ?? でも、女子が読んでいるイメージ!笑 なん...
インスタで流行っていたので読みました。 俳優として音楽家としてなんとなく知っていた星野源さん。 なので、熱烈なファンではありません。笑 なので、最初は「この人なんなんだ〜?」って思いつつ読んでいました。 これは、男の共感系エッセイ?? でも、女子が読んでいるイメージ!笑 なんなんだろう、半分ぐらいすぎると、この星野源ワールドにハマってきた。 男らしく、男らしくないこの表現力。面白い。 あぁ、面白くなってきた。 と、思いきや、大病をされていたようで、そのお話で、なんだか感動させられ、 なんと、バラエティーあふれるエッセイ! 最初は★2でしたが、一気にプラス2つです。 読んでよかったです!!
Posted by
なんかのバンドの人としか知らなくて、こないだ見た「箱入り息子の恋」に出てて、歌手なのにいい演技だなーと思ったら、俳優さんでもあったんですね。文も面白かったし、凄い人だ。
Posted by
エロで変態な星野源、最高です。 ほんとに源ちゃんが元気になってくれてよかった。 倒れたとき、再手術と、絶対いなくならないでと 願ってました。 読んだ後の著者近影に、脱力と笑い。 ほんとにもう!(笑)
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
私は星野源が好きである。彼の歌、演技、エッセイ、エロ。こんなにも愛おしく思える男性の表現者に出会ったのは彼が初めてだ。くも膜下出血前のエッセイはエロの連発で、もう笑うしかない。彼が倒れたのを知った時、命の危険もあると知り、あらゆるものに祈った。「まだ彼を連れて行かないでください」と祈った。私がそう祈っている時、彼は2度の手術を受け、その苦しい闘病生活を乗り越えた。そう、エロな妄想までして・・・。ありがとう、エロ。彼に生きる原動力を与えてくれて。そして数か月後、私は復活武道館ライブをテレビで見ながら涙した。
Posted by
源ちゃんの言葉に笑って、涙して、ますます好きになっちゃった♡笑 生きてるうちに味わう地獄の話とか、色々と考えさせる事もある、読み応えのある本でした!
Posted by
星野源のエッセイ。 病気の前から後まで。 あーやっぱり私はこの人が好きだなと思った。 できることなら会って好きだと伝えたいよ。
Posted by
雑誌の連載プラス、書き下ろし闘病記。 この人の文章好きだなあ。音楽も好き。嫌味なく、ほんとに自然に、すひょーーっと入ってくる。もしかしたらそのまま身体を通り抜けてるかもしれないくらい、「すひょーっ」としてる。 透明感というか潔さというか。あっさり。なんかさっぱりとは微妙に違う、「...
雑誌の連載プラス、書き下ろし闘病記。 この人の文章好きだなあ。音楽も好き。嫌味なく、ほんとに自然に、すひょーーっと入ってくる。もしかしたらそのまま身体を通り抜けてるかもしれないくらい、「すひょーっ」としてる。 透明感というか潔さというか。あっさり。なんかさっぱりとは微妙に違う、「あっさり」。 引っかかりがないから、何度聴いても飽きない。 でも言葉には、実直で誠実な意識、センスが感じられて非常に濃い。 そのバランスが絶妙。 天才っぽい。 文章も、あれほど繊細な詞を書くわりに、感じることは一般的というか、しごく真っ当な考え方をしてる。 もともとおそらくセンシティブなのと、頭がいいのと、経験が経験なぶん、ちらっと狂気が見えなくはないけど。 興味深い人だ〜 他のエッセイも読みたい。 そしてこれの出版はマガジンハウス。さすがというかなんというか。唖然。はあああーーー!嘆息。
Posted by
星野源氏の雑誌連載をまとめた一冊。書き下ろしの「楽しい地獄だより」の再発後の闘病記の生々しさに、驚くと同時に復帰後の作風の理由がなんとなく分かった気がしました。とはいえ下ネタ等も相変わらず(笑)なので、楽しく読める本です。
Posted by