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太陽の棘 の商品レビュー

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145件のお客様レビュー

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2014/08/09

第二次世界大戦後 医科大学院卒業間近の 精神科医 エド・ウィルソンは 沖縄アメリカリック軍の 従軍意図して徴用され沖縄に赴任 島をドライブしているときに 偶然行き着いた 「ニムシイ」と呼ばれる 画家たちが暮らす集落 絵が好きな江戸は 絵に魅かれ 画家のタイラたちとの 交流を深...

第二次世界大戦後 医科大学院卒業間近の 精神科医 エド・ウィルソンは 沖縄アメリカリック軍の 従軍意図して徴用され沖縄に赴任 島をドライブしているときに 偶然行き着いた 「ニムシイ」と呼ばれる 画家たちが暮らす集落 絵が好きな江戸は 絵に魅かれ 画家のタイラたちとの 交流を深めていく アメリカと沖縄 勝者と敗者 医者と画家 戦争がなければ 会うことがなかったはず 絵を通した不思議な出会い モデルがあるらしい 戦後、沖縄の情景、勝敗が 浮かんでくるような物語

Posted byブクログ

2014/08/08

本のカバーに惹かれて買ってしまった。 悲惨な戦争を体験した沖縄について何も知らないからストーリーを追いすらすら読めてしまったが、逆に知っている人は違う感動を覚えるように思う。 沖縄の芸術、文化を知るきっかけになった1冊。

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2014/08/04

凄く良かったです。 でも最後があまりにもあっけなく、そして泣けました。 沖縄、そして戦争の辛い歴史がもうありませんように願うばかりです。

Posted byブクログ

2014/07/31
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戦後間もない沖縄を舞台に、アメリカの医師と沖縄の画家との交流を描いた物語。 芸術は世界をつなぐ、まさにその言葉通り。 戦争という悲しい傷を負いながらも、アートを通じて美しい光景が広がっている。 実話だと知り更に驚き、読後に玉那覇正吉さんについて調べてしまった。 読んでいる最中、まるで映画でも見ているように映像が目の前に浮んできた。 美しい物語だ。

Posted byブクログ

2014/07/29

内容は濃くて重いのに、 なぜか軽い気がする。 どうしてだろう…。 「え? これで終わり?」という印象。

Posted byブクログ

2014/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

むせかえるような濃い緑と透き通った水色から濃紺へのグラデーションが美しい海。そして、じりじりと照りつく太陽と自分の身体との境界を曖昧にするような湿度。 架けられている絵を見たわけでもないのに、そんな空気を感じられる作品。 戦争直後の沖縄にやってきた若い軍医と、貧しくとも逞しく、プライドを持って生きる画家たちの交流。 読みやすいのに、とても心に響いてくる。 沖縄未経験の私ですが、この実話を基にした作品の舞台になっているニシムイ美術村、ぜひ行ってみたい。

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2014/07/16

戦後間もない沖縄に赴任した若き軍医と、集団で暮らし制作し、必死に生きた画家たちとの交流を、実話を元に描いた作品。日本とアメリカのはざまでゆれる当時の沖縄で、偶然にも出会った彼らの美しい日々が、まるで映画のように鮮やかに、それでいて切なくも哀しくつづられ、画家たちの描く作品が、まる...

戦後間もない沖縄に赴任した若き軍医と、集団で暮らし制作し、必死に生きた画家たちとの交流を、実話を元に描いた作品。日本とアメリカのはざまでゆれる当時の沖縄で、偶然にも出会った彼らの美しい日々が、まるで映画のように鮮やかに、それでいて切なくも哀しくつづられ、画家たちの描く作品が、まるで目の前にあるかのように浮かんできた。灼熱の沖縄で、棘のように刺さった痛みや辛さ。戦争。壊れゆく心。友情。貧困。生命。 さらりと読めて、じんわりと余韻を残す作品。作品のモデルとなりカバーでも使われている玉那覇正吉氏の作品を、ぜひ観てみたくなった。

Posted byブクログ

2014/07/15

軍医として沖縄に来たエド(エドワード)。 同僚アラン。 ニシムイ美術村のタイラと妻メグミ。 どんな逆境が・・・と緊張しながら読み進めて勿体無かったな。 もっと甘えて浸りたかった。 ラストに涙した。 読み終えて表紙を眺め、色々な表情を想像し、特に破顔で涙し、 巻頭のスタインバー...

軍医として沖縄に来たエド(エドワード)。 同僚アラン。 ニシムイ美術村のタイラと妻メグミ。 どんな逆境が・・・と緊張しながら読み進めて勿体無かったな。 もっと甘えて浸りたかった。 ラストに涙した。 読み終えて表紙を眺め、色々な表情を想像し、特に破顔で涙し、 巻頭のスタインバーグさんの言葉を読み直し涙した。

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2014/10/24

戦後直後の沖縄に配属される米国人医師と沖縄の画家達の友情物語。 何かするすると話が進み、淡々と終わっていく感じで、陰陽が無い。 ヒガのキャラをもっと立たせると、相対的に他の登場人物が浮かび上がるような気がしたが、、。 絵画の話も『等伯』ぐらい読んでて絵が浮かぶようだと良かった...

戦後直後の沖縄に配属される米国人医師と沖縄の画家達の友情物語。 何かするすると話が進み、淡々と終わっていく感じで、陰陽が無い。 ヒガのキャラをもっと立たせると、相対的に他の登場人物が浮かび上がるような気がしたが、、。 絵画の話も『等伯』ぐらい読んでて絵が浮かぶようだと良かった。

Posted byブクログ

2014/07/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

スラスラと読めるいい作品でした。言語を超える友情にも感動した。ただ画家達と軍医達の後日談を書いてくれれば尚良かった。

Posted byブクログ