満願 の商品レビュー
趣の異なる6っの短編集。 古典部シリーズの読後だったので、予想とかなり異なりました。でも、どの短編もいい。 一番印象的なのは、『関守』。このフェードアウト感、あるあるですが、好きです。 『柘榴』は、ある意味、ホラーでした。
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読み始めると、内容の世界にすっと入れて読みすすめやすい、がじわじわと怖さがせまってきて、息苦しくなってくる。 どれも読後スッキリとはしないんだけど あとを引き、次の話を読みたくなる。 死人宿、万灯が私は好きです。
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有名で評価の高いのは知ってましたが今更やっと読みました。長編しか読んでなくて短編とは思ってなかった。作者さんの日常ミステリ系の作品はちょっと物足りなかったんですが、こちらはどれもちゃんとした?ミステリで、どの話もそれぞれ雰囲気が違って、読み応えがあって面白かった!(好みの問題です...
有名で評価の高いのは知ってましたが今更やっと読みました。長編しか読んでなくて短編とは思ってなかった。作者さんの日常ミステリ系の作品はちょっと物足りなかったんですが、こちらはどれもちゃんとした?ミステリで、どの話もそれぞれ雰囲気が違って、読み応えがあって面白かった!(好みの問題ですけど) 有名で評価がそれなりのやつは基本やっぱりハズレにくいのねと再実感。
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6つのミステリー短編集。どれもトリックがわくわく、ぞくっとさせる結末で、「儚い羊たちの祝宴」よりおもしろかった。2022.8.26
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初めて米澤穂信さんの作品を手にしました。暗闇にいくつもの灯籠の表紙が、なんだかスゴく怪しげで気になりました!6編の短編小説でしたが、6冊の本を読んでいるような気持ちになれました。どの作品も、引き込まれて読んでいるうちに思いもよらないラストにたどり着く‥米澤穂信さんの作品、もっと読...
初めて米澤穂信さんの作品を手にしました。暗闇にいくつもの灯籠の表紙が、なんだかスゴく怪しげで気になりました!6編の短編小説でしたが、6冊の本を読んでいるような気持ちになれました。どの作品も、引き込まれて読んでいるうちに思いもよらないラストにたどり着く‥米澤穂信さんの作品、もっと読みたくなりました。
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夜警、死人宿、柘榴、万灯、関守、満願いずれも濃密な空気感とスリラー感のある物語り。中でも万灯と関守が自分的には、印象が強い作品でした。 質の良いショート映画の様に頭に映像が浮かび、引き込まれましたが、同じ著者で楽しく明るい作品があれば、手を伸ばしたいと思います。 ホラー作品の質が...
夜警、死人宿、柘榴、万灯、関守、満願いずれも濃密な空気感とスリラー感のある物語り。中でも万灯と関守が自分的には、印象が強い作品でした。 質の良いショート映画の様に頭に映像が浮かび、引き込まれましたが、同じ著者で楽しく明るい作品があれば、手を伸ばしたいと思います。 ホラー作品の質が高いせいで、読後、気が重くなり、同種の作品をまた読みたいとは思えない。
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「柘榴はまだ熟し切るには早かったけれど、早過ぎはしなかった」 急にイヤミスが読みたくなって、前から気になっていたこの本を図書館で借りてきた。 『夜警』 誰も彼もが痛々しかった。 『死人宿』 結末で、どうしてあの描写に気づかなかったんだろう!となった。 『柘榴』 読んでい...
「柘榴はまだ熟し切るには早かったけれど、早過ぎはしなかった」 急にイヤミスが読みたくなって、前から気になっていたこの本を図書館で借りてきた。 『夜警』 誰も彼もが痛々しかった。 『死人宿』 結末で、どうしてあの描写に気づかなかったんだろう!となった。 『柘榴』 読んでいて、この短編集の中で一番ゾワっとした。 ホラーとしての怖さではなく、人間としての怖さ。 『万灯』 追い詰められていく様が恐ろしい。 『関守』 なんとなく展開がわかって、読みながら嫌な予感がしていたけどやっぱり…。 けれど、自業自得だと思った。 『満願』 私にはわからない価値観だった。 今回みたいに、たまにイヤミスをすごく読みたくなる時期がくるけど、やっぱり読後感がいいものではない。 なのにどうして読みたくなるんだろう。この独特な感じが癖になるのかな。 2022.5.1 読了
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6話の短編だが、どれも引き込まれるほどの圧を感じた。 表題作の満願は、静かで人柄も良い妻が、殺人犯となり服役する。 そこまでに至る被害者との関係を事細かに描写していない。 だが刑期を終えた後で、本当のことがわかるという…警察シリーズものとは異なる見せ方に戸惑いもあり、驚きもあり、...
6話の短編だが、どれも引き込まれるほどの圧を感じた。 表題作の満願は、静かで人柄も良い妻が、殺人犯となり服役する。 そこまでに至る被害者との関係を事細かに描写していない。 だが刑期を終えた後で、本当のことがわかるという…警察シリーズものとは異なる見せ方に戸惑いもあり、驚きもあり、で唸らずにはいられない。 交番勤務の警官の「夜警」そして、在外ビジネスマンの「万灯」も罪な話であった。 ちょっと捻りもあり、仕事ならではの考察具合いもほどよくあって短編でも充分満足できた。
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何が起こるか分からない謎解きのモヤモヤがあり、最後に、そうだったのかと感服させられる。 短い内容の中にしっかり伏線があり、回収がされていておもしろかった。
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短編ミステリーで読みやすかったし、一つ一つの話にしっかり引き込まれた! ちょっとゾッとする話が多かった でも読み終わって不快になるでもなく、怖〜って感じの話だったから良かった
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