満願 の商品レビュー
評価が高く、期待し手に取りました。2篇はそこそこ、4篇期待を裏切る事無くといった感じでした。全体的に読み易く、テンポもよく話の軸、オチもしっかりしており、期待を裏切らない良作でした。特に万灯と夜警は群を抜いて素晴らしかったです。
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ビターなテイストの短編集。 テンポが良くてサクサク読める。 大きな問いがあるわけではないか、各章ちょっとしたwhyやwhoを考える。 2章と4章はなかなか解くのが難しいかと思った。 1章は比較的わかりやすく、3章はなんとなくで想像はついたが元ネタ(神話)を知った上だともっと爽快に...
ビターなテイストの短編集。 テンポが良くてサクサク読める。 大きな問いがあるわけではないか、各章ちょっとしたwhyやwhoを考える。 2章と4章はなかなか解くのが難しいかと思った。 1章は比較的わかりやすく、3章はなんとなくで想像はついたが元ネタ(神話)を知った上だともっと爽快に解けたのだろうか。 個人的に5章の関守が一番ミステリ感があってお気に入り。 こいつはなんか怪しいと思ったが、ここまで直接的だったとは… ラストシーンをビジュアルに想像すると恐怖…。 ラストの6章はいい具合にヒントも出ていたが見抜けず残念。 単発で読めるため、短時間の読書にもおすすめ。
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私自身、米澤穂信さんのファンなのかは分からないけど、気がつけば米澤穂信さんの作品を手にとるようになったキッカケの本。ミステリーとして華々しくは無い。淡々と、でも確実にその世界に取り込まれていく。 クラスの隅にいるけど気になるあの人。やっぱりファンなのかな。
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絶妙な後味の悪さを楽しめる一冊。 読んでいると、「ああ何かありそうだな…」というもやもやが湧き上がってきて、でもはっきりとは分からなくて、最後ガツンと衝撃がくる。そんな感じ。
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イヤミス小説。短編集で一つ一つ話しは違う。トリックがすごい!系ではなく、なぜそうなってしまったのか、と人間の内面的な部分を描いている作品。本格ミステリ好きな人は合わないかも。
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色々な賞をうけているのでかなり期待値が高かったせいか、自分には合わなかった。どうして高評価なのか未だによくわからない。
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・12/20 読了.評判より期待したほどではなく面白みに欠けていると思う.意外性もそれほどでもなくいまいちかな.インシテミルの方がまだ意外性があった.
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ミステリー短編集。 見事に伏線回収してくれて、最後はゾッとする。 ホラーなのかと思わせときながら、人間が一番恐ろしい!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
相変わらず陰湿だなぁ。読みやすかったし、面白かったけども。 『隠蔽捜査』を読了した翌日に読み始めて、1作目が警官の話だったから、同じような単純明快勧善懲悪な警察小説を読む気分で読み進めたら……、おっとこうきたか、と。米澤穂信を読むときは、米澤穂信を読む心積もりで読み進めないと、足元の段差に気づかず捻挫する。(2020-11-12L)
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「本と鍵の季節」で、この人の本面白そうと思って読みました。が、ちょっと内容が難しかった…。 殺人事件のミステリーではなく、ホラーがかったミステリーがあって、ゾッとする物が幾つかあり、読み進めるのに時間がかかったけど、最後に向かうにつれて「そういうこと!?」という驚きが、米澤さんの...
「本と鍵の季節」で、この人の本面白そうと思って読みました。が、ちょっと内容が難しかった…。 殺人事件のミステリーではなく、ホラーがかったミステリーがあって、ゾッとする物が幾つかあり、読み進めるのに時間がかかったけど、最後に向かうにつれて「そういうこと!?」という驚きが、米澤さんの本の面白さだなーと感じました。
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