よるのふくらみ の商品レビュー

窪美澄(著者)

2024/09/12

マリアさんの「誰にも遠慮はいらないの。なんでも言葉にして伝えないと。どんな小さなことでも。幸せが逃げてしまうよ。」って言葉がささった

2024/03/12

男女の仲は一筋縄ではいかないなぁ、好きだけではどうにもならないこともあるんだなぁ、と思った。人は孤独だし、やっぱりひとりじゃ生きていけない。圭ちゃんをハグしたくなる最後の章、もと？風俗嬢の京子との未来はいろんな壁がありそうだよ、。と心配にもなった。

2024/02/12

ゲスの極みを卑しむあなたはゲスですw

ってな事で、窪美澄の『よるのふくらみ』

カワイ子ちゃんからのオススメで借りたった♪

昼ドラ、連ドラ、映画と巷では浮気、不倫が話題ですが、なんのこっちゃとw

太古の昔からある人間の習性じゃないかと。

不倫は文化と言った石田さんは偉大ですw

と、余談はさておき内容は面白いっ‼️
膨らみます。
いろんな意味で

リアル過ぎる内容。
女の奥底に眠る欲望と欲求を、心にチクチクと刺す大人に成り切れない淡い恋心が、大人と言うやり切れないシガラミを解放した時の卑猥と卑怯はピュア過ぎるw

ドラマか映画になるみたい？

何だかんだで女性の方がエロいって言うか、欲情性が強いよな～物語もリアルもw

ゲス好きな皆さん是非読んで見て下さいオススメです♪

窪さんの女の感情表現が堪らなく好きじゃな
他の本も読も

2017年27冊目

2023/12/30

「なすすべもない」
欲情した末の出来事。
素直に話したところで解決する問題とは言い切れないが、今と変わるためには赤裸々に告白するしかないもんな。

「平熱セ氏三十六度二分」
めでたいことは続き。
仕事で祭りの間ずっと居れないのが分かっているのであれば、元々責任者など重要な役割は断るべきなのでは。

「星影さやかな」
素直に白状した関係。
どれだけ思い詰めていたとしても、せめて夫婦二人の時間まで耐えて子供には聞かせないようにすべきだったろ。

「よるのふくらみ」
消えてしまった命は。
安定期にも入ってないのに高らかに宣言されて、身体のことをなどと先延ばしにされたら少し考えたくなるだろ。

「真夏日の薄荷糖」
別れの報告を同時に。
どちらが悪いという話ではないが、相手の想いを尊重した結果なのだから今更悔いてもしょうがないことだよな。

「瞬きせよ銀星」
治らないけれど通う。
何も出来ないけれど構って欲しいのであれば、そういう場所ではなく違う店に行けばいいのではないのだろうか。

2023/12/12

主人公の目線が変わることで
それぞれの想いがぐんと目の前に迫ってくる。

結局、自分のしっくりくる場所を見つけて
もがき続けるのが人生なのかな。
最後には、
3人それぞれが、多分無理のない？生き方を選んでいったと感じられて、よかった。

2023/05/25

商店街の幼なじみの女の子を、兄弟で好きって、狭い世界。

好きだけで、なんでも乗り越えられるわけじゃない。仕方ない。
でも、なんかせつない。
好きなのに、ね。

圭ちゃんが、仕事とはいえ商店街から遠いところに出られたのは、良かったって思う。

2023/04/29

EDでのレスの辛さは経験があるので非常に非常に共感しました。
人間として惹かれるのも裕太だし、結婚して良かったな、って思うものの、圭ちゃんの視点で物語を読むとやるせなかった。
大阪でそんな展開になるとは。
最後はしっくりこず。

2023/04/17

最終的にハッピーエンド…て言っていいのかな…
で終わったから良かったけど、
素直に良かったー！と喜べない
何故かちょっとモヤっとする、、

圭ちゃんと裕太のお母さんは結婚が決まってから
嬉しそうな様子が書かれていたが、
ほんとに？！なんとも思ってないの！？
と、気になってしまった。笑

2023/03/08

兄、圭佑がEDで婚約者みひろとセックスレスが原因で、弟、裕太とみひろが最終的に結婚する。
3人とも商店街の幼馴染である。
人間の本能が勝り性欲の在り方が生々しく感じた。

よるのふくらみの章で、セックスレスで悩む、みひろが圭佑と別れを切り出す。
愛があるけどセックス出来ない圭佑を見ていると倦怠感しかなかった。
ヤゴが孵化し旅立つシーンが、圭佑とみひろの旅立ちの様に描かれたいる点が儚く思った。

許し許され人は繋がりを持って行く。愛の温もりを感じながら。
そんな官能的な文体が切なく綺麗に描かれていました。

2023/03/06

幼馴染の兄弟とみひろ。
性への感覚、親の浮気など、複雑そうだけど、でも意外とどこでもあるんだろうなと思った。
今時体の関係のない夫婦もいっぱいあるというけど、それが別れの理由になることもある。それもそれぞれの価値観次第だなあと感じた。