麒麟の翼 の商品レビュー
トリックとしてはあまり驚くものはなかったけど、東野圭吾らしく終始安定していたという感じ。少し低空飛行?
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加賀恭一郎シリーズ9作目。 青柳武明がナイフで刺される事件。 矢島冬樹がトラックにはねられる事故。 2つの出来事が悪い偶然で重なり、難解な事件となる。 「死を間近に迎えた時、人間は本当の心を取り戻します。プライドや意地といったものを捨て、自分の最後の願いと向き合うんです。彼等が発するメッセージを受け止めるのは生きている者の義務です。」 終盤のこの言葉は、青柳武明の行動説明と共に深い言葉だと思う。
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最後の数ページでほろほろと涙が出た。 麒麟の翼 そのタイトルを何度も思い返しては、無念の感情が込み上げてくる。 2人とも、生きるべき人物だった。 過ちを自分で直ぐに正すこと。 正さなければ、必ず自分に降りかかる。 強いメッセージが麒麟の翼にはあった。 非常に読み応えのある事件内容で面白かった。 東京には中々行かないが、次訪れる際には是非とも麒麟の翼を見に行きたい。
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事件の裏に秘められた真相に涙する作品でした。 父が死の間際に伝えたかった事…深いですね。 東野圭吾さんの加賀恭一郎シリーズは、どれも 人情味があり奥深くてすっかりファンです。 中でも本作は、伏線回収の展開がスムーズで読み易く、読後は映画一本観たような満足感に満たされました。 ...
事件の裏に秘められた真相に涙する作品でした。 父が死の間際に伝えたかった事…深いですね。 東野圭吾さんの加賀恭一郎シリーズは、どれも 人情味があり奥深くてすっかりファンです。 中でも本作は、伏線回収の展開がスムーズで読み易く、読後は映画一本観たような満足感に満たされました。 麒麟の翼…日本橋に観に行こうと思います。
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犯人は他にないという状況の中、遠くにある小さな事柄から真犯人にを手繰り寄せる。そのストーリーにに引き込まれました。
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加賀恭一郎シリーズ9作目。長編。 日本橋で殺人事件が起き、状況から見てどう考えても犯人という人物も死亡。両者とも死亡してしまい話を聞ける人物もおらず、被疑者死亡で片をつけられそうになっていた事件を、加賀と従兄弟の松宮がタッグを組み真相究明していく。ーーと言っても松宮は一緒に動いて...
加賀恭一郎シリーズ9作目。長編。 日本橋で殺人事件が起き、状況から見てどう考えても犯人という人物も死亡。両者とも死亡してしまい話を聞ける人物もおらず、被疑者死亡で片をつけられそうになっていた事件を、加賀と従兄弟の松宮がタッグを組み真相究明していく。ーーと言っても松宮は一緒に動いていただけで、実際には加賀の慧眼のおかげ。 過去の事故も含めて、事実が明らかになり良かったけど、あまり良い気分で終われるお話ではない。吉永君とご両親が不憫だし、青柳父も八島も...
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容疑者扱いにされた冬樹やったけど、加賀刑事の執念で冤罪になって恋人の中原香織も安心したやろな。 冬樹との間に出産予定の赤ちゃんのためにも精一杯生きてほしいかな。地元福島に戻っても苦難乗り越えて強くなるやろうし。 加賀さんいなかったら、危うく冤罪になるとこやったし。加賀さん被害者だけじゃなくて第三者含めて心のケア上手やなって思う。 人情に厚い加賀さんやけど父のこと思ってないし(内心憎んでるくらい)3回忌もやりたくなさそうやけど、従兄の松宮刑事と看護師の金森さんに催促されまくって嫌々やるところ、性格とか窺い知れたかな。 新参者シリーズ読んでなかったら東京まで行って日本橋付近行こうとは思わへんし高校の修学旅行で日本橋七福神巡りやろうなんて発想なかったと思う。 ほんまに新参者シリーズに出会えてよかった。
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最初から息子と話し合ってればよかったんじゃないかなとも思うけど、 お父さんの謎の行動が判明してって気持ちが分かったときは感動した。 気になったのはまだ犯人だとわからない人の名前と住所を被害者家族に教えるものなのかって‥ もし違ったら個人情報だから駄目じゃないかなって思ったり‥
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加賀恭一郎シリーズは三作目 加賀恭一郎の人柄の魅力が何より良い 事件解決までの伏線回収も東野圭吾作品の魅力 ワーキングプアやいじめ、派遣切りのなど現代の問題も考えさせられるし、やり切れない気持ちにもなる。 東野圭吾作品は親子、家族の愛情が作品の中にあり、最後は感動の涙で終わる。通...
加賀恭一郎シリーズは三作目 加賀恭一郎の人柄の魅力が何より良い 事件解決までの伏線回収も東野圭吾作品の魅力 ワーキングプアやいじめ、派遣切りのなど現代の問題も考えさせられるし、やり切れない気持ちにもなる。 東野圭吾作品は親子、家族の愛情が作品の中にあり、最後は感動の涙で終わる。通勤中に読みながら泣いてしまった。
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東野圭吾の1作品目として読んだ。 最初点と点だったのが徐々に線となっていくのが面白い。 他作品もぜひ読んでみたいと思った。
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