麒麟の翼 の商品レビュー
またもや一気読み。1日の合間で、夜更かししながら3.4時間で読み終わりました。映画の告知は見たことありますが、ほぼ予備知識なしで読みました。トリックとかではなく、地道に捜査して紐解いて真相に近づいて行くの面白いですね。こちらも休んでられません。 被害者のことを考えるとなんともやり...
またもや一気読み。1日の合間で、夜更かししながら3.4時間で読み終わりました。映画の告知は見たことありますが、ほぼ予備知識なしで読みました。トリックとかではなく、地道に捜査して紐解いて真相に近づいて行くの面白いですね。こちらも休んでられません。 被害者のことを考えるとなんともやりきれない気持ちになりますが、、 今のところ加賀さんシリーズ外れなしですが、少し冷酷なミステリーも恋しくなってきたところです。
Posted by
個人的に待望の一作。映画はすでに2回くらい見ていてとても面白かったので、期待高めで読みました。映画→小説(原作)の順で見る場合、私は映画の先入観があってうまく本に没頭できないのですが、麒麟の翼ではそんなことはなく、すぐに物語に入り込めました。 今作も、やはり加賀恭一郎!といった...
個人的に待望の一作。映画はすでに2回くらい見ていてとても面白かったので、期待高めで読みました。映画→小説(原作)の順で見る場合、私は映画の先入観があってうまく本に没頭できないのですが、麒麟の翼ではそんなことはなく、すぐに物語に入り込めました。 今作も、やはり加賀恭一郎!といった鋭い推理力と慧眼力が見え、安定の面白さがあります。またそれに加えて、人と人との絆が事件を通して色濃く描かれているため、加賀恭一郎シリーズの中で1番感動する作品だと思います。特に、大切な人を信じる登場人物達の想いの強さにグッときます。 記憶を消して読みたい本ランキング1位かもしれません。いろんな人に勧めたい。
Posted by
最初は頼りなかった松宮刑事も、だんだん加賀恭一郎に感化されて、今では立派な相棒になりましたね。 マスコミの自分勝手な行動、推測による決め付け報道、それから労災隠し。これらの要素が隠し味になって真実を際立たせているのは分かるけど、望めるものであれば、これらの問題にも何らかの決着をつ...
最初は頼りなかった松宮刑事も、だんだん加賀恭一郎に感化されて、今では立派な相棒になりましたね。 マスコミの自分勝手な行動、推測による決め付け報道、それから労災隠し。これらの要素が隠し味になって真実を際立たせているのは分かるけど、望めるものであれば、これらの問題にも何らかの決着をつけて欲しかったようにも思います。
Posted by
一度ついてしまった嘘はまた新たな嘘を生み一生本人を苦しめてしまうのだろう。 容疑者の少年は水難事故があった時に適切な指導者が側にいてくれていたら人生は大きく変わっていただろう。 一旦安易な決断をしてしまうと楽な方に流されてしまう人間の習性から学ぶ事が多い内容だった。真実を求め続け...
一度ついてしまった嘘はまた新たな嘘を生み一生本人を苦しめてしまうのだろう。 容疑者の少年は水難事故があった時に適切な指導者が側にいてくれていたら人生は大きく変わっていただろう。 一旦安易な決断をしてしまうと楽な方に流されてしまう人間の習性から学ぶ事が多い内容だった。真実を求め続ける執念と立ち向かう加賀恭一郎の人間性と推理力には脱帽した。 素晴らしい作品だった。
Posted by
家族について考えさせられる本。 加賀さんシリーズは初めて読みましたが、面白かったです。他のシリーズも読んでみたいと思います。 日本橋の麒麟を見に行きたくなりますね。
Posted by
私もお父さんが家の外で何をしているのか、どういう人と関わっているのか全然把握していないので、普段からそういった話もするようにしていきたいなと思いました。 凄く良い話でした。出会えて良かったです。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大好きな東野作品。基本文庫本しか買わないので、文庫が出る前に映画を見てしまい、先にあらすじが分かっていました。 内容が分かっていると読書欲が大きくそがれるので読み始める前は「どうかな~?」と思ってましたが、東野作品はやっぱり面白い!あらすじが分かってたって全然関係なくてどんどん読み進められました。 映画では、被害者が実は労災隠しなどやっていなかった事がもっとはっきりと描かれていたけど、小説ではそこはあまり明らかにされてなかったんだな~と思った。 (2023/10/8、他の読書管理サイトからお引越し。レビューは読了日に記録。)
Posted by
【加賀恭一郎シリーズ9】 〈父と息子〉が本書のメインテーマ。 日本橋のオブジェに、伝説の神獣:麒麟が鎮座していること。その麒麟には翼があること…初めて知った。日本の国道の始点、ここから日本中に翔び立つ意味を込めた翼だそうだ。 その麒麟像の下で胸にナイフが突き刺さったまま倒れて...
【加賀恭一郎シリーズ9】 〈父と息子〉が本書のメインテーマ。 日本橋のオブジェに、伝説の神獣:麒麟が鎮座していること。その麒麟には翼があること…初めて知った。日本の国道の始点、ここから日本中に翔び立つ意味を込めた翼だそうだ。 その麒麟像の下で胸にナイフが突き刺さったまま倒れていた青柳武明。彼の所持品を持っていた八島が容疑者だが、交通事故で意識不明に。 「死人に口なし」は許されない。加賀が松宮刑事を従えて真相へ迫る。『赤い指』『新参者』と間を置かず読んだ方がよい作品だ。 労災隠しの結末はいずこへ?これが心残り…。
Posted by
映画は鑑賞済みでしたが小説は未読でした。 胸を刺された状態で、日本橋の麒麟像の側で発見された男性。その、父親としての命懸けの決意とは…。 真実を知った時、すごく苦しかったけれど、親として子供を守るという意味を改めて考えた。
Posted by