麒麟の翼 の商品レビュー
親子物、でした。 犯人はさすがに、別の人だろうと思いつつ、誰だかわからないままに行って、最後急展開でしたね。 ほんとに、水泳部の顧問、死ねって感じでした。 やっぱり、東野圭吾さんの本の中では、このシリーズが一番いいなぁ。
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主人公の父親が殺害された。しかし発見されたのは、現場から離れた麒麟の翼のまえ。 犯人は、労災隠しの腹いせとして殺害。交通事故にあい、真相は闇のなかとなりそうだったが、麒麟の翼が、メッセージとなった。 3年前のプールでの事故が関係。息子たちが関わっていた! 推理小説の最後は父から...
主人公の父親が殺害された。しかし発見されたのは、現場から離れた麒麟の翼のまえ。 犯人は、労災隠しの腹いせとして殺害。交通事故にあい、真相は闇のなかとなりそうだったが、麒麟の翼が、メッセージとなった。 3年前のプールでの事故が関係。息子たちが関わっていた! 推理小説の最後は父からのメッセージが伝わるストーリー。はじめはたんたんやと読んでいたけど最後は感動でした!
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日本橋警察署に着任して日の浅い加賀刑事のシリーズ物、先日「新参者」を読んだので取り上げる事件は異なるものの、続編という雰囲気のこの小説を読みました。 前回のお話で披露したような地道な捜査手法。軒を並べる小さなお店の品ぞろえや人々の営み、都会の片隅にある神社や公園など日本橋界隈を文...
日本橋警察署に着任して日の浅い加賀刑事のシリーズ物、先日「新参者」を読んだので取り上げる事件は異なるものの、続編という雰囲気のこの小説を読みました。 前回のお話で披露したような地道な捜査手法。軒を並べる小さなお店の品ぞろえや人々の営み、都会の片隅にある神社や公園など日本橋界隈を文字通り足を使って歩いて聞き込みを重ねていきます。日本橋の中ほどの二体の麒麟像にもたれかかるようにして刺殺されていた中年男性。捜査はこの男性が勤務先や自宅とは離れたこの場所にいたのは何故なのか、また刺された地下道から瀕死の状態で何故日本橋の麒麟像のところまで歩いていかなかればならなかったのか・・ほぼ同時刻に職務質問された若い不審な男性が急に道路に飛び出して車にはねられ意識不明の重体に陥ります。彼の所持品は殺人事件の被害者のものでした。このため、当然この男性の容疑を固めるための裏付け捜査が始まりますが・・・ 被害者の妻や息子、その友人たちとの関係性、容疑者の素性や日常の様子、恋人の心境など捜査で段々に明らかになっていくのですが、前回同様、祈りやお参りといった被害者の行動に隠されたものがこの謎を説く手がかりになっています。背景に加賀刑事自身の父親への思いが見え隠れする筋書なのですが、今回の犯人像は少し意外な感じが否めませんでした。
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見た目は推理小説。中身は人情もの。加賀さん相変わらずカッコいい。欲を言えば労災隠しの方も回収してほしかった。
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加賀恭一郎シリーズ第9作 東野さんの最近の作品は、トリックから人間ドラマに重点が移ってきている。 加賀の複雑な胸の内が滲じむ、人への視線がこのシリーズの特徴と思う。 そういえば、この映画の宣伝を見て、初詣に「日本橋七福神」巡りをしたんだっけ。
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加賀恭一郎シリーズ9作目。 なぜ、被害者は七福神参りをしたのか。 事件の真相を知ると悲しくなりますが、感動の内容でした。 阿部寛ではない気がする。
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加賀シリーズの親子関係が好きだ、麒麟の翼よかった。親子はしっかり話をしないといけない。自分にはなかなかできそうにない。それができるようになりたい。
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東野圭吾さんの小説は、人を思う気持ちが溢れていて涙が出てきます。 父親が子供の過ちを背負っていた姿を想像すると切なくなります。
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安定の加賀恭一郎シリーズ。おもしろかった。だけど個人的に思うのは、推理小説ものは携帯電話が無かった時代の方がおもしろいということ。
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久々の加賀シリーズ、文庫化でようやくの読了です。 やはり東野圭吾は上手いですね。事件性、人物相関、伏線等々、どれをとっても非常に緻密、そして圧倒的文章力で一気にクライマックスまで読ませます。 大満足の一冊でした! そして、早く次が読みたいです(^_^;)
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