麒麟の翼 の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2020/06/29

加賀恭一郎シリーズ第9弾。
青柳武明は、何者かによって殺される。その直後、武明が管理職を務める工場の元作業員が、現場付近で交通事故に遭う。状況証拠からは断定できなかったが、捜査を進める中で明らかになった「労災事故の隠蔽」が事件と関連づけられ、警察内では解決と処理されそうになる。
しかし、加賀恭一郎は府に落ちない部分を徹底的に調べ、全く違う結論に辿り着く。

今作も楽しませてもらいました。

2020/06/15

長い間積読状態が続いてやっと読んだ麒麟の翼。
あまり加賀恭一郎シリーズは好きな方ではないのだが当著書はとても良かった。
加賀の三回忌との話も合わさり、父が息子の為に人知れず行動を起こし、自分の為ではなく息子や家族の為麒麟の像の下で最期を迎える。
読みやすくて、切なくて。
もっと早く読めばよかった

2020/09/23

心にじわっと染みる。
犯人は想像もしてなかった人物だった。
加賀の父の三回忌の話がこの物語とのつながりをもたせているのも良かった。
子どもを想う父親に胸が熱くなる。
日本橋に行ってみたいと思った。

2020/05/21

最初に数学の公式を間違って覚えると、同じ間違いをし続ける。

子供にとって親・教師は神格化されている。意識・無意識関係無く、親・教師の行動が子供にとっての正解になってしまうのだと思いました。

自分にも同様の経験があります。例えばめっちゃポジティブな親の子供はポジティブだったり、めっちゃ明るい両親の子供は明るかったり。人間性は遺伝するというよりも、共に生活することによって子供に模倣されていくものだと思いました。

特に幼少期の両親の行動・言動は責任感大！

2020/05/21

「あたし、もっとお父さんと話をすればよかった。あたしの知らないお父さんのいいところが、たぶんたくさんあったんだろうと思うから」

2020/05/20

東野作品らしい小説でした。加賀刑事シリーズは面白い。人間模様と心理描写、様々な伏線が回収できた時の爽快感。好きです。

2020/05/14

少しずつ真実に迫っていく感じがハラハラして、早く読みたくて読みたくて、、
加賀さんの手抜きのない地道な捜査が物語を魅力的にしてるなぁ、と。

ただ、結末は期待ほどではなかった。。

2020/05/07

加賀シリーズ最新作(当時)で
最高傑作と言われている作品。
確かに良かった。
東野さんはどうやって話を構成しているんだろうと考えてしまう。こころにしみた。
2011/5/15

2020/04/21

期待しすぎた！反省。
これから小説読むときは他人の評価とか見ないようにしなくちゃ…
友達も映画だけ見て泣いたって言ってたから、いつ泣けるのいつ泣けるのと思ってたら終わって、へっ？！って肩透かしを食った感じ。

でも大好きな加賀さん。今回も区切れがつかず半日で読み終わった。
加賀シリーズは6作目までは順不同で平気だけど7作目の赤い指からは順番通りに読むことを推奨するよね。

2020/03/17

東野圭吾の作品の中でも、好きで好きでたまらない作品
今まで聖地巡りなど
考えたことなかったけど
日本橋に行こうと思ったくらい。
ずっと加賀恭一郎を見守って来た
悲しい。