首折り男のための協奏曲 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
どの話も個別に成立しているけれど、緩やかに全篇が結びついていて、一番最後の合コンの話を読み終えると、もう一度最初から読み直したくなる作品だった。 エッセイなどを読んでいると伊坂さん本人はとても謙虚で心配性なのに、なぜ首を折って殺すという方法を思いつくのかすごく不思議。
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ああ~~っ!!やっぱり、伊坂さんって、伊坂さんって・・・素敵♪サイコーですっ!!すごすぎますっっ!!!
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前に読んだ短編もあるし、短編同士が独立しているんだけど、微妙に絡み合っている。 「絡み合ってる短編集」であることを知った上で読むのがいいと思う。
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伊坂さんの新作!って喜んで買ってたのに全然読めてなくて今頃よーやく…。 短編なのに読み応えある! 短編だから手に取りやすい。 時間がある夜に1話ずつ読めました。 登場人物がなつかしいな〜!! 合コンの話が普通に面白かった!なるほど、伊坂さんが恋愛を書くとこうなるのね。
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+++ 首折り男は首を折り、黒澤は物を盗み、小説家は物語を紡ぎ、あなたはこの本を貪り読む。胸元えぐる豪速球から消える魔球まで、出し惜しみなく投じられた「ネタ」の数々! 「首折り男」に驚嘆し、「恋」に惑って「怪談」に震え「合コン」では泣き笑い。黒澤を「悪意」が襲い、「クワガタ」は覗...
+++ 首折り男は首を折り、黒澤は物を盗み、小説家は物語を紡ぎ、あなたはこの本を貪り読む。胸元えぐる豪速球から消える魔球まで、出し惜しみなく投じられた「ネタ」の数々! 「首折り男」に驚嘆し、「恋」に惑って「怪談」に震え「合コン」では泣き笑い。黒澤を「悪意」が襲い、「クワガタ」は覗き見され、父は子のため「復讐者」になる。技巧と趣向が奇跡的に融合した七つの物語を収める、贅沢すぎる連作集。 +++ 連作集とは言え、それぞれが緊密に繋がっているわけでもない。ゆる~い流れに乗っているという感じの連作である。首折り男と黒澤と合コンメンバー。一見何のつながりもなさそうでありながら、そして実際的なつながりはないものの、物語としてはゆるく遠く繋がっているのである。今作のキーワードは時空の捻じれと神の気まぐれ、だろうか。そしてなぜだか、懐かしくて哀しくて切ない想いが胸に満ちてくるような気がする一冊でもある。
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バラバラかと思いきや、つながっていたり、でもまたバラバラになったり。 不思議な読了感です。 私のお気に入りは、以前文庫で読んだことのある「首折り男の周辺」ですが、 「合コンの話」で終わったところが憎いですねぇ。 キレイなラスト。
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さすが伊坂さん!もうなんでこんなに引き込まれるのか、、、書き方が大好き! 今回は首を折って殺すってことでマリアビートルのてんとう虫?とか思ったけど全然関係なかった。でも黒澤が出てきてテンションあがったー! 今回のお話は時空のねじれだとか、神も仏もありゃしないとか、そういう言葉がち...
さすが伊坂さん!もうなんでこんなに引き込まれるのか、、、書き方が大好き! 今回は首を折って殺すってことでマリアビートルのてんとう虫?とか思ったけど全然関係なかった。でも黒澤が出てきてテンションあがったー! 今回のお話は時空のねじれだとか、神も仏もありゃしないとか、そういう言葉がちょいちょい出てきてすこーし繋がりがある短編集。 最後まで読み終わったら、今度はまた後ろから読み直したくなる。おもしろい繋がりが沢山あって本当にさすが伊坂幸太郎!実に面白い! 最後の合コンのお話は書き方とか新鮮でよかったなー。
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「月曜日から逃げろ」と「合コンの話」がお気に入り。短編小説は苦手な方ですが、これはとても楽しめました。
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これを伊坂マジックと言わずしてなんと呼べばいいのでしょうか?。元々は独立して発表された短編を加筆修正、緩やかにリンクする一つの物語に仕上げた技巧にはただただうならされるのみです。
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つながりはあるがあまり意識せず短編として読んだ方がすんなり読める気がした。読んでいると時々「?」になるのだがラストには、ああそういうことかと納得できる着地点に面白さがあった。神様の話は作者らしくてなるほどと思った。
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