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世界を変えた10冊の本 の商品レビュー

3.9

116件のお客様レビュー

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2015/10/04

相変わらずの非常にわかりやすい文章。ケインズとフリードマンの著作については、日本が辿っている経済政策の歴史を概観できているようで非常に勉強になった。

Posted byブクログ

2015/08/25

池上さんによる、世界的に有名な10冊の本の紹介。 「アンネの日記」、「聖書」、「コーラン」、「資本論」、「沈黙の春」など。歴史的虐殺、宗教、政治、経済、環境問題など、テーマは様々。 ・ユダヤ人の家庭で育った少女が書いた「アンネの日記」は性的描写など、過度な抽象表現が一部父親の手...

池上さんによる、世界的に有名な10冊の本の紹介。 「アンネの日記」、「聖書」、「コーラン」、「資本論」、「沈黙の春」など。歴史的虐殺、宗教、政治、経済、環境問題など、テーマは様々。 ・ユダヤ人の家庭で育った少女が書いた「アンネの日記」は性的描写など、過度な抽象表現が一部父親の手によって最初は削られていたらしい。完全版が今は読めるようなので、そっちの方で読んでみようと思った。 ・リーマンショック後、各国が財政支出を拡大したことで、ギリシャやアイルランド、ポルトガルなどのヨーロッパ各国は、財政状態が危機的状況に至る。 ・「乗数効果」…菅首相が知らなかったことで有名。ケインズによって確率。子供手当を支給する→家庭で子供のために洋服、教材などを購入→子供用品の業界の売り上げが増え、教材の業界も利益が上がる→この業界で働く人たちの給料が増える→社員たちが自動車やレストランに行く→その業界の利益も上がる…と経済が豊かになる。この増加のサイクルが最初の投資に対する掛け算のように増えていくこと。

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2015/08/05

アンネの日記については、完全版があるんだって初めて知った。私が知ってるのはきっとその前のだわ。年齢的に(笑) 経済の本については難しくてわかんない…

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2015/05/22

世界的有名な書籍を10冊紹介。 1.アンネ・フランク『アンネの日記』 2.『聖書』 3.『コーラン』 4.マックス・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』 5.カール・マルクス『資本論』 6.サイイド。クトゥプ『イスラム原理主義「道しるべ」』 7.レイチェル・カ...

世界的有名な書籍を10冊紹介。 1.アンネ・フランク『アンネの日記』 2.『聖書』 3.『コーラン』 4.マックス・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』 5.カール・マルクス『資本論』 6.サイイド。クトゥプ『イスラム原理主義「道しるべ」』 7.レイチェル・カーソン『沈黙の春』 8.チャールズ・ダーウイン『種の起源』 9.ジョン・M・ケインズ『雇用、利子および貨幣の一般理論』 10.ミルトン・フリードマン『資本主義と自由』 どれも知っている本ですが、原本は言うに及ばず、訳本もほとんど読んだことがないものです。 いつかは読んでみたいと思いますが。なかなかこれら一冊一冊に向き合うとなるとパワーが必要な感じでまだまだ今は無理かなと

Posted byブクログ

2015/05/12

「おとなの教養」がおもしろかったので、この本も読んでみた…内容が一部重複しているなあと思ったけど、こちらの本のほうが先に書かれていたのね。同じような内容…ということは、それだけ池上さんの問題意識が強いということなのだろう。「おとなの教養」では学ぶべき分野を示してもらったが、この本...

「おとなの教養」がおもしろかったので、この本も読んでみた…内容が一部重複しているなあと思ったけど、こちらの本のほうが先に書かれていたのね。同じような内容…ということは、それだけ池上さんの問題意識が強いということなのだろう。「おとなの教養」では学ぶべき分野を示してもらったが、この本はまさに「本」にスポットライトが当たっているので、「おとなの教養」で学ぼうと思った分野について、まず読むべき本が示されていると思えば、有機的につながっていると考えることができると思う。 私個人としては、マックス・ウェーバーについて知識不足を痛感。私がまず読むべきは、マックス・ウェーバーなのだろう。その他の本も、最近は翻訳も新しいものが出ているようなので、じっくり当たっていくことができればと思う。

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2015/04/04

アンネの日記 聖書 コーラン プロテスタントの倫理と資本主義の精神 資本論 道標 沈黙の春 種の起源 資本及び貨幣の一般理論 資本主義と自由 現代の我々が持つ常識を形作った本であった。 名前こそ知ってはいたものの、内容をはっきりと知っていたのはごくわずかであったので、非常に興味...

アンネの日記 聖書 コーラン プロテスタントの倫理と資本主義の精神 資本論 道標 沈黙の春 種の起源 資本及び貨幣の一般理論 資本主義と自由 現代の我々が持つ常識を形作った本であった。 名前こそ知ってはいたものの、内容をはっきりと知っていたのはごくわずかであったので、非常に興味深かった。 また、「本の持つ力の強さ」を非常に実感した。 著者がなくなっても、その主張や考え方は本として残る。 そして、数十年後に再び注目されるということもある。 私たちがこれまで読んだ本にも、闇に葬られてしまったものの、日の目を見る本が数年後に出てくるかもしれない。 グローバル化経済となり、世の中が大きく変わりつつある今、次に我々の常識を形作っていくのは、どのような本になるのか。非常に楽しみになった。

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2015/03/01

第1章のアンネの日記から惹きこまれた。 池上彰さんの本は、すごく解りやすい上に、いつも新たな発見がある。 アンネの日記の原題や、表現をソフトに修正した版と日記そのままの版があることも本書で知ったし、アンネの日記による功罪の、罪の方については、初めて思いが至った。 宗教、戦争...

第1章のアンネの日記から惹きこまれた。 池上彰さんの本は、すごく解りやすい上に、いつも新たな発見がある。 アンネの日記の原題や、表現をソフトに修正した版と日記そのままの版があることも本書で知ったし、アンネの日記による功罪の、罪の方については、初めて思いが至った。 宗教、戦争、経済の3つは切り離されたものではなく、根底で複雑に絡み合い、現在も続く領土争いや民族紛争の根源になっているが、本書はこの3つの分野の基礎知識も、わかりやすい解説で横断して理解することができる。 すると、今まで断片的にしか知らなかった情報がつながり、今現在の世界情勢などを理解する礎にもなる。 若い内に読んでおくと、その後に知った事が血肉になることは間違いなく、また、年配になってからでも一読することで、世界が一気に広がる必読の一冊だと思います。

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2015/03/05

世界史、倫理、政治経済などの教科書に載っているような書籍が多く、「古典」的な本が現在の世界を動かす元になっていることに驚きを禁じ得ない。ですます調で書かれた本は苦手だったが、本書は脳内で池上氏が語り掛けるような感じで読み進めることができた。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教に関係す...

世界史、倫理、政治経済などの教科書に載っているような書籍が多く、「古典」的な本が現在の世界を動かす元になっていることに驚きを禁じ得ない。ですます調で書かれた本は苦手だったが、本書は脳内で池上氏が語り掛けるような感じで読み進めることができた。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教に関係する話が多かったが、歴史や世界情勢を語るうえで宗教思想は切っても切れないものなのだと再認識した。

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2015/02/27

タイトル通り、世界に大きな影響を与えた本を池上さん独自に10冊セレクトして紹介した本。10冊のほとんどが一度は聞いたことのあるタイトルばかりでした。 それぞれが世界にどのような影響を与えたのか、当時の時代背景を解説しながら紹介する構成になっているので分かりやすかったです。ただ経...

タイトル通り、世界に大きな影響を与えた本を池上さん独自に10冊セレクトして紹介した本。10冊のほとんどが一度は聞いたことのあるタイトルばかりでした。 それぞれが世界にどのような影響を与えたのか、当時の時代背景を解説しながら紹介する構成になっているので分かりやすかったです。ただ経済に関する本の解説は私には難しかった…。どの本もいつか原典を読んでみたいと思う本でした。

Posted byブクログ

2015/02/22

2015年7冊目。 もう少し早く読んでいればよかったな〜。 単なる「有名な本の紹介」本ではない! 10冊の本がそれぞれ、世界にどんな影響を与え、現代にどう繋がっているのかよくわかり、目からウロコだった。 その本が書かれた社会情勢や、歴史的背景、その後の変動なども、とてもわかりやす...

2015年7冊目。 もう少し早く読んでいればよかったな〜。 単なる「有名な本の紹介」本ではない! 10冊の本がそれぞれ、世界にどんな影響を与え、現代にどう繋がっているのかよくわかり、目からウロコだった。 その本が書かれた社会情勢や、歴史的背景、その後の変動なども、とてもわかりやすく解説されていて、勉強になる。 地理で宗教を教える際、歴史で宗教改革や中東問題を教える際、そして公民で労働と経済を教える際に読み直して、説明や授業の組み立てにいかしたいと思う。

Posted byブクログ