世界を変えた10冊の本 の商品レビュー
目の前の流行を追うばかりではなく、今の世界が成り立つに至った背景を知るべきと痛感。まずは、欧米で政治や経済の領域にも大きな影響を与えてある宗教について正しく理解をしようと思った。
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池上さんが考える世界に影響を与えた10冊の中に、宗教関連(というか聖書そのもの)が3冊も占めていることが興味深い。 科学書も宗教と対立していたのにはビックリしました。 日本に生まれてよかったです(笑)
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池上さんの本は分かりやすい! と言うのが大前提だけど、最初に書かれている聖書やコーランの話とかはすんなり成程・・・・となったのに後半から出てくる資本論とかは、 もーーー池上さんの言葉を持ってしても着いて行くくのが必死で自分バカだなと思い知った。 これがもし専門家とかが書いた解説だ...
池上さんの本は分かりやすい! と言うのが大前提だけど、最初に書かれている聖書やコーランの話とかはすんなり成程・・・・となったのに後半から出てくる資本論とかは、 もーーー池上さんの言葉を持ってしても着いて行くくのが必死で自分バカだなと思い知った。 これがもし専門家とかが書いた解説だったなら100%挫折したと思う。 それでも挫折せず読めたのはやっぱり池上さんの分かりやすい解説のおかげだなと実感した。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
イスラム原理主義の本が入っているのが興味深い CREA連載にしては硬派。 生理用品のアンネ、ここが語源?社名の由来だったのか。 自分がなんとか読んでいるのは「プロ倫」と不完全版の「アンネの日記」 マンガ化された「資本論」w 沈黙の春はペーパーバックを持っているのだが未読 聖書も新約は持っているが、ちゃんと読んではいない。 旧約は藤原カムイのマンガ版を読んだ。 こうやって見ると、宗教がらみの本が多い。 あとはお金か 第1章 アンネの日記 第2章 聖書 第3章 コーラン 第4章 プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 第5章 資本論 第6章 イスラーム原理主義の「道しるべ」 第7章 沈黙の春 第8章 種の起源 第9章 雇用、利子および貨幣の一般理論 第10章 資本主義と自由
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相変わらずの非常にわかりやすい文章。ケインズとフリードマンの著作については、日本が辿っている経済政策の歴史を概観できているようで非常に勉強になった。
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池上さんによる、世界的に有名な10冊の本の紹介。 「アンネの日記」、「聖書」、「コーラン」、「資本論」、「沈黙の春」など。歴史的虐殺、宗教、政治、経済、環境問題など、テーマは様々。 ・ユダヤ人の家庭で育った少女が書いた「アンネの日記」は性的描写など、過度な抽象表現が一部父親の手...
池上さんによる、世界的に有名な10冊の本の紹介。 「アンネの日記」、「聖書」、「コーラン」、「資本論」、「沈黙の春」など。歴史的虐殺、宗教、政治、経済、環境問題など、テーマは様々。 ・ユダヤ人の家庭で育った少女が書いた「アンネの日記」は性的描写など、過度な抽象表現が一部父親の手によって最初は削られていたらしい。完全版が今は読めるようなので、そっちの方で読んでみようと思った。 ・リーマンショック後、各国が財政支出を拡大したことで、ギリシャやアイルランド、ポルトガルなどのヨーロッパ各国は、財政状態が危機的状況に至る。 ・「乗数効果」…菅首相が知らなかったことで有名。ケインズによって確率。子供手当を支給する→家庭で子供のために洋服、教材などを購入→子供用品の業界の売り上げが増え、教材の業界も利益が上がる→この業界で働く人たちの給料が増える→社員たちが自動車やレストランに行く→その業界の利益も上がる…と経済が豊かになる。この増加のサイクルが最初の投資に対する掛け算のように増えていくこと。
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アンネの日記については、完全版があるんだって初めて知った。私が知ってるのはきっとその前のだわ。年齢的に(笑) 経済の本については難しくてわかんない…
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世界的有名な書籍を10冊紹介。 1.アンネ・フランク『アンネの日記』 2.『聖書』 3.『コーラン』 4.マックス・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』 5.カール・マルクス『資本論』 6.サイイド。クトゥプ『イスラム原理主義「道しるべ」』 7.レイチェル・カ...
世界的有名な書籍を10冊紹介。 1.アンネ・フランク『アンネの日記』 2.『聖書』 3.『コーラン』 4.マックス・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』 5.カール・マルクス『資本論』 6.サイイド。クトゥプ『イスラム原理主義「道しるべ」』 7.レイチェル・カーソン『沈黙の春』 8.チャールズ・ダーウイン『種の起源』 9.ジョン・M・ケインズ『雇用、利子および貨幣の一般理論』 10.ミルトン・フリードマン『資本主義と自由』 どれも知っている本ですが、原本は言うに及ばず、訳本もほとんど読んだことがないものです。 いつかは読んでみたいと思いますが。なかなかこれら一冊一冊に向き合うとなるとパワーが必要な感じでまだまだ今は無理かなと
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「おとなの教養」がおもしろかったので、この本も読んでみた…内容が一部重複しているなあと思ったけど、こちらの本のほうが先に書かれていたのね。同じような内容…ということは、それだけ池上さんの問題意識が強いということなのだろう。「おとなの教養」では学ぶべき分野を示してもらったが、この本...
「おとなの教養」がおもしろかったので、この本も読んでみた…内容が一部重複しているなあと思ったけど、こちらの本のほうが先に書かれていたのね。同じような内容…ということは、それだけ池上さんの問題意識が強いということなのだろう。「おとなの教養」では学ぶべき分野を示してもらったが、この本はまさに「本」にスポットライトが当たっているので、「おとなの教養」で学ぼうと思った分野について、まず読むべき本が示されていると思えば、有機的につながっていると考えることができると思う。 私個人としては、マックス・ウェーバーについて知識不足を痛感。私がまず読むべきは、マックス・ウェーバーなのだろう。その他の本も、最近は翻訳も新しいものが出ているようなので、じっくり当たっていくことができればと思う。
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アンネの日記 聖書 コーラン プロテスタントの倫理と資本主義の精神 資本論 道標 沈黙の春 種の起源 資本及び貨幣の一般理論 資本主義と自由 現代の我々が持つ常識を形作った本であった。 名前こそ知ってはいたものの、内容をはっきりと知っていたのはごくわずかであったので、非常に興味...
アンネの日記 聖書 コーラン プロテスタントの倫理と資本主義の精神 資本論 道標 沈黙の春 種の起源 資本及び貨幣の一般理論 資本主義と自由 現代の我々が持つ常識を形作った本であった。 名前こそ知ってはいたものの、内容をはっきりと知っていたのはごくわずかであったので、非常に興味深かった。 また、「本の持つ力の強さ」を非常に実感した。 著者がなくなっても、その主張や考え方は本として残る。 そして、数十年後に再び注目されるということもある。 私たちがこれまで読んだ本にも、闇に葬られてしまったものの、日の目を見る本が数年後に出てくるかもしれない。 グローバル化経済となり、世の中が大きく変わりつつある今、次に我々の常識を形作っていくのは、どのような本になるのか。非常に楽しみになった。
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