天、共に在り の商品レビュー
現代社会において日本人が失いつつある「良識」ある行動や考え方が随所に見られます。 『「王様は裸だ」と叫んだ者は、見栄や先入観、利害関係から自由な子供であった。それを次世代に期待する。』と中村医師は述べられた。やがて人々が大切なものを失うのではないかと警鐘を鳴らす。 彼の死は残念で...
現代社会において日本人が失いつつある「良識」ある行動や考え方が随所に見られます。 『「王様は裸だ」と叫んだ者は、見栄や先入観、利害関係から自由な子供であった。それを次世代に期待する。』と中村医師は述べられた。やがて人々が大切なものを失うのではないかと警鐘を鳴らす。 彼の死は残念でならないが、彼の精神や良識ある行動が我々に伝えるメッセージをしかと受け止め、大切にしたい。
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■ まさに偉業! ------------------------------- アフガニスタンでの活動がどういったもので、偉業を成し遂げた物語に純粋に感動した。 ■ なぜそうなるに至ったのか? ------------------------------- 中村哲という方が、...
■ まさに偉業! ------------------------------- アフガニスタンでの活動がどういったもので、偉業を成し遂げた物語に純粋に感動した。 ■ なぜそうなるに至ったのか? ------------------------------- 中村哲という方が、何故そこまで情熱を燃やし活動するに至ったのか?それは、ふとしたきっかけで現地の人々の苦しみに触れたからだと思う。 本当の意味で人を動かすのは、何かを達成するために行動をしようという打算的なものではなく、 そうせざるを得ない、感情の起伏や衝撃を元にしたモチベーションなのだと思った。 ■ まず行動ありき ------------------------------- 現場に行き、行動をおこなさいと見えてこない情報や理屈がある。
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米軍アフガン撤退を機に積んであった本 をよんで見た。クリスチャンで医者である中村先生のアフガンへの愛を用水路旁を通して描いている。アフガニスタンは大干ばつに見舞われ地球の気候変動が原因だと言っている。アフガンのことは外国軍ではなくアフガン人によってだけしか解決できない。最終章の「...
米軍アフガン撤退を機に積んであった本 をよんで見た。クリスチャンで医者である中村先生のアフガンへの愛を用水路旁を通して描いている。アフガニスタンは大干ばつに見舞われ地球の気候変動が原因だと言っている。アフガンのことは外国軍ではなくアフガン人によってだけしか解決できない。最終章の「日本の人々へ」は日本人への遺言になってしまった。
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まずは、中村哲さん、素晴らしい方です。 最近、何かと話題になるアフガニスタン。当然中村哲さんの話も出、では一冊読んでみようとこちら手に取りました。 ところどころに写真挿入があり、何もない砂漠が緑化していく様は目を見張るものがあります。また、アフガニスタンの風習や、人柄にも言及。用...
まずは、中村哲さん、素晴らしい方です。 最近、何かと話題になるアフガニスタン。当然中村哲さんの話も出、では一冊読んでみようとこちら手に取りました。 ところどころに写真挿入があり、何もない砂漠が緑化していく様は目を見張るものがあります。また、アフガニスタンの風習や、人柄にも言及。用水路建設では現地での人間関係や根回し、関係機関や日本サイドのやり取り等、想像を超える苦労があったことが伺えます。 用水路建設の詳しい説明は、こちらの知識がなく、難解な部分が多少ありました。 単なるお金の援助や型だけのものより、現地の人と手を取り合い、共に成長していくことこそが本当の意味での人道支援のあり方だと。 また、いかに日本の報道がアメリカよりなのか。ワールドトレードセンターが崩壊したとき、悲惨な状況に自分自身洗脳されていた気がします。でもアフガニスタンの多くの人は私達と同じ日常があり、普通の生活を送っています。その人たちのことも忘れてはなりません。各個人がしっかり情報収集をし、真実を自分で見極めて、判断することが大切です。 これは教科書に採用されて、全国民に読んでほしい本の一つです。
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中村哲さんがお亡くなりになった際に様々な報道がされ、どのような想いでアフガニスタンで長く活動をされることになったのか興味を持ちました。 私自身、世界同時多発テロやタリバンの記憶がかなり薄くなっていた。アフガニスタン戦争も聞いたことがあったが、地理的な場所もどんな国なのかも理解して...
中村哲さんがお亡くなりになった際に様々な報道がされ、どのような想いでアフガニスタンで長く活動をされることになったのか興味を持ちました。 私自身、世界同時多発テロやタリバンの記憶がかなり薄くなっていた。アフガニスタン戦争も聞いたことがあったが、地理的な場所もどんな国なのかも理解していなかった。 元々は国民の9割程度が農業に従事する国民が戦争などにより、砂漠化が進み、仕事がなくなってしまった人たちに、大規模な灌漑用水を作ることで、アフガニスタンの多くの人たちが再び農業に戻ることができた。 本の中で紹介されている水路ができた頃と3年程のちと比較した写真は、驚くほどの変わり様。異国の地で歴史に残ることを続けた日本人素晴らしいです。
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人として何を大切にすべきか考えさせられる良書。この本に出会えたことに感謝。 以下、心に響く2文。 『平等や権利を主張することは悪いことではない。しかし、それ以前に存在する「人としての倫理」の普遍性を信じる。そこには善悪を超える神聖な何かがある。』 『「信頼」は一朝にして築か...
人として何を大切にすべきか考えさせられる良書。この本に出会えたことに感謝。 以下、心に響く2文。 『平等や権利を主張することは悪いことではない。しかし、それ以前に存在する「人としての倫理」の普遍性を信じる。そこには善悪を超える神聖な何かがある。』 『「信頼」は一朝にして築かれるものではない。利害を超え、忍耐を重ね、裏切られても裏切り返さない誠実さこそが、人々の心に触れる。』
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いま出来ることを精一杯やる。その積み重ねで大きな貢献が出来上がる。実例として改めて教えてくれる。 アフガニスタンで医療と灌漑をやるという難題だらけのテーマだからこそ、本当はものすごい苦労をしているはずで、それらを一つ一つ切り抜けた創意工夫が山ほどあるはず。一冊の本ではそれを表現...
いま出来ることを精一杯やる。その積み重ねで大きな貢献が出来上がる。実例として改めて教えてくれる。 アフガニスタンで医療と灌漑をやるという難題だらけのテーマだからこそ、本当はものすごい苦労をしているはずで、それらを一つ一つ切り抜けた創意工夫が山ほどあるはず。一冊の本ではそれを表現しきれなかったんだろうと思う。
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【動機】著者の本が読みたくて 著者の人柄が偲ばれる。現地での大変だったことの仔細は言葉少なだが、どれほどの苦難を乗り越えてきたのだろうと思う。中村さんを含め、現地で亡くなられた方のことを思うと悲しく悔しい。 本書を通して一本の芯が通った信念をしっかりと感じ、中村哲さんのようにあ...
【動機】著者の本が読みたくて 著者の人柄が偲ばれる。現地での大変だったことの仔細は言葉少なだが、どれほどの苦難を乗り越えてきたのだろうと思う。中村さんを含め、現地で亡くなられた方のことを思うと悲しく悔しい。 本書を通して一本の芯が通った信念をしっかりと感じ、中村哲さんのようにありたいと思う。
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政府主導の海外協力なんてかすんでしまう。中村哲医師の人生を捧げたアフガンでの活動に頭が下がります。医師というよりも早く建築家設計士あるいは現場監督のような存在。無謀と思われた砂漠に水が導かれ周囲が緑に覆われている写真に感無量です。こういう活動こそが国際平和の力になると信じたい。 ...
政府主導の海外協力なんてかすんでしまう。中村哲医師の人生を捧げたアフガンでの活動に頭が下がります。医師というよりも早く建築家設計士あるいは現場監督のような存在。無謀と思われた砂漠に水が導かれ周囲が緑に覆われている写真に感無量です。こういう活動こそが国際平和の力になると信じたい。 不幸な形での死が本当に惜しまれます。
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日本から遠くアフガニスタンで医師でありながら農地を広げる為時に重機を操り河川を開拓する。たんたんと河川工事について構造や対応策が語られる。もっと英雄譚があるかと思いきや協力者やそこに住む人たちに焦点をあてて共にあったことが書かれている。確かに中村医師はそこにいた。しかし医師として...
日本から遠くアフガニスタンで医師でありながら農地を広げる為時に重機を操り河川を開拓する。たんたんと河川工事について構造や対応策が語られる。もっと英雄譚があるかと思いきや協力者やそこに住む人たちに焦点をあてて共にあったことが書かれている。確かに中村医師はそこにいた。しかし医師としてだけでなく人として人を救う信念を持つ。それが多くの人に伝わり偉業をなしとげた。そんな感じがした。
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