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天、共に在り アフガニスタン三十年の闘い
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | NHK出版 |
| 発売年月日 | 2013/10/25 |
| JAN | 9784140816158 |

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天、共に在り
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商品レビュー
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アフガニスタンでの医療活動や灌漑作りと緑化活動に人生を捧げた中村哲さんが、2013年までの30年を振り返り記した本。 私は2019年に大きく報じられた中村哲さん死亡のニュースを見るまで彼のことを知らなかった。当時、気になって調べれば調べるほど、ニュースに深い悲しみと憤りを感じた...
アフガニスタンでの医療活動や灌漑作りと緑化活動に人生を捧げた中村哲さんが、2013年までの30年を振り返り記した本。 私は2019年に大きく報じられた中村哲さん死亡のニュースを見るまで彼のことを知らなかった。当時、気になって調べれば調べるほど、ニュースに深い悲しみと憤りを感じたのを覚えている。今回は彼自身の言葉でさらに彼のことを知ることができた。 武力増強は本当の平和のためにはならないという言葉は、何より30年以上の現地での彼の経験が裏付けている。9.11の後、アフガニスタンへの自衛隊の派遣に際して、哲さんは参考人として国会で答弁した。丁寧な言葉で必死に伝える哲さんの姿を、そしてそれを厄介がって時には野次を飛ばし、冷ややかに笑う他の多くの議員達を、もし当時私が見ていたら何を感じたのだろうか。果たして世論や冷笑に流されずに彼の言葉を受け止められただろうか。メディアによって誇張されたアフガニスタン=悪という偏ったイメージを払拭できたのか。それを想像するのは少し怖くもある。 先代から代々築いてきた絆を信じて暴力の恐怖に決して屈せずに、アフガニスタンの人々と共に何十万人という人や村を救ってきた哲さん。もし彼が今も生きていたら、変わらず平和への闘いを続けていただろう。空虚を追うだけの理想主義ではなく、徹底した現実主義、そして優しくて強い人だ。
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距離が離れてしまっていることを実感する。 私は山が好きで、ならすと月に1回近く山に行っている。 その度思うのは、「人間は小さい」ということだ。 中村哲さんはこの本で「生殺与奪の権を持つのは自然」ということを言っているが、まさにそうで、整備された、しかも1,000mに満たない...
距離が離れてしまっていることを実感する。 私は山が好きで、ならすと月に1回近く山に行っている。 その度思うのは、「人間は小さい」ということだ。 中村哲さんはこの本で「生殺与奪の権を持つのは自然」ということを言っているが、まさにそうで、整備された、しかも1,000mに満たない低い山でも、油断すれば死の危険はそこここにある。 人間は自然の一部であり、恵みを分けていただいている。 そんな謙虚さを保ち続けなければ、資源は枯渇し、減った資源を奪い合う末路が待っている。 > 現地三十年の体験を通して言えることは、私たちが己の分限を知り、誠実である限り、天の恵みと人のまごころは信頼に足るということです。(p005) > 中村哲さんはこう言う。 人間の分限をわきまえ、節度を持った生き方をしていきたいものだと思う。
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医師としてアフガニスタンに行き、現地で見かねてハンセン病と向き合うようになり、何かに導かれるように専門外だったはずの用水路を作って人々を救い、砂漠を緑に変え…私が何万回生き直しても追いつけない人生だなあ。尊敬という言葉では間に合わない。そして、最後に語っているのは医学とか水に留ま...
医師としてアフガニスタンに行き、現地で見かねてハンセン病と向き合うようになり、何かに導かれるように専門外だったはずの用水路を作って人々を救い、砂漠を緑に変え…私が何万回生き直しても追いつけない人生だなあ。尊敬という言葉では間に合わない。そして、最後に語っているのは医学とか水に留まらず、人類が平和に生きるということ。より多くお金が回れば幸せな国といえるのか、安全とは武力をつけることではなく、信頼関係を築くこと。こういう志が多くの政治家にあったらなあ。 つくづく惜しい人を摘まれたと思う。
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