GIVE & TAKE の商品レビュー
ハウツー本というより、啓発本。 ギバー、テイカー、マッチャー、他者利益への関心の強さと自己利益への関心の強さから、3つのタイプに分類される。 ギバー、他者利益へ関心が強いのは良いように思えるが、そればかりに偏ると自己犠牲に陥ってしまう。 テイカー、自己利益へ関心が強いことは...
ハウツー本というより、啓発本。 ギバー、テイカー、マッチャー、他者利益への関心の強さと自己利益への関心の強さから、3つのタイプに分類される。 ギバー、他者利益へ関心が強いのは良いように思えるが、そればかりに偏ると自己犠牲に陥ってしまう。 テイカー、自己利益へ関心が強いことは、当然自己中心的な思考、行動に陥り、関係性を悪くする。 マッチャー、損得のバランスを取る人は、あれだけしてくれたからこれだけしてあげる、自分がこれだけしたからこれだけ見返りがないと釣り合わないと考えて、他者貢献には繋がりにくい。 他者への関心も強く、自己への関心も強い、他者思考のギバーを目指すのが良さそう。 他者貢献を中心におきながら、自分のやりたいことも実現する、そんな気持ちにバランスが取れた人生が送れたらと。
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非常におもしろかったです。 ビジネスでの考え方が180度変わりました。 自分が良ければ良いというな思考がどれだけ愚かなことかよく分かりました。 以前勤めていた会社で営業をやっていたときは利益をだすことがなによりも最優先と叩き込まれ、非常に自己中心的な考え方が染み付いていており...
非常におもしろかったです。 ビジネスでの考え方が180度変わりました。 自分が良ければ良いというな思考がどれだけ愚かなことかよく分かりました。 以前勤めていた会社で営業をやっていたときは利益をだすことがなによりも最優先と叩き込まれ、非常に自己中心的な考え方が染み付いていておりました。 まだ若い段階でその認識を改めようと思えるようになったことが1番プラスになりました。 とりあえずは頼られたときは嫌な顔をせず引き受けられる人間を目指そうと思います。 全てのビジネスマンにお薦めする良書です。
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前半は身の回りに山ほどいるテイカーの話に引き込まれた。会社員人生あるあるだ。読みつつ、やがて自分の中にもいるギバー、テイカー、マッチャーそれぞれと向き合う。生まれつきの性質は私は間違いなくテイカーで、さらになんでも一番になりなさいという教育を受けたから、20代の自分は出世も早く、...
前半は身の回りに山ほどいるテイカーの話に引き込まれた。会社員人生あるあるだ。読みつつ、やがて自分の中にもいるギバー、テイカー、マッチャーそれぞれと向き合う。生まれつきの性質は私は間違いなくテイカーで、さらになんでも一番になりなさいという教育を受けたから、20代の自分は出世も早く、上司からもいつも一番に扱われるのが気持ちよかった。 その後の人生の中で何度か出会った究極的なギバーの影響で、私の中にギバーが生まれ、ちょっとはマシな人間、人生に変わって来た。敬愛するギバー一人一人の顔が浮かんだ。 この本には不思議とどうやったらギバーになれるかという指南的な言葉はない。ただ読むうちにギバーになりたいという思いを起こさせる。自己犠牲ではない他者志向のギバーになる指南はしっかりと書かれていて有益だ。 ギバーとはテクニックではなくて感染者だ。影響力のあるギバーは人を感染させてギバーならしめていく。 どこまでもサスティナブルな存在なのだ。
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・「与える人が成功する」というロジックは、現象として起きるまでに非常に時間がかかる。時間的に追うような人でないと、ギバーにはなれない。ギバーは「記憶ノート」にいい思い出を残すことを大事にしている。 例)保険セールス「会社や自分の利益よりも、顧客の利益を一番に考えているかどうかが、もっとも有力な要因でした」 ・「人と会うときは」と、シリコンバレーの伝説的人物で、アップルのガイ・カワサキはいう。「相手が誰であろうと、自分にこう問いかけるべきでしょう。『この人にどんなことをしてあげられるだろうか?』 ・ 弱いつながりを大切にする…多くの人は弱いつながりのほうからずっと多く利益を得ていたのである。ほぼ二八パーセントが、弱いつながりから仕事の情報を得ていた。 ・カギは「リコネクト(再びつながること)」 だ。これこそ、ギバーが最終的に成功することになる大きな理由 →なぜなら、過去三年にわたり音信不通だったあいだに、それぞれが新しいアイデアやものの見方にさらされていたために、 休眠状態のつながりのほうが、より多くの新しい情報をもたらすから ・リフキンの例…価値子を交換するのではなく、リフキンはひたすら価値を「増やす」ことを目指している。「5分間の親切」 ・「責任のバイアス」は、ほかの人の貢献より、自分の貢献に関する情報のほうがおい場合に起こる。お互いの貢献度を正しく判断するカギは、「他人がした貢献に注目すること」である。それには、自分自身がやったことを評価するまえに、相手がしてくれたことをリストにするだけで良い ・テイカーと付き合うときには、マッチャーになればいい。ただし、三回に一回はギバーに戻って、テイカーに名誉挽回のチャンスを与える ・成功しているギバーは、。4つの重要な分野で独自のコミュニケーション方法を用いる 1)人脈づくり…新しく知り合った人々と関係をつちかい、以前から付き合いのある人々との結びつきを強めるための画期的なアプローチ 2)協力…同僚と協力して業績を上げ、彼らの尊敬を得られるような働き方 3)人に対する評価…才能を見極めてそれを伸ばし、最高の結果を引き出すための実用的なテクニック 4)影響力…相手に自分のアイデアや関心事を支持していもらえるようなプレゼンテーション、販売、説得、交渉をするための斬新な手法
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読んでる途中。 こういうビジネス本を買って読んでも、良さげなエピソードが文中で紹介されるたびに、心の中の統計野郎が「有意差は?」と言ってくる。うざい…。 また読み終わったら追記。
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GiverとTaker、その両方をバランスさせようとするMatcherの3タイプに大別されるが、Giverの中でもWin-Winを構築できるGiverが最も成功する、というのが本書の主張。 相手の話をよく聴いて何が望まれるのかを理解し、自分のできることで「Win-Win」を構築しようと説いたのは、「7つの習慣」のコヴィー氏。第4、第5の習慣のくだりで説明されている。Win-WinなGiveされた相手とのシナジー効果を生むための習慣が第6に続きますね。
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ギバーは与えたことの効果が見えるとやる気がでる。まずは寛大に振る舞い、相手がテイカーだと分かると、マッチャーとして振る舞うとよい。ただし、三回に一回は寛大にする。などの参考になるアドバイスを事例を用いて紹介している。面白かったが、若干恣意的に解釈しているのでは、と思う部分もあった...
ギバーは与えたことの効果が見えるとやる気がでる。まずは寛大に振る舞い、相手がテイカーだと分かると、マッチャーとして振る舞うとよい。ただし、三回に一回は寛大にする。などの参考になるアドバイスを事例を用いて紹介している。面白かったが、若干恣意的に解釈しているのでは、と思う部分もあった。
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ギバーやテイカーの実例を交えながら設定されていてわかりやすかった。 ギバーになるためには ・時間に鷹揚である(すぐに見返りを求めない。むしろ求めない) ・他者志向性 ・人脈つくり、協力、人に対する評価、影響力 才能があってもテイカーであるならば成功はしない。 自分が思っている...
ギバーやテイカーの実例を交えながら設定されていてわかりやすかった。 ギバーになるためには ・時間に鷹揚である(すぐに見返りを求めない。むしろ求めない) ・他者志向性 ・人脈つくり、協力、人に対する評価、影響力 才能があってもテイカーであるならば成功はしない。 自分が思っている以上に成功には他者の助け協力にかかっている。というのが印象的。
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基本的にはとても面白く読めた。 特にどうTakerをGiverの方向に持っていけるかという点はかなり学びがある。 GiverとTakerの分け方や各事例の解釈などは少し恣意性が気になる部分もあった。
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欧米のこういったピジネス書に多いが、いろいろな例がタラタラと書いてあり、ポイントがつかみずらい。内容については、自分でいろいろ実践してみて、経験をもとに、もう一度読まないと理解できないと感じた。
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