GIVE & TAKE の商品レビュー
驕りとかではないと信じますが、自分はギバーの思考様式に共感するというか自然と自分もやっている感覚だと思うところが多くあった。 自己中心でも自己犠牲でもなく他者志向、というのが特にわかるかもと思ったところで、言われてみれば自分も家庭でも職場でもバスケでも このチームの中で最も自分が...
驕りとかではないと信じますが、自分はギバーの思考様式に共感するというか自然と自分もやっている感覚だと思うところが多くあった。 自己中心でも自己犠牲でもなく他者志向、というのが特にわかるかもと思ったところで、言われてみれば自分も家庭でも職場でもバスケでも このチームの中で最も自分が担うべきことは何かな とか考えていたりする(家庭はちょっと違うかな)。「お天道様は見てる」が座右の銘の一つなのだが、自己中心的に振る舞うことが後ろめたくて気持ち悪い。だから自分が気持ち悪くならないために他者貢献する、自己中心的他者貢献 みたいな感覚で生きていることを思い出した。 しかし一方、周囲の人に対して「なんでこの人は相手の立場やチームの視点で考えることができないんだろう」と苛立つというか蔑んでしまうところも自分にはあると自覚していて、そのような点ではこの本に出てくるギバーと異なるかもしれないと考えさせられた。 謙虚さが足りないところが自分の悪いところ。
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自分は損得で動くマッチャーであると思っていてそこに人間としての課題感を感じていたため、本書を読んだ。 海外自己啓発本にありがちな多くの実例紹介が億劫ではあったが、ギバーの考え方の底を知ることができた。 じゃあ今日からギバーに、とはなかなかならないと思うが、意識的に行動を変えていこ...
自分は損得で動くマッチャーであると思っていてそこに人間としての課題感を感じていたため、本書を読んだ。 海外自己啓発本にありがちな多くの実例紹介が億劫ではあったが、ギバーの考え方の底を知ることができた。 じゃあ今日からギバーに、とはなかなかならないと思うが、意識的に行動を変えていこうと思う。
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ギブン、テーカー、マッチャーの考え方は新しい発見。ギブンであることが、将来的には幸せに結びつく。短絡的には、テーカーが得をすることがある。人生は困っている人を助けるほど、与えるほど、満足できる。
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受け取るよりも多く与える人:ギバー 与えるよりも多く受け取ろうとする人:テイカー 受け取るのと与えるのとのバランスをとろうとする人:マッチャー 自己犠牲的に振る舞い失敗するギバーがいる一方で、他者志向で動き、テイカーやマッチャーよりも成功するギバーがいる。 何度か読み返してみ...
受け取るよりも多く与える人:ギバー 与えるよりも多く受け取ろうとする人:テイカー 受け取るのと与えるのとのバランスをとろうとする人:マッチャー 自己犠牲的に振る舞い失敗するギバーがいる一方で、他者志向で動き、テイカーやマッチャーよりも成功するギバーがいる。 何度か読み返してみて、読むたびに、シンプルに見えて奥深い結論だと思う。 成功するギバーのコミュニケーションには、他人の視点に立ち、全体のパイを大きくするにはどうすればいいのかという動機の裏づけだけでなく、いろいろとスキルが重なっているように思った。 だから、シンプルに情けは人の為ならずというだけでなく、きちんと身につけるべきスキルがあり、本書にはそれがきちんと書かれているから、何度も読み返したくなるのだと思う。
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むむっ!これは先に結論が書いてあるぞっ! 最後まで読んで結局それ以上は確かに無かった。 結局これもサンプル数の問題と、そりゃ日本でも同じような言い回しがあるぐらいにはギバーは好かれるんだろうけど、結局一定以上の成功者とされる層の全体としての割合で見るとどうなんだろうね… 本書...
むむっ!これは先に結論が書いてあるぞっ! 最後まで読んで結局それ以上は確かに無かった。 結局これもサンプル数の問題と、そりゃ日本でも同じような言い回しがあるぐらいにはギバーは好かれるんだろうけど、結局一定以上の成功者とされる層の全体としての割合で見るとどうなんだろうね… 本書では否定されてたような気がするけど「余裕があるからギバー」に尽きると思うんだけどなぁ
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この本の真髄は情けは人の為ならずであると評するものをみたが、私の印象は異なる。 むしろぴったりなのは「好きこそ物の上手なれ」。人付き合いが好き、人と協力するのが好き、そういう人が現代で成功しやすいのだろう。 以下私なりの要約。 1-5 ギバーであることの成功例 1. チームの一員...
この本の真髄は情けは人の為ならずであると評するものをみたが、私の印象は異なる。 むしろぴったりなのは「好きこそ物の上手なれ」。人付き合いが好き、人と協力するのが好き、そういう人が現代で成功しやすいのだろう。 以下私なりの要約。 1-5 ギバーであることの成功例 1. チームの一員として貢献することの貴重さ 2. 遠い関係性ほどいい答えが見つかることも 3. 自分の成功よりチームの成功 4. 才能を信じて期待を注ぐと成長する、才能よりやる気根性興味 5. アドバイスを請うと信頼される 6-9 成功する利他的ギバーであるためのポイント 6. 自己利益も大事、うまく与えられない時に燃え尽きる、自分の時間も親切もまとまった時間で一気に 7. 愛想の良さは遺伝、時としてしっぺ返しを 8. マンユーシャツは助けられる、レアな共通点が強い繋がりを生む 9.
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「世の中には与え続けることに喜びを感じる人がいる」ということがわかったことが一番の収穫。 自分はテイカー寄りのマッチャーなので、他人に与えられると、「何か私に見返りを求めてるのか?」と思ってしまったり、 職場や家庭で、他人が何かをやってくれないときは、自分とのタスクの差を取るため...
「世の中には与え続けることに喜びを感じる人がいる」ということがわかったことが一番の収穫。 自分はテイカー寄りのマッチャーなので、他人に与えられると、「何か私に見返りを求めてるのか?」と思ってしまったり、 職場や家庭で、他人が何かをやってくれないときは、自分とのタスクの差を取るためにわざとやってくれないんだと思ったりしてた。 でも、世の中にはgiveとtakeの数を気にすることなく、与え続ける人がいて、そういう人は(自分を犠牲にしない限り)成功しているとのこと。たしかに人望ある人ってギバーだなと周りを見て思った。 本書はギバーの成功体験を数百ページにわたって解説しているため、マッチャーやテイカーにとっては辛くなってくる。特に、ギバーになりたいという気持ちがあればなおさらだ。 ギバーになれるかいなかは遺伝子に依存するのか?それとも環境要因で変わることなのか? というのがもう少しわかるとよかった。
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人を、”ギバー(与える人)”、”マッチャー(与える・受け取ることにバランスを持って考える人)”、”テイカー(自分のためだけに奪う人)”に分け、特にギバーについて詳述した本。 世の中で大成功を収めた人にはギバーが多いが、一方世の中で最もうまくいっていない(搾取されている)のもギバーが多い。ギバーの成果の違いはどこに現れるのか。 自己認識ギバー(傲慢)としては、ふんふん、そういうことができる人もいるかもね、でもできないんだよね、と流し読みしてたが、この本で最も感心したのは、自分の主張ができず、ただうまく利用されがちのギバーも、人のためなら主張も交渉もできるという指摘。 "ほかの人の代理人として振る舞うことは、ギバーとしての自己イメージと社会的イメージを他待つための効果的な方法(P.319)" 読んでからは、めんどくさい交渉やリクエストも以前よりできるようになった。 その他にもエンロンCEOやフランク・ロイド・ライト、リンカーンなどの有名な具体例を入れながら、様々な提案をしてくれる、私にとって、行動、ひいては人生を変えた名著。 燃え尽き症候群になりがちなギバーへは絶対のおすすめ。
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目的:他人に親切にする意味 内容: 人は3つのタイプに分けれる(ギバー与える人、テイカーもらう人、マッチャーバランスをとる50%) 一番得をするのはギバー、一番損をするのもギバー 自己犠牲ギバーより他者思考ギバーになる 他者思考ギバーとは自分の利益も考える 相手がテイカーの場合は自分はマッチャーになるべき
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本書の半分くらいは「他人を大切にする人がいかに成功するか」という内容である。 他者に優しくする人必要性を教えてくれるのだろう。 しかし日本人は「おもてなし」の文化で、そもそも他者に優しくすると習っているから、ふむふむ、くらいだった。 重要なのはその後の章。 他者に優しくしてかつ...
本書の半分くらいは「他人を大切にする人がいかに成功するか」という内容である。 他者に優しくする人必要性を教えてくれるのだろう。 しかし日本人は「おもてなし」の文化で、そもそも他者に優しくすると習っているから、ふむふむ、くらいだった。 重要なのはその後の章。 他者に優しくしてかつ成功する人と、他者に優しくすることで搾取される人の違いを述べている。 この国で息苦しさを感じる人は、他者に優しくして搾取されやすい人かな? そういう人はぜひ読んでほしい。 余談だけど「自分は他者に優しくしている」と宣言している人は、宣言しない人よりも与える回数が減るそうだ。 つまり「私たちは良いことをしています」という組織は、実はあんまり良いことをしていなかったりするのでは?と思ってしまった笑
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