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GIVE & TAKE の商品レビュー

4.1

300件のお客様レビュー

  1. 5つ

    101

  2. 4つ

    111

  3. 3つ

    58

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2023/06/16

この本の真髄は情けは人の為ならずであると評するものをみたが、私の印象は異なる。 むしろぴったりなのは「好きこそ物の上手なれ」。人付き合いが好き、人と協力するのが好き、そういう人が現代で成功しやすいのだろう。 以下私なりの要約。 1-5 ギバーであることの成功例 1. チームの一員...

この本の真髄は情けは人の為ならずであると評するものをみたが、私の印象は異なる。 むしろぴったりなのは「好きこそ物の上手なれ」。人付き合いが好き、人と協力するのが好き、そういう人が現代で成功しやすいのだろう。 以下私なりの要約。 1-5 ギバーであることの成功例 1. チームの一員として貢献することの貴重さ 2. 遠い関係性ほどいい答えが見つかることも 3. 自分の成功よりチームの成功 4. 才能を信じて期待を注ぐと成長する、才能よりやる気根性興味 5. アドバイスを請うと信頼される 6-9 成功する利他的ギバーであるためのポイント 6. 自己利益も大事、うまく与えられない時に燃え尽きる、自分の時間も親切もまとまった時間で一気に 7. 愛想の良さは遺伝、時としてしっぺ返しを 8. マンユーシャツは助けられる、レアな共通点が強い繋がりを生む 9.

Posted byブクログ

2023/06/13

「世の中には与え続けることに喜びを感じる人がいる」ということがわかったことが一番の収穫。 自分はテイカー寄りのマッチャーなので、他人に与えられると、「何か私に見返りを求めてるのか?」と思ってしまったり、 職場や家庭で、他人が何かをやってくれないときは、自分とのタスクの差を取るため...

「世の中には与え続けることに喜びを感じる人がいる」ということがわかったことが一番の収穫。 自分はテイカー寄りのマッチャーなので、他人に与えられると、「何か私に見返りを求めてるのか?」と思ってしまったり、 職場や家庭で、他人が何かをやってくれないときは、自分とのタスクの差を取るためにわざとやってくれないんだと思ったりしてた。 でも、世の中にはgiveとtakeの数を気にすることなく、与え続ける人がいて、そういう人は(自分を犠牲にしない限り)成功しているとのこと。たしかに人望ある人ってギバーだなと周りを見て思った。 本書はギバーの成功体験を数百ページにわたって解説しているため、マッチャーやテイカーにとっては辛くなってくる。特に、ギバーになりたいという気持ちがあればなおさらだ。 ギバーになれるかいなかは遺伝子に依存するのか?それとも環境要因で変わることなのか? というのがもう少しわかるとよかった。

Posted byブクログ

2023/06/09
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※このレビューにはネタバレを含みます

人を、”ギバー(与える人)”、”マッチャー(与える・受け取ることにバランスを持って考える人)”、”テイカー(自分のためだけに奪う人)”に分け、特にギバーについて詳述した本。 世の中で大成功を収めた人にはギバーが多いが、一方世の中で最もうまくいっていない(搾取されている)のもギバーが多い。ギバーの成果の違いはどこに現れるのか。 自己認識ギバー(傲慢)としては、ふんふん、そういうことができる人もいるかもね、でもできないんだよね、と流し読みしてたが、この本で最も感心したのは、自分の主張ができず、ただうまく利用されがちのギバーも、人のためなら主張も交渉もできるという指摘。 "ほかの人の代理人として振る舞うことは、ギバーとしての自己イメージと社会的イメージを他待つための効果的な方法(P.319)" 読んでからは、めんどくさい交渉やリクエストも以前よりできるようになった。 その他にもエンロンCEOやフランク・ロイド・ライト、リンカーンなどの有名な具体例を入れながら、様々な提案をしてくれる、私にとって、行動、ひいては人生を変えた名著。 燃え尽き症候群になりがちなギバーへは絶対のおすすめ。

Posted byブクログ

2023/05/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

目的:他人に親切にする意味 内容: 人は3つのタイプに分けれる(ギバー与える人、テイカーもらう人、マッチャーバランスをとる50%) 一番得をするのはギバー、一番損をするのもギバー 自己犠牲ギバーより他者思考ギバーになる 他者思考ギバーとは自分の利益も考える 相手がテイカーの場合は自分はマッチャーになるべき

Posted byブクログ

2023/05/25

本書の半分くらいは「他人を大切にする人がいかに成功するか」という内容である。 他者に優しくする人必要性を教えてくれるのだろう。 しかし日本人は「おもてなし」の文化で、そもそも他者に優しくすると習っているから、ふむふむ、くらいだった。 重要なのはその後の章。 他者に優しくしてかつ...

本書の半分くらいは「他人を大切にする人がいかに成功するか」という内容である。 他者に優しくする人必要性を教えてくれるのだろう。 しかし日本人は「おもてなし」の文化で、そもそも他者に優しくすると習っているから、ふむふむ、くらいだった。 重要なのはその後の章。 他者に優しくしてかつ成功する人と、他者に優しくすることで搾取される人の違いを述べている。 この国で息苦しさを感じる人は、他者に優しくして搾取されやすい人かな? そういう人はぜひ読んでほしい。 余談だけど「自分は他者に優しくしている」と宣言している人は、宣言しない人よりも与える回数が減るそうだ。 つまり「私たちは良いことをしています」という組織は、実はあんまり良いことをしていなかったりするのでは?と思ってしまった笑

Posted byブクログ

2023/05/17
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・テイカーは自分中心でギバーは他人中心 ・ギバーはテイカーに比べて収入が平均14%低く、犯罪の被害者になる確率も2倍、人への影響力も23%劣る ・しかし、もっとも成功するのもギバー。テイカーやマッチャーよりも平均収入が50%以上高い。 ・利他的に振る舞えば振る舞うほど、人間関係からの恩恵を受けられる。 ・成功の秘訣は思いやりを持って、相手の話をとにかく聞く事。  ・5分間の親切を繰り返す(困っている事、悩んでいる事、意見やアドバイスできないかなど全員に) ・人の役に立つことをすると元気が出る

Posted byブクログ

2023/05/17

『give&take』は、アダム・グラントによる、人間関係と成功の密接な関係についての書籍です。本書では、人々の相互作用において、いかに「give(与える)」か「take(奪う)」の行動が成功に影響を与えるかが詳しく扱われています。 グラント著者は、相手に与えることを何よりも重...

『give&take』は、アダム・グラントによる、人間関係と成功の密接な関係についての書籍です。本書では、人々の相互作用において、いかに「give(与える)」か「take(奪う)」の行動が成功に影響を与えるかが詳しく扱われています。 グラント著者は、相手に与えることを何よりも重視する「givers(与える人)」、「takers(奪う人)」、「matchers(相手と同じように行動する人)」の3つのタイプの人間関係を三つの層にわけ、その人間関係のあり方と成功への影響を明らかにしています。 本書の素晴らしい点は、人々が与えることによって自分自身の幸福や成功をもたらすことに焦点を合わせていることです。また、成功したリーダーやビジネス経営者たちが、「givers(与える人)」であることが、人々との良好な関係を築くために不可欠だという点も詳しく論じられています。 こうした内容は、ビジネスにおける人間関係を持続的に構築するために非常に有益なため、ビジネスパーソンだけでなく誰にでも読んでほしい一冊です。全体的に、本書は印象に残る内容が詰め込まれた、非常に興味深く、かつ実践的な書籍であると言えます。

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2023/04/22

四捨五入すると50歳になり、この本の意味が腹落ちする年代になってきた。何度も読み返すだろうし、人にも勧めるだろう。

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2023/06/07

この本を読む前の自分は他人を助ける時の方法が成功しないギバーの典型だった。 『人に惜しみなく与えるのが危険なのではなく、誰に対してもたった一つのギブアンドテイクのやり方で対応する方がよっぽど危険

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2023/04/15

読まず嫌いだった本。思っていたよりも良い内容だった。一緒に働く社員が「他者貢献」の大切さを理解するためにはどうしたらいいのか…ということを考えるための気付きとして得るものも多かった。翻訳本としては読み易く、理解し易い部類だと思うが、事例が多過ぎて長く感じた。これにより納得感が得ら...

読まず嫌いだった本。思っていたよりも良い内容だった。一緒に働く社員が「他者貢献」の大切さを理解するためにはどうしたらいいのか…ということを考えるための気付きとして得るものも多かった。翻訳本としては読み易く、理解し易い部類だと思うが、事例が多過ぎて長く感じた。これにより納得感が得られる人もいるだろうとは思うけど、個人的には半分くらいのエピソードで十分。途中でダレて、読み通すには体力を消耗した。再読するにしても、本当のツマミ読み程度になりそうかな。

Posted byブクログ