GIVE & TAKE の商品レビュー
■成功するギバーとそうでないギバーを分けるポイント ・受けとるよりはるかに多くを与える。 -ギバーの生産性は、まれにしか助けなかったときにガタ落ちしている。 -頻繁に助けていたときのほうが、信頼関係が築かれ、助けた人からだけでなく、作業グループ全体から有益な助けが得られる。 ...
■成功するギバーとそうでないギバーを分けるポイント ・受けとるよりはるかに多くを与える。 -ギバーの生産性は、まれにしか助けなかったときにガタ落ちしている。 -頻繁に助けていたときのほうが、信頼関係が築かれ、助けた人からだけでなく、作業グループ全体から有益な助けが得られる。 -初対面の人でも「五分間の親切」を実行すれば、その弱いつながりが思わぬところで役に立つ。 ・「自己犠牲的」ではなく、「他者志向的」になる。 -他者の利益と自己の利益を同時に追求する。この二つは別個の動機であり、同時に目指すことが可能なものである。 -受けとるより多くを与えても、けっして自分の利益は見失わず、それを指針に、「いつ、どこで、どのように、誰に与えるか」を決める。 ・与えた結果からエネルギーを得る。 -ギバーが燃え尽きるのは、与えすぎたことよりも、与えたことでもたらされた影響を、前向きに認めてもらえていないことが原因。 -与えた結果がその目で確認でき、そこから元気を引き出せるような別の場所を持つことが重要になる。 -人助けはバラバラより一度にまとめるやる方が幸福度が増す。職場であれば、人にアドバイスを求めてよい時間と仕事に集中する時間を分けるのも良い選択。 ・必要なときに他者に助けを求める。 -自己犠牲タイプのギバーは他者志向のギバーより助けを受けることがはるかに少なく、それは、精神的にも肉体的にもダメージをおよぼすことがわかっている。 -他者志向のギバーはサポートネットワークを築いて、助けが必要なときに頼ることができる。 -また、調査では、 知識のある同僚にしょっちゅうアドバイスや助けを求めている人は、まったく求めない人よりも、上司の受けがいいことがわかっている。 ・信用しすぎること、相手に共感しすぎること、臆病になりすぎることの三つの罠を防ぐ -信用しすぎて騙されないために、テイカーを相手にするときには、自衛のために、マッチャーになる。ただし、三回に一回はギバーに戻って、テイカーに名誉挽回のチャンスを与える。 -共感しすぎて交渉がうまくいかない場合は、相手が感じていることではなく、考えていることを想像する。人の視点でものを見ることで、真意を見極めることができる。 -臆病になりすぎて強く出られないときは、自分を信頼してくれる他の人の代理人として振る舞うことで、ギバーとしての自己イメージと社会的イメージを保つことができる。
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読んでみて現在の自分自身は典型的なマッチャーだと思った。 本書に登場する数々のギバーのようには振る舞えないが、終盤に強調されている、相手に合わせて戦略的にギバー、マッチャー、テイカーを使い分ける、であればできそうだと感じた。 元々マッチャーはそれを得意としているのだから、あとは...
読んでみて現在の自分自身は典型的なマッチャーだと思った。 本書に登場する数々のギバーのようには振る舞えないが、終盤に強調されている、相手に合わせて戦略的にギバー、マッチャー、テイカーを使い分ける、であればできそうだと感じた。 元々マッチャーはそれを得意としているのだから、あとは3回に1回、ギバーになれるよう、少し多く与えられるよう、心がけてみようと思う。
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就活を始めて、私も実はギバーな気がすると思い始めて、ギバーテイカーについて考えるきっかけになりました。 なぜなら、人の役に立つことニアイコール誰かに求められていることが、私の頑張れるモチベになるためです。 そのため、就活が終わったらずっとこの本を読みたいと思っていたため、読めてよ...
就活を始めて、私も実はギバーな気がすると思い始めて、ギバーテイカーについて考えるきっかけになりました。 なぜなら、人の役に立つことニアイコール誰かに求められていることが、私の頑張れるモチベになるためです。 そのため、就活が終わったらずっとこの本を読みたいと思っていたため、読めてよかったです! 人は誰しも自分の中に内なるギバーを持っているけど、それを過小評価してしまっている、というのはまさに今の自分だなと思いました。 ギバーは、周りも自分winwinになれるんです!素晴らしい! そして、そのギバーの良さを最大限発揮したら、最大限の成果が出るし、いかにギバーの良さを生かすかが、日頃の生活では大事なんだなと思いました。
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・ 自己犠牲か他者志向かって、紙一重で とてもむずかしくないかな? GIVER(与えるひと)がしあわせになれることを説いた本。 ただし「でも、与えるひとを選んでね。」って注釈つき。 目指すのはGIVE&TAKEという、 社会にへばりついた考え方からの脱却。 ビジネスに...
・ 自己犠牲か他者志向かって、紙一重で とてもむずかしくないかな? GIVER(与えるひと)がしあわせになれることを説いた本。 ただし「でも、与えるひとを選んでね。」って注釈つき。 目指すのはGIVE&TAKEという、 社会にへばりついた考え方からの脱却。 ビジネスにおける行動心理学です。 楠木健さんが監訳。
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人間の思考と行動は「ギバー(与える人)」「テイカー(受け取る人)」「マッチャー(バランスを取る人)」に分類される。 これは他人に適用するよりも、むしろ自分に対して「今ギバー的思考になっているぞ」と反省するために使うべきだろう。
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Audibleにて読了。 情けは人のためならず。 ただし燃え付きないよう、自分にとっての幸せを見失わず、例えば週の特定の時間にまとめて人助けすべし。 才能よりも興味を持ち続けられることのほうが大切。
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組織心理学者の著書。ある人に勧められて読んだ。その人が口頭で話していた内容とは少し違うことが書かれているように受け取ったが、GIVE&TAKEの関係から脱却すること、真に成功するGIVERはどういう人材で、それになろうとすることは可能なのか(天性、だけでなく努力によっても...
組織心理学者の著書。ある人に勧められて読んだ。その人が口頭で話していた内容とは少し違うことが書かれているように受け取ったが、GIVE&TAKEの関係から脱却すること、真に成功するGIVERはどういう人材で、それになろうとすることは可能なのか(天性、だけでなく努力によってもなり得るか)が記されている。 何度か読み返したくなる名著だ。
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感想はnoteに書きました✍️ https://note.com/ruly_yasuka/n/nbcca2f0a82ab
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「他者志向のギバーになる」 今日から、自分はギバーとして相手に与える、と心に決めて行動を開始する。最初は自己犠牲のギバーになるのかもしれないけど、まずはGIVEを続けてみてテイカーに気付く目を養いつつ、少しずつ他者志向のギバーを目指していく。 ・相手対して自分に何ができるのかを...
「他者志向のギバーになる」 今日から、自分はギバーとして相手に与える、と心に決めて行動を開始する。最初は自己犠牲のギバーになるのかもしれないけど、まずはGIVEを続けてみてテイカーに気付く目を養いつつ、少しずつ他者志向のギバーを目指していく。 ・相手対して自分に何ができるのかを常に考える。 ・簡単なことでも相手のためになることを1つ試してみる ・時には人に頼る(紹介とか)ことで解決することもある。 ・自分がしたことより相手がしてくれていることに着目する ・相手の視点に立つ。観察と情報収集を欠かさない。質問を多用する。 ・全体の利益を優先する。ミスを犯している時はつまらないプライドを捨てる。間違いを素直に認め、修正をいとわない。 ・自分の弱みはさらけ出しても大丈夫。 ・断定ではなく、相手に余白を持たせたゆるい話し方を使う。 ・相手に頼りアドバイスを求める。 ・週に1日、GIVEの日を作る。2時間くらいがベスト。 ・人に助けを求める。 ・どんな人にも最初はギバーとして接する。相手がテイカーであれば3回のうち2回マッチャー、1回ギバーとして接していく。
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自他ともに認めるギバーですが、今後も自信を持って貫こうと思いました。テイカーを見抜く力を身に着けて。
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