読書は1冊のノートにまとめなさい 完全版 の商品レビュー
2021年最初の1冊は、自分でも驚きのビジネス実用書となった。 この本を選んだのは、昨年は「本を読む」「読まねばならぬ」という強い気持ちを持っていたが、なかなか読み進められず、アウトプットもイマイチになってしまったので、今年こそはと考えて、「読む」「書く」にもっと熱心に向き合い...
2021年最初の1冊は、自分でも驚きのビジネス実用書となった。 この本を選んだのは、昨年は「本を読む」「読まねばならぬ」という強い気持ちを持っていたが、なかなか読み進められず、アウトプットもイマイチになってしまったので、今年こそはと考えて、「読む」「書く」にもっと熱心に向き合いたくなったからだ。 この本の初読は、2008年の出版直後だった。先に出版された『情報は1冊のノートにまとめなさい』を読み、当時は社会人学生だったため、こちらとそれを合わせて、レポートや卒論作成にとても役立った記憶がある。 今回もいろいろな読書術の書籍を探したのだが、この本に戻ってきた。 理由は一つ。この方の方法は、とにかくシンプルで続けやすいからだ。 好きなように読んでその時間を楽しむだけでも良いが、仕事でアウトプットしたり、研究や書くことに活かすためには、継続して蓄積して取り出せる形のまとめが大切なので、その自分の目的にとても合っていると思う。 また、アウトプットを前提としたビジネス書や自己啓発本向けの読書術はたくさんあるようが、こちらの方法はとにかく自由度が高いので、暇つぶしからリラックス、リフレッシュのための読書にも、読むつもりがなかったのに読んだ時も、単にログをとりたいときにも活用できる。 今回の再読でも、直接的にアウトプットに繋がらなくても、見える部分で仕事に使わなくても、本を読むことや書くことが、脳のリフレッシュになればそれでいいのだからと、肩の力が抜ける良書だと改めて思った。 【得】 若い時は「全部やってみよう!」と意気込んで失敗したが、今回の再読ではだいぶ絞った。 ○ねぎま式読書 抜き書きとコメント 意識するために 忘れないために 考えるために ○書評を読み返して 主観と客観を比較できる。 先に書評やレビューを読んで、先入観を持たないために、読書ノートにまとめてから書評を読む。 ○本とノートのクロスリファレンス 読了前でも読書ノートを書ける 再読するときに途中までの読書ノートを思いだせる
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2008年に刊行された本のリニューアル版。さすがに12年以上前とあって、「ちょっともうこれは要らないな」と思う部分も確かにある、というのが正直な感想。 だけど著者の読書に対する考え方や付き合い方には、納得できることが多い。 たとえば「苦労しないと身につかない」とか「やっぱり手書...
2008年に刊行された本のリニューアル版。さすがに12年以上前とあって、「ちょっともうこれは要らないな」と思う部分も確かにある、というのが正直な感想。 だけど著者の読書に対する考え方や付き合い方には、納得できることが多い。 たとえば「苦労しないと身につかない」とか「やっぱり手書きのノート」がいいとか。 今では学習でも遊びでもなんでもかんでもデジタル化が進んでしまった。こうなるといちいち本なんか読んでられないとなってくるのもわからんではない。無料で聞ける講義動画や簡単かつわかりやすくまとめられたサイトにたかが数分でアクセスできる。そりゃそっちのがらくらくだもの。 が、果たしてYoutube動画などで聞いた話をどれくらいあなたは覚えてるだろうか? ネットで数クリックで手に入れた知識を10日後も覚えているだろうか? 2日、3日もすれば、ほとんど何も思い出せないことも少なくないのではないか。 人間は、自分である程度のコストをかけるからこそ頭になんとか残そうとするものだ。ライザップには何十万円も支払うからこそ、元を取ろうと誰もが頑張ってしまう。結果、短期間でそれまで痩せられなかたった人ですら成果が出る仕組みなわけだ。 読書ノートの取り方が、まったくもってわからないなら本書を読む価値は十分にある。反対に、もうすでに読書ノートを習慣化できている人なら、そんな人はそのまま自分のノートを続けていけばいい。著者もそんな主旨のことを書いている部分がある。 本書は、あくまでこれから読書ノートを始めようとする人向けである。せっかく読んだ内容をまったく思い出せなくて悔しい思いをするほどに、読書にハマってきたときに、ぜひ一度読んでみてほしい。
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読みたい、読んでいる、読んだ本全てをノートにまとめるという方法論。 ねぎま式ノート術は、読んだ本を忘れないようにという点では勉強になった。特に読み返すということは、つい忘れがちだが、必要なことだと思う。一方で、読書リストは、デジタルが発達している現代において、本書の内容は参考程度...
読みたい、読んでいる、読んだ本全てをノートにまとめるという方法論。 ねぎま式ノート術は、読んだ本を忘れないようにという点では勉強になった。特に読み返すということは、つい忘れがちだが、必要なことだと思う。一方で、読書リストは、デジタルが発達している現代において、本書の内容は参考程度にはなるものの時代遅れ感が否めない。 本の内容を忘れないやり方としては、参考になる。
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前作も読んだのだけど、やはりイマイチピンときませんでした。残念。 「ハズレも含めての読書」と思ってる自分とは、読書に関する捉え方が違うのかもです。
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この本は2008年に書かれたものです。2013年に完全版としてリニューアルされましたが、活用例の追加、文章が読みやすく書き直された程度とのことで、大きく内容は変わりません。 2008年、スマホが出始めた頃でしょうか。 片手にスマホ、常にネットに繋がっているこの2020年現在、Ev...
この本は2008年に書かれたものです。2013年に完全版としてリニューアルされましたが、活用例の追加、文章が読みやすく書き直された程度とのことで、大きく内容は変わりません。 2008年、スマホが出始めた頃でしょうか。 片手にスマホ、常にネットに繋がっているこの2020年現在、Evernote、notionなど素晴らしいサービスで溢れています。 暗記を目的にするなら、手で鉛筆を持って紙に書く方が五感を使うので多少記憶に残るかもしれませんが、活用することを目的とするなら、ノートアプリの方が検索が楽なので良いのではないかと思います。 メインであるノートにまとめる事についてはとても参考になりました。 本を読んでいると、何かしら思う文章が出てくるのですが、読み終わってしばらく経つとすこーんと忘れている事があります。また、記憶に残っていたとしても、へぇ、と思っただけで言語化されておらず活用しにくいです。 本書で紹介されている「ねぎま式」という方法は、本文を書き、隣に自分の感想を書くので、忘れたとしてもノート一つで言語化した自分の考えを振り返ることができます。 知識を自分のものにするために本を読まれているのなら、試してみても良いかもしれません。
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読書ノートと普段使いノートもすべて1冊にまとめるという手法は個人的に合わなさそうと感じた。だから読書ノートの作り方については自分にはあまり参考になっていない。 読む本の探し方は今までも何かで読んだことのある内容だったが、実際に実践できていなかったと感じるので、改めて仕組化を考えて...
読書ノートと普段使いノートもすべて1冊にまとめるという手法は個人的に合わなさそうと感じた。だから読書ノートの作り方については自分にはあまり参考になっていない。 読む本の探し方は今までも何かで読んだことのある内容だったが、実際に実践できていなかったと感じるので、改めて仕組化を考えてみようと思う。
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読書記録の様々な工夫が書かれており読書を楽しむ工夫が詰め込まれているなと思いました! 読んでる途中で本をもっと読みたくなり、刺激されました! わたしはこの本の内容を元に自分だけの読書ノートをこれから作っていきたいです!
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この著者の文章には押しつけがなく、ノートに書くことを楽しんでいるのが伝わり、読んでいるとマネしたくなることが多いです。 前著と完全版は9割は同じ内容に見えたので買う時は完全版がいいです。奥野さんの著者はほとんど読破しましたが「情報は1冊に〜」と「読書は1冊に〜(完全版)」の2冊が...
この著者の文章には押しつけがなく、ノートに書くことを楽しんでいるのが伝わり、読んでいるとマネしたくなることが多いです。 前著と完全版は9割は同じ内容に見えたので買う時は完全版がいいです。奥野さんの著者はほとんど読破しましたが「情報は1冊に〜」と「読書は1冊に〜(完全版)」の2冊がすごく気に入っていて、たくさん書き込みをしながら繰り返し読んでいます。
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この本を読んで、読書ノートをつけるようになった。忘れても見返せるからいい。 振り返るのもおもしろい。
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2014年1月に読了 2019年7月7日 読み返した 探す>買う>読む>記録する>活用する # 読書記録、当方は2019年7月現在 抜書きすべき本はノートに そうでもない本は、重要な点だけ情報カードに 読書の記録はbooklogに 付箋を活用する 場所の問題から、「手...
2014年1月に読了 2019年7月7日 読み返した 探す>買う>読む>記録する>活用する # 読書記録、当方は2019年7月現在 抜書きすべき本はノートに そうでもない本は、重要な点だけ情報カードに 読書の記録はbooklogに 付箋を活用する 場所の問題から、「手放す」を視野に入れているのですが、今のところシステマチックにはできていません □
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