自殺 の商品レビュー
自殺というテーマについて、母親がダイナマイト自殺した著者が、正面から切り込んだ一冊。 内容は重いしまとまりはないが、これまでにない切り口だった。
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異色なエッセイ。すごく面白い。 かなり気持ちが楽にぬって、なんとでもなるという気持ちになる。 映画も見てみたい
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自殺したいと思った事が無いかと言われれば「ある」という答えになります。脳天気と思われている私でもあるので、世の中沢山沢山いると思います。人間関係や社会との関わりが複雑化した現代ではあらゆる事に憂鬱の種があります。昨日まで円満でも今日は死にたいとか、ありえない話ではないです。 本書...
自殺したいと思った事が無いかと言われれば「ある」という答えになります。脳天気と思われている私でもあるので、世の中沢山沢山いると思います。人間関係や社会との関わりが複雑化した現代ではあらゆる事に憂鬱の種があります。昨日まで円満でも今日は死にたいとか、ありえない話ではないです。 本書は末井氏の母親がダイナマイトで心中した壮絶な経歴を生かしたエッセイです。不謹慎ではありますが、そのエピソードを一つの売りとして語る末井氏の柔らかい語り口は妙に心地よかったです。 お金で億の失敗をした筆者の言葉で「お金位の事で死ぬなんて馬鹿馬鹿しい」と言われると説得力抜群です。今後自分が大きな借金を負っても(負わないけど)強く生きて行こうと思えました。どんなに借金が有っても結局命までは取られないんですね。
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これ程語れるほど自殺が身近な人がいるんだ。 この突き抜けた生き様は、身軽なような、重過ぎるような、不安定さの上に立っている。
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【生きづらい人】 生きづらい人ほど自分を追い込んでしまうのかもしれませんね。 でもそういう人ほど世の中には必要なのでしょう。 厚かましい人ばかりになったら、人間は戦争でもして滅ぶのではないか。 生きづらさの原因を無くしていくことが、世の中を良くすることなんだろうな。 沢山の普...
【生きづらい人】 生きづらい人ほど自分を追い込んでしまうのかもしれませんね。 でもそういう人ほど世の中には必要なのでしょう。 厚かましい人ばかりになったら、人間は戦争でもして滅ぶのではないか。 生きづらさの原因を無くしていくことが、世の中を良くすることなんだろうな。 沢山の普段接しないような人達の生き方を知ることができた。明日も生きていく勇気がもらえます。
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何かで薦められていたんだと思うけど、言ってみれば期待はずれ。読んだいまとなっては読む前に何を期待していたのか定かではないけど、もっと自殺についていろいろ考えているような本だと思っていたのではないかな。でも実際は、末井さんの来し方や数人へのインタビューでまとまっていて話題は自殺に限...
何かで薦められていたんだと思うけど、言ってみれば期待はずれ。読んだいまとなっては読む前に何を期待していたのか定かではないけど、もっと自殺についていろいろ考えているような本だと思っていたのではないかな。でも実際は、末井さんの来し方や数人へのインタビューでまとまっていて話題は自殺に限らない。まあ、自殺だけでまとまっていてもどんよりしてしまうかもしれないけど。 自殺って思い込んだ人やいじめられた人、不幸な目に遭った人だけの特別なものでなく、わりとちょっとしたことで至ってしまうもののように思う。末井さんだって端から見ていたら無頼な生き方しているように見えるだろうけど、それでも心のなかではいろんなことを悩み苦しんでいる。まあ、そんな感じの読後感。
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あなたが死んだら、この世は厚かましい迷惑な人たちばかりになる、と言ってもらえているような気持ちで読んだ。
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本書は自殺を推奨するものでは全然ないが、自殺した、あるいはしようとしている人を全力で肯定しようとしているところが一風変わっているかもしれない。そして、紹介されている人(著者も含めて)の話は漏れなく面白い。これを読んで自殺を思い留まる人がいるかどうかは分からないけど、きっとこれを読...
本書は自殺を推奨するものでは全然ないが、自殺した、あるいはしようとしている人を全力で肯定しようとしているところが一風変わっているかもしれない。そして、紹介されている人(著者も含めて)の話は漏れなく面白い。これを読んで自殺を思い留まる人がいるかどうかは分からないけど、きっとこれを読んでる一時は他のことを忘れられるんじゃないかな
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読み終わって、なんとなく生きててもいいんだな ー、と思える本でした。 読む前から期待して読んだのですが 良い意味で肩透かしにあいました。ただ淡々と 進んでいって、ほんのりと暖かい本でした。
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映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』に感動。映画館で見た後、すぐに本屋へ行った。映画の表題作や『結婚』などもパラパラと読んでみたが、三浦透子が演じた愛人がスゴく琴線に触れたので、彼女とのエピソードが詳しく書かれている本書を購入した。根源的な男と女の考え方の違いが悲しい。ここまで...
映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』に感動。映画館で見た後、すぐに本屋へ行った。映画の表題作や『結婚』などもパラパラと読んでみたが、三浦透子が演じた愛人がスゴく琴線に触れたので、彼女とのエピソードが詳しく書かれている本書を購入した。根源的な男と女の考え方の違いが悲しい。ここまで開けっ広げに語れる著者は希代の馬鹿正直(素直)な人物なのか、それとも時間が経ったからここまで話していいのか(もっと過激な話せない現実がある?)…う~ん、でも、間違いなく心を揺さぶられた。近いうちに出版されるという続編も買う。
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