商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日出版社 |
発売年月日 | 2013/11/02 |
JAN | 9784255007502 |
- 書籍
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自殺
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自殺
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商品レビュー
3.9
63件のお客様レビュー
母親が隣の家の息子とダイナマイト心中をしたという末井さんのショッキングな話から始まる。楽しく軽い感じで書かれているけれど相当ゲスいし重い内容。
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友人が数年前の2月に自殺しました。 鬱でした。 今でも友人のことを考えると「なぜ?」ということしか頭に浮かびません。 鬱なんだからと思ってもやはり「なぜ?」と涙が出ます。 母親がダイナマイト自殺した作者の末井さんが書いた「自殺」 とてもやさしい文章で書かれています。 色々な経...
友人が数年前の2月に自殺しました。 鬱でした。 今でも友人のことを考えると「なぜ?」ということしか頭に浮かびません。 鬱なんだからと思ってもやはり「なぜ?」と涙が出ます。 母親がダイナマイト自殺した作者の末井さんが書いた「自殺」 とてもやさしい文章で書かれています。 色々な経験をしてきて、悲しさも苦しさも知った人が、自殺しようとする人を止まらせるために書いているやさしい文章だということが伝わります。 「誰かのためになる、誰かのことを真剣に思うことで、人は孤独ということから逃れられ、気持ちが豊かになるのかもしれません」 「人は自分のことしか考えないということが絶望だとしたら、人のことを真剣に考えることは希望です。だから世界は希望に溢れていると、僕は驚きながら思ったのです。」 印象に残っている文章です。 「なぜ?」の答えを見つけたくて選んだ「自殺」でした。 しかし友人は失ったけれど、「なぜ?」と友人のことを真剣に考えている私は孤独ではない。 そんなことを気づかせてくれた本でした。
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母親の自殺を機に自殺について書き始めた編集者の本。自殺をダメとは思っていない、もちろん死ぬよりは生きていた方がいいに決まっているが、しょうがない場合もある。競争社会で人を蹴落としてまで生きたくない、まじめな人・優しい人に対して、そんなことしちゃダメとは言えない。自殺者に向けた筆者...
母親の自殺を機に自殺について書き始めた編集者の本。自殺をダメとは思っていない、もちろん死ぬよりは生きていた方がいいに決まっているが、しょうがない場合もある。競争社会で人を蹴落としてまで生きたくない、まじめな人・優しい人に対して、そんなことしちゃダメとは言えない。自殺者に向けた筆者のスタンスがとても共感できる。自殺について書くのは辛そうだが、殺伐としてなくてある種の明るさや清々しさもあって読みやすい。
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