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まほろ駅前狂騒曲 の商品レビュー

4.3

306件のお客様レビュー

  1. 5つ

    112

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2016/07/26

出てくる全員がさりげなく優しい。 この分厚さを飽きずに読める。 子育てあり、恋愛あり、盛りだくさん。 じんわりもする。 タクシーの場面とか、終わり方もいい。 もう、シリーズものにしていいんじゃないだろうか?

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2016/07/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かった。つらいことを抱えても生きようとする弱さと強さ。一応の終着点。続きがあるのなら、待ち遠しい。

Posted byブクログ

2016/07/10

多田便利軒シリーズ第3弾。 まほろ駅前で便利屋を営業する多田のところに行天晴彦が転がり込んで2年。 今回の依頼は、行天の元妻(と言っても三峯凪子に精子を提供しただけで、妊娠中に離婚し、凪子は「はるちゃん」を主産し、今は女性のパートナーと3人で暮らしている。)から、多田のところには...

多田便利軒シリーズ第3弾。 まほろ駅前で便利屋を営業する多田のところに行天晴彦が転がり込んで2年。 今回の依頼は、行天の元妻(と言っても三峯凪子に精子を提供しただけで、妊娠中に離婚し、凪子は「はるちゃん」を主産し、今は女性のパートナーと3人で暮らしている。)から、多田のところにはるちゃんを1か月半預かってほしいというもの。 行天は幼少時、母親から虐待に近い扱いを受けており、そのためか、大の子供嫌いのため、多田は悩んだ挙句、行天に話さないまま引き受けてしまう。 はるちゃんを自分の姪だと言って紹介するが、はるの一言で真相はバレてしまう。 なんとか、行天を説得し、はるちゃんとの3人生活が始まる。 はるちゃんを寝かしつけたのち、多田は行天を残しキッチンまほろを経営する柏木亜沙子のもとを訪ねる。二人は自然と惹かれあっていたのだ。 そんな中、やくざの星から無農薬野菜を生産販売しているHHFAという団体の不正を暴けとの依頼を受ける。HHFAの前身は、「声聞き教」という新興宗教団体で、行天の母が信者であった。 HHFAと行天との対決、はるちゃんと多田、行天とのやりとり、岡じいさんと横中バス、多田と亜沙子さんの関係。 読んでいて思わず笑みがこぼれるとっても面白い小説でした。

Posted byブクログ

2016/06/26

 まほろ駅前シリーズの第三作。  東京都西部のまほろ市。多田啓介は生まれ育ったその街で便利屋を営んでいる。まほろ市郊外で時々、バスが間引き運転していないか確かめる仕事を依頼してくる岡など、常連客もいる。  行天は多田の便利屋に居候中。  多田は行天の元妻から、1か月娘を預かる...

 まほろ駅前シリーズの第三作。  東京都西部のまほろ市。多田啓介は生まれ育ったその街で便利屋を営んでいる。まほろ市郊外で時々、バスが間引き運転していないか確かめる仕事を依頼してくる岡など、常連客もいる。  行天は多田の便利屋に居候中。  多田は行天の元妻から、1か月娘を預かる仕事を受ける。だが行天からは当然反発を受ける。  また、HHFAという無農薬栽培をしている集団と、岡のような老人たちの集団と、まほろ市を仕切るヤクザの星たちと、とんでもない騒ぎになり……。  今までの因縁や、宗教的なHHFAとの関係が緊張感をもって読めました。  多田についても行天についてもそれぞれ新しい生き方が出てきたのかなと思いました。  とにかくまほろ市が熱い(笑)。  ハコキューとか、横浜中央交通とか。  三浦さんの男同士の友情好きと、地元愛を感じます。

Posted byブクログ

2016/05/06

シリーズ第3弾。前2作に登場した人物が、大集結して、騒動を起こし、まさしくタイトルの「狂想曲」にふさわしい内容だった。3作目にして、行天の過去が明らかになったり、自分の中で登場人物への愛着が湧くようになった。ぜひ続編を期待したい。

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2016/04/16

マンガのような読みやすさが三浦先生のよさの一つだと思う。 ライトさの中のちょっとした狂気が見逃せません 行天が松田龍平は、はまり役だと思います。

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2016/04/10

まほろ駅前で便利屋を営む多田と居候の行天の物語第三段。 行天の血を分けた娘を預かることになった2人のひと夏の出来事です。 番外地はドラマで見ていたので、飛ばしてこちらから読みました。 相変わらずの2人でしたが、更にまほろの街でたくさんの人とつながりを濃くしていた姿に、いい大人だ...

まほろ駅前で便利屋を営む多田と居候の行天の物語第三段。 行天の血を分けた娘を預かることになった2人のひと夏の出来事です。 番外地はドラマで見ていたので、飛ばしてこちらから読みました。 相変わらずの2人でしたが、更にまほろの街でたくさんの人とつながりを濃くしていた姿に、いい大人だけど、2人のいい成長っぷりを見せられた感じでした。 はるちゃんの可愛いことったら。 それを見つめる多田の温かい目が微笑ましかったです。 これで終わりはやっぱり淋しい。 今度は行天の探偵家業も見てみたいです。

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2016/03/15

20160315 久しぶりに読んだ。相変わらずテンポが良い。笑いどころも自分のツボにはまるので楽しい。この次に膨らむ終わり方なのでその楽しみも有る。

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2016/03/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まほろ駅前に事務所をかまえる、なんでもやの二人。多田と行天。 行天の人工授精で授かった娘を預かることになる。 文章が好き。

Posted byブクログ

2016/02/25

シリーズ3作目。 映画?だかドラマは見てないんだけど、映画にしやすそーな・・・ 悪くいうとコテコテ?作りすぎ?盛りすぎ?

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