アル中病棟 失踪日記2 の商品レビュー
失踪日記から引き続き。 割と重そうなテーマだが、漫画というスタイルのせいかコミカルに感じる。 退院直後の「不安だなー、大丈夫なのか?俺…」って 何かわかるなぁと感じた。
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2014.10.8読了 前作失踪日記にすっかりはまって手に取ったが、 個人的には前作のほうが好みだった。 多様性と意外性に起因するものだろうと思う。 本作はアル中に特化しており、前作でも一部取り上げられていた分、新鮮味が薄れているから。 とはいえ、濃ゆいアル中の話にクラクラした...
2014.10.8読了 前作失踪日記にすっかりはまって手に取ったが、 個人的には前作のほうが好みだった。 多様性と意外性に起因するものだろうと思う。 本作はアル中に特化しており、前作でも一部取り上げられていた分、新鮮味が薄れているから。 とはいえ、濃ゆいアル中の話にクラクラしたことは確かである。
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すごい本だ。アルコール依存の実態って本当にすごい状況なんだけれど、淡々として吾妻さんらしい描写が続く。そして登場人物皆が濃い。アルコール中毒になってしまったら、死ぬまで飲めなくなるんだな。それは単純につらい。ほどほど飲んで細く長く生きたいものである。できることであれば。
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アル中治療という非日常をユーモラスに克明に描き記している。あまりの淡々とした描写に恐怖すら覚えるのは著者らしい。1つ1つのエピソードにパンチがあり最後まで飽きさせない。
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当事者の立場で描かれているので、アルコール依存症の人はもちろん、家族や周囲の人が読んでも勉強になる本。 ミステリアスな御木本さんが素敵。
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失踪日記のその後。 二度目の失踪後、強制入院させられたアル中病棟での日記。 ある意味全くの未知の領域での出来事。 だけど、すべての人が陥る可能性と、鬱の発症は同じかなぁ… ちょいと前の年代の人達から見れば、鬱もアルも大差ないんだろうな… そういう系列の病院に入院したという事が『恥ずかしい』って言われちゃう。 いきなり死なれてからよりもマシだと思うのは、私だけではないと思う。 アルも、鬱も寛解しても、完治はしないんだなぁって。 ある意味物凄いもん見せられた感は否めない。 鬱は…結構書けないと思うんだよね。 ほら、そのまま自分責めて絶筆される人が多いから… だから、吾妻氏のほぼノンフィクションって凄いって脱帽です。
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これを普通に笑いながら読めるんだけど(密度は濃いから読み進むのに時間がかかるの)、けれど、実際にアル中病棟に入院したのが作者であると思うと……なんというか、じわじわくる。 自分の内面についてじぃと見つめるでもなく、ただ、淡々と作品としてこの本を仕上げた精神力はさすがギャグ漫画...
これを普通に笑いながら読めるんだけど(密度は濃いから読み進むのに時間がかかるの)、けれど、実際にアル中病棟に入院したのが作者であると思うと……なんというか、じわじわくる。 自分の内面についてじぃと見つめるでもなく、ただ、淡々と作品としてこの本を仕上げた精神力はさすがギャグ漫画家であると思う。ストーリー漫画家であったら、物語にしてしまい「よい話」になってしまったんじゃなかろうか。 アルコール依存症からの回復は20%程度に留まる。 つまりそれは、何度も何度も再発するということを示している。出てくる人たちは当たり前のように普通なのにどこかおかしい(おかしいというと失礼なのかもしれないし、漫画的な誇張もあるのだろうけれど)。 特別な理由があるから、アルコール依存症になったのではなく、アルコールを飲み続けるうちに依存症になってしまった。アルコールが無い生活を感柄レ無くなったというのが近いんだろうか。 眠れない……というのは本当に恐ろしいことなんだろうな、と感じた。
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マンガレビューはブログ「くさなぎたつみの大人マンガ夜話」に載せています。 http://kusanagitatsumi.blog.fc2.com/
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ブログに掲載しまた。http://boketen.seesaa.net/article/407566745.htmlアルコール依存症病棟からの、迫真のルポルタージュ 名作『失踪日記』から八年、吾妻ひでおが書きあげた『アル中病棟』。精神病院の一角に設けられたアル中・アルコール依存症...
ブログに掲載しまた。http://boketen.seesaa.net/article/407566745.htmlアルコール依存症病棟からの、迫真のルポルタージュ 名作『失踪日記』から八年、吾妻ひでおが書きあげた『アル中病棟』。精神病院の一角に設けられたアル中・アルコール依存症専用の病棟での、3ヶ月間の入院体験が描かれる。 それにしてもなんでこんなに時間がかかったのだろう。 とり・みきとの巻末対談でも、『失踪日記』がでてすぐに描きはじめたと言っているから、丸々八年かけたわけだ。
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題名には「失踪日記2」とありますが、2というよりも独立した1冊の本でした。もう、どうしようもないところまで追いつめられて入院したのをコミカルに描いているのはさすが吾妻さん。自分を客観的に見る能力も相変わらず健在。我妻さん、もう飲んでないよね・・・。一抹の不安が残った。
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